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小学2年生の娘が毎朝学校に行きたくないと言います。

主人の仕事の関係で3月から県外に転校。慣れた環境を離れ、仲の良かった友達とも別れ、子どもにとって大きなストレスになっていると理解しているつもりです。何度か月曜日はお休みし、他の曜日は集団登校の列に私も一緒に校門まで登校しています。行ってしまえば友達とも少しずつコミュニケーションをとれているようで帰ってこればそのまま遊びに行ったりもします。GW明けから毎朝「疲れた」と言って行きたがりません。疲れたを理由に休ませるのもどうかと行かせるのですが、娘にとってはそれが大きなストレスになっていないか心配です。 現在2歳の息子も保育園に行き始めたので、私は求職中なんですが行きたがらない時は休ませたほうがいいんでしょうか。。

子どもの選択を受け入れる

私の娘は、不登校経験者です。なので、お子さんの姿を心配に思うお母さんの気持ち、よく分かります。そんな中お母さんは、お子さんの様子をよく見ていらっしゃるし、お子さんの気持ちにも寄り添っていらっしゃるように思いました。私は、それが中々出来ませんでした。このまま休み続けたら、どうなってしまうのだろうと不安にかられたり、家でテレビを見て、笑っている娘にイラついたりしていました。それを解消しようと、休む理由を問いただしたり、無理矢理行かせようとしてしまいました。結果、子どもの自己肯定感は下がり、次のステップへの一歩を踏み出すのに、時間がかかってしまいました。今回のご相談は、行きたがらない時にどうしたら良いのかということでしたね。今の私なら「そっかぁ、疲れてるんだね。学校は行けそう?休んでもいいんだよ。体も気持ちも元気になったら行けばいいんだよ。」と子どもに選択権を与えるかもしれません。そして、子どもの選択をそのまま受け入れる。子どもは、そのまま受け止めてもらうことで、認められたと感じ「このままの自分でいいんだ」と思えるからです。子どもの心を守り、まずは元気を取り戻す為に、親子で楽しいこと探しでもしてみませんか? 元気になれば、前へと踏み出せるようになるのではないでしょうか。

焦らずゆっくりなれていこう

子どもにとってそしてご自身にとっても慣れない新しい環境での生活のなか、お子さんが転校先の学校を休みがちとのこと、お母さんが不安になるお気持ち分かります。わが家の娘は転校の経験こそありませんが、新しい環境に慣れるのに少し時間のかかるタイプです。4・5歳の頃スイミングスクールの進級で大好きな担当コーチが変わった時は、泣きながらしばらく進級前のクラスに居座っていたことがありました。小学校低学年の頃までは、クラス替えで担任の先生や周りにいるお友だちが変わるとしばらくは緊張の毎日で、4月5月はよくヘトヘトになって帰宅していたのを思いだします。実は私自身にもその傾向がありました。小学3年から4年生になるタイミングで引越しを経験し、しばらくの間はやたら緊張していたことや夜布団に入ると前の学校のことを思い出して泣いていたことは、今でも記憶に残っています。新しい環境で緊張したり、人間関係で気疲れするのはきっと子どもも大人も同じこと。帰宅後そのまま遊びに行くこともあるとのことですから、きっと少しずつお子さんのペースで慣れていかれるのではないでしょうか。 まずは、親も子も焦らずゆっくりとお子さんの様子を見守りながら慣れて行きましょう。

お子さんとじっくり話してみませんか

お子さんの気持ちを考え、できることをしてあげているのですね。 学校に行きたがらない時、どうしたら良いか…お母さんは心配や迷い、色々な気持ちがあると思います。まずは、お子さんとじっくり話してみませんか。「疲れた」といっても、何が疲れるのか、どんな時に疲れるのか。また、友達と遊んでいる時の事。転校してどう思っているか、 など・・・何に対してどういう思いがあるのか、漠然とした気持ちも言葉にすることで、気持ちを整理できます。また、友達と遊んでいる時の事も話してみたら、楽しんでいる自分に気付くかもしれません。何より、話をお母さんに受け止めてもらう事で、安心できると思います。もし、お母さんの考えと違う考えがあっても、「そう思っているんだね。」と受け止め、聴いてあげてください。お母さんが自分の気持ちを分かってくれると子どもは安心できます。学校に行けない事で、自分を責めている場合もあります。そんな時、その気持ちもあっていいんだよ、と受け止めてもらえたら、自分を肯定できます。大切なことは、心の安定だと思います。学校に行けても、心が安定していなければどうでしょうか?子どもがどんな選択をしても大丈夫!と、どーんと構えてください。自分を信じてもらったとき、子どもは力が湧いてくるのを感じるでしょう。お子さんとの対話を通して、子どもの気持ちを知り、お母さんに何が出来そうか見つかるといいですね。

「疲れた」に焦点を当ててみる

コロナ渦で色々と気遣うことが多い中、転勤でご家族それぞれの環境が変わって、色々と気を揉まれると思います。そんな中、お子さんも新しい学校で葛藤されていますね。「疲れた」というのも色々あると思います。肉体的な疲れなのか、それとも精神的な疲れなのか。そのお子さんの「疲れた」に焦点を当ててみてはいかがでしょうか。言葉は伝える・受け取る相手によって解釈が異なることがあるため、具体的にどういうことなのかを一緒に考えてみるとヒントが見つかるかもしれません。学校のことかもしれませんし、勉強が難しくなったことかもしれません。通学や友達関係かもしれません。お子さんに「疲れた?もう少し聞かせて」と寄り添ってみてはどうでしょうか。初めは具体的なことは言えないかもしれません。でもそれはお子さんが自分の気持ちを言葉にする準備ですので、焦らずゆっくりと待ってみてください。「あのね、実はね…」と言ってくれたら、「そうだったんだね、言ってくれてありがとう。お母さんにできることある?」と言ったことにお礼を伝えてみてください。そうすると「言っていいんだ」と子どもは安心できます。まだ転校して間もなく、まだまだコロナが収まらない状況ですが、少しでもお子さんに寄り添って具体的な「疲れた」を探してみてはいかがでしょうか。 お母さんにしかできないことがきっとあるはずです。

お母さんの笑顔がいちばんの元気の源

お子さんが学校に行かないと言い出すと、とても不安になりますよね。 新しい学校では、うまくスタートをきって欲しいと願う親心もよく分かります。私の娘は小学校4年生の時に学校へ行けなくなりました。きっかけはお友達とのトラブルでした。その後、娘は「疲れた」という言葉を口にしはじめました。私は娘を不登校にしてはいけないと、様々な手を尽くしましたが娘の様子は悪化するばかりでした。相談員の方から、「ご主人が大変な時ですものね。」という一言を聞き、そこで初めて夫のことに気をとられて娘の話を聴いてなかったことに気付きました。娘が「学校が楽しくない」と言い出したのは、夫の病気が見つかった時とほぼ同時期でした。お子さんは、お友達とコミュニケーションがとれているとのことですので楽しい気持ちを持ちながらも、環境の変化に戸惑いを感じているのかもしれません。まずは、お母さんご自身が新しい環境で楽しんでみてはいかがでしょう。 そしてお子さんとお母さんと一緒に楽しむ時間を過ごすうちに、お子さんの元気もチャージされていくのではないでしょうか。

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ポイント

お子さんは、環境の変化に対してどんなタイプでしょうか。新しい学校に一刻も早く慣れて楽しんで欲しいというお気持ちはよく理解できます。もし、お子さんにとって今回が初めての大きな環境変化ということであれば、少し時間がかかってもお子さんのペースで新しい環境になじんで行けるよう焦らず、長い目で見守られてはいかがでしょう。先ずは、お子さんの「疲れた」という気持ちを受け止めてあげてください。 そして、安心して元気をチャージできる、お母さんや家族のいるお家という居場所が子どもにとっては何より大切であることを忘れないでくださいね。