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物を欲しがる子

中2の娘がものを欲しがります。 ゲーム機に始まりスマホも新しいものを欲しがります。 試験の点数など条件を付けて頑張らせるのですが、最初はちょっと頑張るものの続きません。 結局、成績が良くなくてもやっぱりほしいと食い下がります。 こんなにものを買っていて、大人になったら自分の収入でやっていけなくなるのではないかと心配です。 同時に、友達が持っているのに、娘だけ持っていないものかわいそうかとも思いたいへん悩みます。

子育て軸を立てましょう

気質によって、物を欲しがる子どもと特に物には興味のない子どもがいます。 興味のない子は「誕生日には何がほしい?」と聞いても、「別に」という返事がかえってきます。 対照的に、欲しがる子どもは次から次へと今持っていないものを欲しがります。彼らがほしいのは物ではなくワクワクする体験です。 ところが幼いころのある時、物をもらって大変うれしくワクワクすることを学びました。 本来、物で刺激的な体験をするより、親との遊びや夢中になれること、スポーツなどであればいいのですが、大人は多くの場合子どもを 喜ばせようとして、おもちゃなどものを与えます。 ひとつもらって満足するわけではありません。手に入れればもうワクワクはなくなります。また次を求めることになります。

まずは、親が子どもをどう育てたいかの軸を立てることをお勧めします。目指すのは子どもが大人になる頃です。 自分の欲しいという気持ちとうまく付き合い、経済的にも健全に暮らす姿が目標です。与える必要のあるものは何か、必要のないものは 何かを決めて、それをはっきりと子どもに伝えることです。 与える必要があると思うものは気前よく与えること、必要がないと思うことはきっぱりと断ることです。 この軸がずれると、子どもは駄々をこねれば買ってくれると学びます。 また、成績を条件に物を買うという、欲しいものを餌に勉強させるというのは考えものです。 特に親の方からその条件を出す場合は、全く的違いの結果になる可能性があります。 軸をはっきり立ててぶれないというあり方は親の心の強さが試されます。 欲しがる子どもに「買いません」というのですから、かわいい子どもがしょんぼりする姿を見るのは辛いものです。 買ってやりさえすれば喜び、興奮し、「ありがとう!」と言うでしょう。この瞬間を親は喜びますが、それはほんの一瞬です。 また次の「欲しい」が始まります。親としての成長を求められています。

子どもの欲しいという気持ちを無視することなく、「欲しいのは分かる、でも買いません。なぜかと言うと・・」何度も何度も 静かに話すことです。親はそのための言葉を持つ必要もあるでしょう。