中2女子。自分のやるべきことを後回しにして人に付き合います。
中2女子。人が良くて人に誘われたり頼まれたりすると断れない。自分のやるべきことを後回しにして人に付き合います。結局やるべきことができずに、落ち込んで具合が悪くなったりします。そろそろ中3受験の時期です。もう少し自分のことに集中してほしいと思うのですが、なかなかその思いが伝わりません。どう伝えればいいのでしょうか。
お子さんは幼いころから人に優しく、自分のことより人を優先する傾向が強かったのではないでしょうか。人の心の動きにも敏感で、誰とでもすぐに仲良くなれる、気の利くお子さんだと思います。
何よりもその優しさや人に対する配慮はいわば彼女の強みです。一方でその傾向は、彼女自身が自己管理しないと、彼女自身が望む暮らし方や進路を邪魔してしまう可能性もあります。
すべての人がその人の気質の傾向を持って生まれてきます。そして人は、成長する中で、その自分の傾向とどう付き合っていくかを学んでいきます。
うまく学べる人はその気質の素晴らしい面をより良く発揮して生きていくことができます。お子さんは今まさにそれを学ぶ時期に来ていて、親のサポートを必要としているのではないでしょうか。
どうコーチングできるかを考えましょう。
お子さんの優しさを否定せず、彼女の強みとして認める
友達の誘いや頼みを断りなさいとか、自分のすべきことを優先しなさいというアドバイスは彼女を板挟みにします。友達にNOと言いたくないという気持ちと、それを親に認めてもらえないということの間でお子さんは悩みます。
まずは、その優しさを強みとして認めてください。「断りたくないんだよね」と、彼女の気持ちに共感しましょう。そして、同時に自分に対する優しさも大切であることを伝えます。
5年後の自分からのメッセージ
大学生になっているでしょうか。そのころ彼女は何をしているでしょう。どんな友人たちに囲まれて、どのように日々を楽しんでいるでしょう。そのころのお子さんが今の彼女にメッセージするとしたら何というでしょうね。
親に理解され、共感されていれば、彼女はきっと友達も大切にするけど、自分のためにも時間を使った方がいいという意味のことを言うでしょう。そこから対話を始めましょう。
友達との時間と自分のための時間を区別する
友達との時間も大切にしながら、自分のためにも時間を使うためには何をする必要があるかを質問します。ここでも彼女は断りたくない自分と出会うことになります。
でもそれは相手を拒絶することではなく、自分の時間を選択することであると理解できるといいですね。今日のこの時間は自分のための時間として、別の時間を友達のために作るという考え方ができるようになることです。
常に友達の都合に合わせるのではなく、お互いにいいものを選ぶことができると伝えましょう。
新たな伝え方を学ぶ
断るのではなく、別の機会を一緒に検討するコミュニケーションの練習をしましょう。「今日はちょっと都合が悪いけど、〇曜日か△曜日なら大丈夫。どうかな?」とその言い方を一緒に練習しましょう。
最初はぎこちなくてもやっているうちに自信をつけていきます。
親が思うことを子どもに押し付けても、子どもはそれを受け入れられません。なぜなら親の気質と子どもの気質は違うから。子どもの気質とその傾向を理解して、それに共感した時、子どもは初めて親の言葉に耳を傾けます。
そして、子どもは親が自分の味方であることを知るのです。
エニアグラム
気質を学ぶことで親子の気質の違いを確認することができ、その違いにどう対応すればいいかを考えることができます。




