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自分で決めない中3の娘

自分で決めない中3の娘に困っています。何かを決めるときになると、「ねえ、どうしよう」と親を頼ってきます。 洋服を買うときも、欲しいと言いながら最後は迷って迷って、じゃこれにしておきなさいというと不満そうに従うといった感じです。 今後進学などいろいろ決断しなくてはならない時期を控えてどう対応すればいいのか心配です。

コツは本人に話させること

子どもが自分で決めるメリットは何でしょうか。それはやる気につながる点です。人は、自分で決めたことには自発的にかかわることができるのです。 これがやりたいという意思を持って選択し、そして行動に移すとき、人は常に高いモチベーションを保つことができます。
ところが、自分ではなかなか決断しない子どもがいます。何かというと周りに頼って、周りの判断に沿って決めようとします。幼いころは親も、特に気にすることなく代わって決断してきました。 ところが大きくなって、自分で決める年齢になっても、親の判断を求めてこられると心配になりますね。
自分で決めない理由のひとつには気質の傾向があります。それは確認したい傾向です。決める前に、「これでいいよね」と信頼できる人に確認するのです。 ところが、親がそれを自分では決められないととらえて、「こうしなさい」と決めてしまうと、子どもは頼ることを覚えます。 また、「何でもいい」という子どももいます。何を選んでいいかわからない、充分な知識がない場合もあります。 また、無意識に対立を恐れる場合もあります。そんな子が、たまたま自分で何かを決めたときに、後で親に「こうすればよかったのに」と言われると、自分で決めることが怖くなります。 親との対立や失敗を恐れ、ますます自分では決めなくなります。
親にできることは、子どもの傾向を理解して、子どもの自発性を育てるようなかかわりをすることです。「ねえ、どうしよう」と頼ってきたら対話のチャンスです。 つまりお嬢さんの自発性を育てるときです。「あなたはどうしたいの?」と対話を始めてください。お嬢さんはきっと自分の葛藤を話すでしょう。 「そうか、〇と△で迷っているんだね」と受け止めながら、〇のいいところ、△のいいところなどを聞きながら話を聞くといいでしょう。コツはお嬢さんに話させることです。 話しながらお嬢さんは自分の迷いと出会い、自分の方向性を確認します。「わからない」というようであれば、知識が充分にない可能性もあります。 例えば進路に関することなど、自分の好みだけでは決められないこともあります。知識を与えたり、一緒に調べるなどする必要もあるでしょう。
最初は親の意見や希望は控えたほうがいいでしょう。親の気持ちを察して、それを優先させてしまう場合もありますから。対話を重ねるうちに、子どもは自分の気持ちを確認して行きます。 そうなれば、親も期待を述べるときです。次第に、むやみに親の意見に左右されなくなっていきます。
親が面倒になって、代わって決めたり、「そんなことぐらい自分で決めなさい」と突き放すと、ますます決めることが難しくなってしまいます。 ここは教育、訓練の場ととらえて、お嬢さんの葛藤とじっくり付き合ってください。