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学校が嫌だと毎日のように不満を漏らす高1の息子

高校に進学した息子が、学校が嫌だと毎日のように不満を漏らします。 自分が希望して受験した学校ですが、思っていたのとずいぶん様子が違うようで、学校へ行きたくないと言い続けます。
学校へ行かなくなったら、不登校になってしまったらと日々不安です。

親が、広い視野で子どのも将来を見る

希望の学校に合格し、通学し始めたものの、思っていたのとは違うということはあり得ることです。それでも、それを支える親としてはどうなることやらと不安になりますね。 この時期五月病という言葉もあるくらい、新しい環境に慣れずに悩む若者が多いものです。状況を整理して、どうすればいいかを考えましょう。
息子さん不満の原因は何でしょう。いろいろ考えられます。単に新しい環境にまだなじめずにいるのかもしれません。それであれば時間が解決します。 クラスで新しい友達ができたり、クラブ活動になじみ始めたりすれば、いつの間にか不満をこぼすことはなくなります。 適応に時間がかかるお子さんは、高校生ぐらいになれば自分にそういうところがあると認識していると思います。 このタイプのお子さんの場合は、自分が新しい環境になじめるようになるまでの間のストレス発散の場として親を選びます。親に日々の不満を話すことで、明日に向かうエネルギーを得ようとするのです。 ですから、親は心配して、おろおろするのではなく、しばらくはじっくり腰を据えて、子どもの思いに耳を傾けようと心を決めてください。
「そんなこと言ってないで」と批判したり、「頑張ってよ」と励ますのではなく、「そうか、それは嫌だったね」などと、子どもの気持ちを受け止めます。 「大丈夫だよ」などと気休めを言うのも避けた方がいいでしょう。親が安定的に子どもの気持ちを受け止めることができれば、子どももたまった負のエネルギーを発散して次に進むことができます。 まずは次の一週間は、そして一か月は、とにかく登校できるようにあらゆるサポートをしてください。そして、様子を観察します。
子どもの話を丁寧に聞いていれば、見えてくることもあると思います。時には、なじめないとか時間の問題ではなく、本当にお子さんが苦しんでいることが分かるかもしれません。 そんな時には、ご両親も具体的な対策を模索する必要があります。学校との情報共有をはじめ、転校も視野に入れる必要があるでしょう。 「君がぴったりの居場所を見つけるまで、一緒に頑張るよ」というメッセージを伝えるようにしてください。 親が入学した学校にしがみつくことなく、広い視野で子どのも将来を見ることができれば、その姿勢が子どもの気持ちの安定に役立つことも考えられます。
学校も様々な子どもの傾向をよく理解して、クラスでの出会い以外に、クラブ活動など様々な活動で子どもたちがより多くの人たちに出会えるように工夫をしているものです。 様子を見ながら担任の先生に相談しましょう。親と先生の信頼関係が、子どもの学校における居場所づくりに大いに役に立つという話もよく聞きます。