買い物の簡単な計算ができません
小2の男子(ASD)です。通常級在籍、通級指導も受けています。先日、旅先のコンビニで1つ数十円の駄菓子売り場があったので、200円まで買っていいよと息子に選ばせたところ、計算ができないことに気づきました。 算数3ケタの計算はできるはずなのに、なぜ?と、心配になりました。凸凹っ子にはよくあることなのでしょうか。
算数の計算はできるのに、買い物の簡単な計算ができない。どうして? お母さんのそのお気持ちよくわかります。我が家でも同じようなことがありました。
支援センターの先生に伺ってみると凸凹っ子が算数の計算はできるのに買い物の計算が苦手なのは珍しいことではなく、この二つが違う種類の能力を使うからだそうです。
算数の計算は数字だけでシンプル。ひとつの答えをだすことに集中します。
買い物の計算は複雑で値段、持っている金額、予算内で買えるか、などたくさんの情報を同時に考え、処理するには脳の別の機能を使うので、算数とは違った難しさがあるからだそうです。
お子さんの場合、旅先で普段あまり目にしない駄菓子を200円まで買っていいよと言われ、嬉しくてあれこれ、どれにしようかと迷っていた。ご家族を待たせてはいけないと、焦っていた。
算数の計算は机上で筆算ですが、暗算で複数の商品の合計が出来なかった。と、いずれも頭の中が大忙しだったので、計算が出来なかったのかもしれませんね。 ところで、お子さんは普段の買い物体験はよくありますか。
我が家は学童帰りに一緒にスーパーに寄っていましたがお店も忙しい時間なので、金銭のやり取りは私だけ。
あるいは、数字に強い長男に2人分のおやつ代を渡して支払いを任せていたので、次男の買い物体験の少なさを改めて実感したことがあります。
◆我が家の場合
ウチの次男も同じ2年生頃(ASD・言語遅滞/通常級+通級)だったと思います。
駅チカのたい焼き店で150円のクリームたい焼きが食べたいというので一人で買っておいでと、200円を渡す際に「おつりは何円?」と軽い気持ちで訊くと「うーーん」と首を傾げたのです。
次男のその様子を見て、『算数の数字の計算』と『買い物の計算』が、次男には紐づけされていないことを悟りました。つまり、学校で学ぶ知識を日常生活に応用すること、イメージすることが苦手なのかも…ということです。
その時に思い出したのが、彼が苦労した小1の2桁の足し算でした。繰り上がりの数字がイメージしづらかったのか、✗になるのはその問題ばかり。
次男は視覚優位の特性があるので、イメージを『見える化』するためにおはじきや繰り上がった数の補記をし、数字の計算の理解をサポートしました。
私は、次男にお金と買い物について体験する機会をゲーム感覚で行うようにしました。
・お金の種類と価値 1円硬貨10枚=10円硬貨1枚 10円硬貨10枚=100円1枚
100円硬貨10枚=1000円札1枚など 本物の硬貨で両替
・お金=物として教えた お金は『お金で買った物』と交換できる ⇒ 100円でアイスを買った
お金は数字ではないと理解させるため乗車時は切符を購入。Suicaは理解してから、略歴印字も便利
・自動販売機で練習 好きなジュースを書かれている金額の硬貨を投入する
・100円で70円のモノを買ったら、おつりは何円?と計算式と実際の硬貨で見せて、確認
・支払いの練習 金額を伝えて、その分の硬貨を出す
・メモに商品と値段を書きお使いをお願いする。最初はひとつから。できた!を増やす
いかがでしたか?将来自立した時に子どもがお金の管理ができるよう、お金との付き合い方を年齢に応じて学んでいけるといいですね。応援しています!
オンラインコーチング
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親の対応力を伸ばすと同時に、子どもに対するコーチングのヒントもつかめます。





