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乳幼児期学童期思春期凸凹っ子

中二の娘、仲が良かった友達のグループから外されているようです

イヤなことを言われたり、されたりというのはなさそうですが、誘われないということが続いているようです。娘が近づくと話題が変わったり、明らかに雰囲気がよそよそしくなるようです。 私自身が高校生の時同じ体験をしているので娘がかわいそうで仕方がありません。辛そうに話してくれる娘に何とアドバイスしていいのかわからず悩みます。

受け止め、寄り添いましょう

今のお嬢さんの状態は、そばで見ているお母さんにとってもつらいものですね。この年頃の子どもたちの心は、驚くほどに不安定です。 ちょっと前まで仲良くじゃれ合っていた友人も、何かの拍子に心が離れてしまうと急に残酷な態度をとったりします。お嬢さんは辛い毎日を過ごしていますね。。

まず、お母さんにできることは彼女にとっての良き聞き手になることでしょう。お嬢さんがお母さんに話せるということは、二人の関係が良いことを物語っています。自信をもってお嬢さんの話に耳を傾けてください。 家に帰れば、愛し、受け止めてくれる人がいることを伝えます。その時に、お母さんはどんなアドバイスをすればいいか悩んでおられますね。さて、お母さんのアドバイスはお嬢さんの役に立つでしょうか。 というのも、お嬢さんが今体験していることは、想像はできても、それはお母さんの想像でしかありません。お母さんは高校生のころ同じ体験をしたということですが、それは同じではありません。 よく似た体験でしかないのです。そのよく似た体験をもとに、「~するといい」「~だから気にしない方がいい」「~してみたら」など、考え方、行動面でアドバイスしても、彼女には響かないかもしれません。 それどころか、分かってもらえないと、お母さんに話すことさえあきらめてしまいかねません。

まず、彼女の言葉に耳を傾けること。「そうだったの」「それは辛かったね」「それは嫌だよね」と受け止め、寄り添いましょう。 お嬢さんがつらかったことを全部吐き出したら、アドバイスではなく、お母さんの体験を話してもいいでしょう。「お母さんも高校生の頃ね、、、、」と話してみてください。 お嬢さんが興味を持てば、「お母さんはどうやって乗り越えたの?」と聞くかもしれません。そしたら、またお母さんの体験を話してください。主語はあくまで「私」です。 「私は、、、、」と、ご自分のことを話してください。そこで、「だからあなたも~」と、彼女がすべきことなどをアドバイスすると、「私とお母さんは違う」と言わせてしまうかもしれません。

中二と言えば大人の入り口に立っているときです。考え方も、悩み方も、自分なりに手探りで学んでいるときです。寄り添うことで、しっかり支えましょう。