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乳幼児期学童期思春期凸凹っ子

子どもが家のルールに納得しなくなって、困っています

これまでは何も言わずに家のルールを守ってきたのに、高校生になって子どもの判断基準が友人第一となって、
「他のうちの門限はこんなに厳しくない。なぜだめなの?!」と何度も言うようになり、手を焼いています。
どう対応すればよいでしょうか?

会話をする機会にしてはいかがでしょうか

高校生にもなると、人によっては、親と変わらないしっかりとした判断をするようになります。
子どもの方から「他のうちの門限はこんなに厳しくない。なぜだめなのか」などと問いかけがあったら、「そうね」と会話をする機会にしてはいかがでしょうか。
そのためには親は「なぜ、門限はその時間なのか」という考えを持つ必要があります。

小学生のころのように「よそはよそ、うちはうち」ではすみません。 一度親自身の考えを整理してみませんか?門限時間の理由を一つ書いてみてください。
それに子どもがどう反論するかを予想すれば、その反論にどう答えるかを考えることができます。
親が思いつきで言っているのではないと分かれば、子どもも真剣に考えます。

同時に、子どもがもっと自由が欲しいと思っている気持にも耳を傾けることが大切です。
この時期子どもは、自分の判断に従って動き、それがどんな結果をもたらすかを確認して、自分の判断がよかったかどうかを学びます。
その時、自由が与えられないと、子どもはその体験から学ぶことができません。

親の価値観や心配と、子どもが求める自由がどのあたりでバランスを取るかは、話し合わないと見つけられません。
子どもが高校生になったら、必要以上の干渉は控え、子ども自身に判断させ、その判断の結果を子ども自身に体験させるよう提案します。
「10代(思春期)の子どもの心のコーチング」をご参照ください。