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中1女子、宿題等のやるべきことが出来ません

中学生1年娘のことです。中学生になって特に夏休み明けから、宿題等のやるべきことが出来なくなってきました。 特に最近は、漢字練習のような短調な宿題でさえ、拒否反応のように、とりかかることが出来ません。その結果、次の日学校に行けずオンライン授業にしたり、休んだりしており、その頻度が高くなってきています。元々小学生の時は素直で成績もよく、中学でも、そんなに勉強しなくても、今までは学年で10番前後と成績は悪くありません。ただ、宿題のような強制的にやらないといけないことは嫌いで、スマホや遊びなどの楽しいことに夢中になり、やるべきことに頭を切り替えることが出来ません。学校に行けば楽しいみたいですが、げっそりと疲れて帰り、風呂も入れずに寝てしまうこともあります。毎日私もハラハラし、気が休まることがなく苦しいです。どう私が対応すべきかアドバイスをお願いします。

ドンと構えて見守る勇気

学校のある種強制的な雰囲気から解放されて自由な夏休みを過ごした後、学校に戻ってまたその雰囲気に圧倒されたのかもしれないですね。 長期の休み明けに、精神的にも、肉体的にも疲れる子どもはよく見受けられます。そんな時は、どうすればいいのか対処法を考えてみましょう。

話をよく聞いてみる
宿題をやりたくない、学校を休む、ということの原因となるような何か悩みを抱えていないか、お子さんの話を聞いてみましょう。 友達関係や学業に関して、漠然とした不安を抱えている場合もあるので、ただ受けとめながら聞いていくといいでしょう。もし、具体的な問題があるようなら、それを解決できるよう、親ができることを検討してみてください。

無理をさせない
話を聞いても、特に具体的な問題を抱えている様子がないという場合もあります。ただやる気になれない。やたら疲れる。子どもによっては、寝てばっかりいるという子もいます。 この時期の子どもは疲れやすく、これまで以上に眠りを必要とする子もいます。怠けていると思うかもしれませんが、生理的なものなので、無理をさせず、とにかく十分な睡眠をとれるようにしてください。

生活リズムを整える
とはいえ、中途半端な時間に寝て、夜中に目を覚ましてスマホでゲームするなどと、生活のリズムが乱れることは避けたいです。 生活のリズムを整えるための決めごとをするのも役に立つでしょう。早めに就寝して、朝型の生活に切り替えることで、朝、宿題に向かえる体力を取り戻している可能性も高いです。 部屋にスマホを持ち込まないなどの対策も有効です。元気を取り戻すための対策を、お子さんとしっかり話し合うことをお勧めします。

見守る
できることを全てやったら、あとは「この時期の子はこんなもの」と、ドンと構えて見守る勇気が必要ですね。子どもは親の安定感に支えられます。 周りでハラハラと気をつかわれるより、「必要なことがあれば何でも言ってね」と、自分の状態を自分で管理することを任された方が、エネルギーレベルは上がりやすいものです。成長期です。いろいろ心配はあると思いますが、見守りましょう。