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子どもの感情の起伏が激しくて戸惑います

14才の長男の感情の起伏が激しくて驚きます。 成績に関しても、いい時は有頂天で調子いいことを言いますが、悪いときは「もうダメだ!」と この世の終わりのような落ち込みようです。 私がちょっと注意しただけでも、キレそうな勢いで反抗してきて、扱いにくいと思うことがよくあります。 小学生のころまではそれなりにいい子だったのでびっくりです。
思春期ってこんなもんですか?成長するともっと落ち着いてくるのでしょうか。

親の接しかたを変えてみてください

気質にもよりますが、一般的に思春期の子どもは感情の起伏は激しいものです。 それ以前よりも喜怒哀楽をはっきりとあらわすようになります。
もともと無口な子どもが、より口を利かなくなり、突然キレたように怒る。 もともと明るい子が、ケラケラ笑っていたかと思うと、しくしく泣き出したりとかよく聞きますね。 特にその年ごろの子どもが興味を持つアニメやゲームなどの影響もうけるのでしょう。 そういった商品は、刺激的なつくりをしているので、ついついその中に引き込まれるというのもあるでしょう。 また友だちの影響を受けている可能性もあります。 結構感情をあらわにする友だちと付き合っていると、そして、それがなんとなくカッコいいと思うような ことがあると、自分も真似してやってみようとするのです。 あまり心配せずに、見守ってみてください。
小学生のころ落ち着いていたのなら、大人になればまた落ち着いていくでしょう。 ひとつ親にできることは、普段の対応の仕方を振り返ることです。 お子さんが思い通りにならない時に、お父さんやお母さんが感情的になって対応することはありませんか? 感情的になって怒ったり、お子さんをコントロールしようとしたり、言うことを聞かせようとすることは ありませんか。 子どもは特に幼いころは、親をモデルにして色々なことを学びます。 子どもに対して声を荒げることが多いと、子どもは次第に自分の思い通りにならないと感情的になって 場をコントロールすることを学びます。 小学生の頃は比較的聞き分けがいいので、親の言動を受け入れがちですが、思春期になるとすべてに 反発してきます。これまでに、感情的に叱られたりしてきたことをまねている可能性もあります。
お子さんはまだまだ子どもですが、自分ではもういろいろ考えていて、いろいろできると思っている かもしれません。 これまで以上に、ちょっと距離を置いて冷静に接してみてください。 イライラすることがあっても、ちょっと自分を抑えて、受け入れ見守る態度を示してみてはどうでしょうか。 何か変化があるかもしれませんよ。