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娘が、毎日とても疲れていて心配です

小4の娘の母親です。 娘の学校では、自粛期間の遅れを取り戻すため、授業のスピードが早いらしく、宿題は毎日山ほどあります。帰宅後は、お友達の家に行き来するのもためらわれますので、習い事か、家で宿題をしています。 休みの日は気分転換をさせたいのですが、このご時世、外出もままなりません。疲れている娘を見ていると、親の私も疲れてきました。 どうやって娘の体や心を癒せばいいのでしょう…。

まずお母さんからリフレッシュ

コロナですっかり生活が変わってしまい、子どもも親も閉塞的な毎日にストレスを感じていると思います。 さらに授業のペースが早くなって、宿題も山ほどあるとはお子さんも疲れがたまってしまいますね。 疲れている子どもの姿を見ると親も心が痛みます。子どものことは我がことのように気になりますが、あえて、まずはお母さんからリフレッシュにトライしてみたらいかがでしょうか。 ひょっとしたらストレスが溜まっているのはお嬢さん以上にお母さんかもしれません。お子さんにも声をかけて一緒にやってみましょう。例えばウォーキング。 夏休みに親子で散歩やランニングをしているのをよく見かけました。私も週末歩いていますが、大きな公園まで行って木々の中を歩くだけでもずいぶん気持ちがいいです。 場所を変える、体を動かす、この2つだけでも気分転換になります。母親は家族を優先して自分のことは後回しになってしまいがちです。 お母さんご自身がリフレッシュして充電することで、お子さんの話をゆっくり聞く心のゆとりができたら、間接的ではありますがお子さんの心を癒すことにつながるのではないでしょうか。

今こそ親子で対話を!

子どもの元気な姿を見ていると親も元気が湧いてきますが、反対に子どもが疲れている姿を目の当たりにすると親自身まで気疲れをおこしてしまいますよね。 でも、こんな時こそ、お嬢さんとの対話のチャンスだと思います。小4女子は、もうお母さんよりお友達の方がいい年ごろかもしれません。 でも、そのお友達と思いっきり話せていない今、親子でガールズトークはいかがでしょうか。 まずは、お嬢さんの今の気持ちを十分に聞いてください。お母さんが「うん、うん。そうだよね。」とお嬢さんの想いを受け止めて聞くだけでも、お嬢さんの気持ちは軽くなります。 そして、お母さんにとっても、お嬢さんが今、何に疲れているのかがわかって、不安が少し和らぐかもしれません。普段なら「何言ってるの!」と説教したくなるような内容でも、今はすべて受け入れます。 「そういうのイヤだよね!」と共感したり、「お母さんもあなたぐらいの時こんなことあったよ!」とお母さんの体験を話すのもいいでしょう。 勉強の悩み、友達とのこと、お母さんが否定せずに聞いてくれたら、何でも話せて、きっと最高の癒しになりますよ。

英気を養うチャンス!家族で楽しみませんか?

新しい生活様式での暮らしを、親子で頑張って来られ、疲れを感じ、気分転換も必要と思っていらっしゃるのですね。娘さんの様子もよく見てこられましたね。 ここで、”英気を養う”プロジェクトに親子で取り組むのはいかがでしょう?つまり、どんな気晴らしや休息が体や心を癒せるのか親子で考えるチャンスにしてみませんか?  「体や心が元気になるためにやってみたいこと」を書き出すのです。大きな紙をテーブルに広げて、できるかできないかにかかわらず、とにかくやってみたいことを言いながら書きます。 家族全員参加でやると面白いでしょう。例えば、「ハワイへ行きたい!」と誰かが言っても、「今はできないよ」とは言わずに、全員で「いいね!」と言って紙に書いていきます。 紙がいっぱいになったら、今度はそこからできることを探します。こんな時ですが、「できること」「変えられること」もあるはずです。それを親子で発掘する作業です。心にときめきが戻るといいですね。 4年生といえば二分の一成人式。親を少し客観的に見られるようになる頃でもあります。 「へー、こんなことで元気になるんだ。」と、親子間の理解が深まったり、意外な発見があったり…という副産物も得られるかもしれませんよ!

おうちを安らぎの場に

長い一斉休校期間の後、学校も、日頃の学習、行事、お友達との関係、たくさんのことが変わってしまいました。お母さんも心配だと思います。 こんな折、お母さんがお子さんに伝えてほしいのは「無理をしなくていいよ。」という思いです。 学校は、授業の遅れ、感染対策で、ピリピリしていると思います。みんながマスクをしているので、先生も子どもたちの表情の変化に気づきにくいでしょう。 授業でわからないことがあっても、近づきにくく、なかなか質問もできないという声も聞いています。 宿題も、あまり多いようでしたら、お母さんのほうから、先生に「多すぎる!」と苦情を言うのではなく、「宿題に時間がかかりすぎてしまいます。どうしたらよいですか?」と相談してみるといいかもしれません。 今、マスクをとって、安心して会話したり、笑い合ったりできるのは、家庭の中だけです。不満を聞いてあげてください。そしてお母さんも、お仕事の不満があったら話してみてください。 小学4年生なら、きっと聞いてくれます。こんな状況だから我慢しなきゃ…と思って大人も子どももストレスをため込んでしまいがちです。 「こっちにおいで。大丈夫?お話しようか?」と、ご家庭を親子で安心できる場にしてください。

親子でボードゲーム

私の子どもたちはすでに大きく、現在形で語ることはできません。でも、もし今子どもたちが小さかったら、私はどうするだろうと考えています。 そして思い出したのが、私が小さなころのことです。私の両親はよく私たちきょうだい4人とトランプやボードゲームをして遊んでくれました。 土曜の夜はみんなで集まってお菓子をかけて勝ち負けをやります。何より両親が夢中になって勝ちに来ていたので、子どもたちも真剣に参加しました。よく笑いました。 今はゲームというと、一人一人がゲーム機をもってやっていますが、それとは違う面白さがありました。私の子どもがもし今小学生なら、私はきっと家族全員で笑い転げるような楽しい時間を持つだろうと思います。 親の働き方も変わりました。これからはますます家族の時を大切にする傾向が高まるのではないでしょうか。思いっきりその方向へ舵を切ってみてはいかがでしょうか。 両親が笑えば、お嬢さんのいい癒しになると思います。

親子でのんびり見つけてみましょう。

芸術、スポーツ、行楽の秋なのに、今年は、いろいろな学校行事や、地域の行事が縮小されたり、中止になってしまいました。とても残念です。 でも、ある意味、親子で楽しめる秋でもあります。このコロナ禍だからこそ、今まで当たり前だったことに感謝し、些細なことに喜びを感じ取り、ささやかな幸せを見つけられます。 そんな小さな「感謝・喜び・幸せ」を、親子でゆっくり見つけていきましょう。