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学校へ行く意味が分からないという高1の息子

高1の息子が最近学校へ行く意味が分からないと言い出しました。成績はそれほど悪くはないのですが、もともと集団生活が苦手です。将来のためにも高校は卒業してほしいと思います。 校も卒業していないと就職できなくて困ると話したのですが、高卒認定試験を受ければ大丈夫と言って聞く耳を持ちません。このまま不登校になるのが心配です。

まず今はお子さんの気持ちを聴くことです

「学校へ行く意味が分からない」などと言われると、ドキッとしますね。意味があったとしても一人一人違うでしょうし、「これがあなたが学校へ行く意味よ」などと言ってもお子さんも納得しないでしょう。 ですから、将来のためとか就職のためなどというのは、言っても何の役にも立たないと思います。
まず、ご両親が学校へ行く意味を考えてみてはいかがでしょうか。高校は義務教育ではないので、親は子どもを学校へ行かせる義務はありません。中学を卒業したら、子どもは働きに出ることもできるのです。 そういった事実を冷静に眺めたうえで、なぜ親は子どものために教育費を払うと決めたのかを話し合ってみてはどうでしょうか。そして、避けずにお子さんと向き合ってみてはいかがでしょうか。
将来のため、就職のため、と言われると子どもは、親は本当には自分のことを見てくれていないと不安になります。結局親は自分が安心したいだけだと思うでしょう。 今お子さんが求めているのは、話を聴いてくれて、一緒に考えてくれる人、一緒に悩んでくれる人を求めているのではないかと思います。
思春期はちょっとしたことをきっかけに、様々なことを悩みます。成績のこと、友人関係のこと、将来のこと、異性のこと、生きる意味。それを自分の中に抱えきれなくなると、誰かに聞いてもらいたくなるのです。 息子さんはお母さんを選びました。せっかく選んでくれたのです、話しを聞きましょう。 それは学校行くか行かないかの話し合いではなく、学校へ行く意味や、そのことを考え始めた背景や、何をしたいと思っているかなどをゆっくり聞くことです。
何らかの結論を出そうとは思わないでください。親は安心したくて結論を出そうとします。でもそれで子どもが納得することはありません。親の思い通りにしようと思わないでください。 子どもの思いを聴いて、子どもが自分自身がどうしたいかを見つけるのを手伝うのです。これを子どもと向き合うと言います。
彼はまだ高1です。時間は充分にあります。高卒認定を受けるのもいいでしょう。いつでも受けられます。まず今はお子さんの気持ちを聴くことです。そのためにも、ぜひご両親で話し合ってみてください。