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3人の子どもの関係が最悪です

高2男子、中1男子、小5女子の三人兄弟です。

この三人のきょうだい仲がとても悪いのが気になります。 幼いうちから、必ずしも仲の良い兄弟ではありませんでした。 長男は面白くないことがあると、よく次男をいじめていました。 長男が中学生になる頃から、家の中では喧嘩が絶えず困っています。 長女は、兄たちと取っ組み合うことはありませんが、口が悪く、びっくりするような激しい言葉で兄たち攻撃します。

同じように愛して育ててきたつもりなのですが、何かが間違っていたのでしょうか。仲良くさせることはできないでしょうか。

優しさは上から下へと流れます。

優しくて頼もしいお兄ちゃんと、そのお兄ちゃんを尊敬する弟や兄想いの妹。 それが、親が抱く理想です。ところが現実はというと。取っ組み合いと、ののしり合い。親としてはつらいですね。

きょうだいがお互いを思いやる気持ちを育てるには、きょうだい一人ひとりが思いやりを受けて育つ必要があります。 それは、きょうだいとしてワンセットではなく、お兄ちゃんとしてではなく、一人の人として思いやりを受けるということです。

最初ご長男は一人でした。何年間かは親の愛情を独り占めできたのです。 ところが二人目が生まれると、まだまだ幼いながら「お兄ちゃん」として我慢したり、譲ったりすることが求められました。 親を取られるだけではなく、「お兄ちゃん」であることを求められるというのは、幼い心には負担なのではないでしょうか。 親としては一人ひとりを公平に、同じように愛情を注いで育ててきたつもりでも、子どもは必ずしもそう感じてはこなかった かもしれません。 幼いころにライバルであると認識したまま、今に至っているのではないでしょうか。

幼いうちであれば、上に我慢をさせないことをお勧めします。 年長の子どもが充分に満たされていれば、下の子どもに対する八つ当たりはなくなります。 優しさは上から下に流れます。 すでにお子さんは3人とも思春期という難しい時期です。 今は激しくぶつかり合うでしょう。 友人であれば、我慢ができることも、家族であるだけにお互い我慢しません。 特にきょうだいはストレスのはけ口になりやすいものです。 大人になればまた別の関係が作れますから、この時期に親が一人ひとりにいかに共感を示せるかがカギになります。 思春期は悩みの多い時期です。勉強のこと、友人や異性関係のこと、将来のこと、容姿について、彼らの悩みは尽きません。 その一つ一つを親には話しませんが、きっと悩んでいるのだろうと理解を示して、説教したり、正しく導こうと意見を 押し付けたりせず、なるべくやさしさと思いやりをもって寄り添い、見守りましょう。