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中3の娘、一生懸命育ててきて、何も効果がなかったのか

中学3年娘です。偏差値22 生活も乱れ、部屋も荒れ放題。進路の相談も、反抗が強く出来ずに困っています。この子の未来の為に、してやれる事はないのだろうか? 一生懸命育てて来たつもりですが、何も効果が無かったのか、これからやれる事は無いのか親として模索しています。アドバイスがありましたら、教えて下さい。

子どもから生きる力を引き出そうとする決意を

「一生懸命育ててきたつもりですが、何も効果がなかったのか」、、、心の痛む言葉です。親であればだれもが子どもにとっていいものをと思い、懸命にその努力をします。 ところが、やっていることがより良い結果につながらないときの焦りや混乱は本当につらいものがあります。「これからやれる事はないのか」という問いに対する答えは、「できることはあります」。  というよりも、ここから始まると考えるのがいいのではないかと思います。

今のお嬢さんの状態は、3つの要素が絡み合った結果です。その3つとは彼女の気質と育った環境、そして思春期という特殊な時期の反応です。 ひょっとするとここに、親がこれまで気づかなかった体や脳の癖があるかもしれません。これらの要素が微妙に絡み合って、今のお嬢さんの状態になっていると考えます。

これまでも多くの躓きを体験する親子と出会ってきました。お子さんは男子のことも女子のことも、年齢は幼稚園児から30歳を過ぎるお子さん(?)まで。 そして、どのケースも親御さんの、「子どもにとって前進しやすい環境を作る」という決意でお子さんは前進を始めました。それは、親が子どものコーチになって、子どもから生きる力を引き出そうとする決意です。

お子さんのコーチとなって、生活面や学習面でのサポートをしようとすれば、お子さんとの間の信頼関係が必須となります。そのためにすぐにできることは、親御さんの目線を下げることです。 親の期待という目線から見て、お嬢さんの状態は「良くない」、いえそれ以下「悪い」と判断しておられますね。 目線をぐーっと下げて、彼女は生きてる、ご飯も食べる、眠る、学校へ行く、お風呂に入る、など、できているところから始めてみてはいかがでしょうか。 「できている」目線で見ることができれば、お嬢さんに対する親御さんの態度も言葉も変化していきます。そんな親にお嬢さんは信頼を寄せるでしょう。いよいよ「コーチ」の誕生です。

子どもを何とかすることはできませんが、親が自分を成長させることは自分次第で可能です。親の柔軟性が高まれば、子どもへの対応も柔軟になり、子どもはそこから伸びていきます。

この時期にやってはいけないことは、もうしてやれることはないと手放し、成り行きに任せたり、自分が変わるなんてそんなことは面倒だし、自分が変わるのは無理とあきらめることです。

今この時こそが親の仕事、親の出番と覚悟を決めれば、きっと将来、「あの時は本当に頑張った。そのおかげで今日がある」と思える日々がやってきます。

応援しています。共に学び前進しましょう。