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人のせいにして反省や謝ることができません

小学3年の男の子です。人のせいにして不平不満を言ったり(言いがかりのレベル)、相手を怒らせ泣かせても反省や謝ることがありません。 私が自分のせいと考えがちなので、なおさら思考回路が理解できません。 うわべの謝罪に意味はありませんし(その場は収まりますが)、自分のせいと考えすぎるのも良くないことは分かります。 意地やプライドで言葉にできないなら仕方ないと思えますが、心底自分の行動を振り返り考えることが出来ないなら、将来が不安です。 どう関われば良いのか分かりません。

今がチャンス!コーチングのコミュニケーションを楽しみませんか?

息子さんの将来を考え、どう関わればと思うのですね。まず、今までの息子さんとの関りを振り返ってみませんか?人のせいにしたり不平不満を言ったり反省や謝罪もしないのはいつの頃から?きっかけとなることは?そのことで、彼が手に入れていることはどんなこと?どんな声掛けをしてきたか?など。きっと息子さんのためと頑張ってこられましたね。ここで、息子さんとのコミュニケーションにコーチングを活用してみませんか? 10歳頃からは客観的な視点や抽象的な思考を持ち始めると言われています。"心底自分の行動を振り返り考えること”が出来るのはこれからです! 息子さんが人のせいにしたり不平不満を言ったりした時、その言動をまず受けとめます。「そう思ったんだね。悔しかったんだね、悲しかったんだね」等と感情を受けとめ、その後、どうしたかったか、どうしたらよいと思ったのか本人の理想の状態を聴きます。 そしてその理想に近づくためにはどうしたらいいかを聴いていきます。親の正論を言う前に、まずは彼のそうせざるを得ない気持ちを聴いて、一緒にどうするといいのかを考えていく関りの中で、最初はスムーズにいかなくても、自分の行動を考える機会も増えていくのではないでしょうか。親子のコミュニケーションを楽しめますように!

息子さんの不平不満をまず受け止めてみる

息子さんが友達を怒らせたり泣かせてしまったら、素直に反省したり謝って欲しいと思いますよね。息子さんが相手を怒らせたり、人のせいにして不平不満を言うのはなぜでしょうか。どうして不満や怒りが出てくるのでしょうか。私自身は周囲の人に理解してもらえなかったり、誤解されていると思うとき、それらのストレスが一定程度を超えると反撃に出てしまうことがあり時々反省します。防御がすぎると攻撃に変わってしまうのだと思います。息子さんにもそんなところがあるかもしれません。息子さんの心の中にはどんな気持ちが渦巻いているのでしょうか。もっと周囲に理解してもらいたい?不安なことがある?私の場合は職場の同僚や周囲の友達に話をして「それは大変だったね」と聞いてもらうことで、大きな衝突やイライラを回避できます。そうすると、アドバイスも素直に聞けます。 まずは親御さんが息子さんの気持ちに耳を傾けてみたらいかがでしょうか。息子さんが謝らなかったことは一旦脇に置いて、息子さんの不平不満をまず受け止めてみる。本人は自分のしたことが悪かったとわかっていると思います。気持ちを受け止めてもらって、高ぶった気持ちのおさめ方が腑に落ちたら、相手を攻撃するだけが解決法ではないと理解できると思います。

表面的に見える行動より、子どもの気持ちへ

私も『自分のせい』と考えるタイプです。ご心配の内容よくわかります。私の話をさせてください。我が子が話し始めると、私は「もう言葉で自己表現できるでしょ?」という思いでいました。しかし実際は、息子は言葉で説明するタイプではありませんでした。私は「自己表現しないことは考えていないことと同じ」くらいに思っていました。表面的に現われる息子の態度だけを見て、外に現れない息子の気持ちにまで目を向けることはできませんでした。子どもには自己表現できない子、いじけてしまう子、自己表現が真逆に出る子など、頭では理解できても我が子にはその思いは至りませんでした。 息子さんが大好きだから、不満を言っている息子さん自身に関心を持ちます。そして将来を心配していると思います。よくわかりますが、視点の角度を変えてみることを提案したいと思います。子ども自身に関心を持つのではなく、子どもの不平不満に関心を持つとどうでしょう。言いがかりレベルでも息子さんが不満を持っているという事は何かを感じ、何らかの問題を感じているという事です。「〇〇に問題を感じているという事なのね」と。息子さんを親戚の子どもくらいの感覚で対話してみるのはどうでしょう。その方がちょっと寛大になれます。子どもは自分自身に関心を持ってくれるより、自分の関心事に関心を向けられた方が素直に気持ちを話してくれることがあります。いつもと違うお母さんの対応に子どもが気づけば、違う展開が待っている気がします!

子どもの気持ちをそのまま受けとめてみる

息子さんのケースとは異なるのですが、私にも「これでは娘の将来が不安」と思ったことがあります。それは、娘が朝起きられず不登校になった時でした。娘の言動は何かと否定的で「誰にもわかってもらえない」と感じていたようです。 縁あってハートフルコミュニケーションで<子どもの話をそのまま受けとめよう>と学んだ私は、まずは娘の言葉のオウム返しから実践を始めました。「しんどい。」と娘が言ったら、私もそのまま「しんどいね。」と返しました。暫く経ったある日、娘が「この歌、好き。」とイヤホンの片方を私に差し出しました。流れてきたのは「核融合炉にさ~飛び込んでみたいと思う~」という空恐ろしい歌詞。私の価値観でジャッジせず「そうなんだ、この歌が好きなのね。」とそのまま気持ちを受けとめると、娘はほっとしたように頷きました。「やっとわかってもらえた」と感じたのだと思います。それから自作の小説を見せてくれるようになり、それを通して娘の考えを聞く機会が増えました。 すると、娘の素敵なところを次々と発見できるようになったのです。私はそれを言葉にして伝えるのが嬉しく、娘にも笑顔が増えました。まずは息子さんの話を聞いて、気持ちをそのまま受けとめてみてはいかがでしょうか。そこから新たな展開が生まれるかもしれません。

お母さんはお子さんの強い味方

まずは、お母さん。物事を自分のせいと思ってしまうようですが、辛くなる時はありませんか? 誰かに話したくても、自分のせいと受け止めてしまっていますので、もう話すのも面倒…きっとわかってもらえない…もう自分の中で消化してしまおう…と思い、 一人で抱え込んでしまうことはないですか?子どもたちの中にもそんな子達はたくさんいます。 「話を聴くよ。」と言っても、「大丈夫」と笑って、一人、心の中にしまい込んでしまうのです。幸いお子さんは、お母さんに色々話してくれるようです。 どうぞ聞いてあげてください。お子さんを否定することなく「そうか、そうか。」「それは大変だったね。」とお子さんの気持ちをそのまま受け止めてください。 お母さんが受け止めてくれれば、お子さんはこれから、いろいろな困難に出会っても、「お母さんは僕の味方でいてくれる!」と信じ、 どんなことも話してくれます。 思春期に入ると、きっと辛いこと、悲しいこと、もやもやすることが、もっとたくさんお子さんの前に立ちはだかると思います。 お母さんは、そんな時の、内なる力であって欲しいと思います。お子さんにこれからどう関わるか、それは「いつもお子さんの味方でいる事!」です。

まずは受けとめることから

親と子どもは、気質も違いますし、思考回路も違います。だからこそ、子どもの話をしっかり聞いてください。心の声に耳を傾けてください。お母さんの考えを少し横に置いといて、その状況も心境も否定せずに、「そうか。~だったんだね。」「〇〇君は~と思ったんだね。」と、子どもの言葉を繰り返してみるといいかもしれませんね。受け入れられないこともあるでしょう。 でも、まずは、受けとめてみることです。お母さんに気持ちを受けとめられれば、子どもも自然に、自分の行動を振り返ることができると思いますよ。