卒業後の進路について悩んでいます
支援学校の中学部~高等専修学校に進み、現在高校2年生。軽度の療育手帳あり。 そろそろ進路について考える時期にきています。本人はドラムが大好きで、将来はドラマーになりたいので、音楽の専門学校に通いたいと言っています。しかし、音楽の専門学校はプロを目指す生徒ばかりで、到底ついていけるレベルではありません。 学校に相談すると、「好きなことや得意なことを仕事にするとよい」と言われたそうで、本人はドラマーになるつもりでいます。「障がい者雇用などもあるよ」と話しているのですが、「そういうのは嫌だ」と本人が言います。どうしたらいいでしょうか?
ご相談くださりありがとうございます。まだ子どもだと思っていたら、もう高校卒業後の話をする時期がきてしまった・・・と親として少し焦ってしまいますね。
学校の先生が言われる「好きなことや得意なことを仕事にするとよい」という言葉ですが、大きく間違っているわけではないのですが、発達凸凹さんからすると、その言葉の意味をとらえ間違う恐れもあります。
好きなことや熱中できるものがあるのはとても素晴らしいことなので、そこは大いにやってみると良いかと思いますが、それは仕事としてではなく、余暇支援として続けていくことをお勧めします。
私の息子は現在27歳。障がい者雇用で働いています。月~金曜日の8:30~15:30までの6時間勤務です。毎日真面目に働き、生活費として毎月4万円家に入れてくれています。土日はというと、自由に楽しく過ごしており、パソコンやゲーム三昧です。
相談者の息子さんは「障がい者雇用」が嫌だと言われていましたが、まずはどんな働き方でも構わないので、自分で働いてお金を稼ぐということを体験し、そして自分で稼いだお金で大好きなドラムと関わっていくのはどうでしょうか?自分のお給料からドラムのレッスン費用を出すのもよいと思いますし、ライブハウスやレンタルスペースを借りて、バンド練習するのもよいと思います。
そうしていく中で、やっぱり音楽の専門学校に入りたいという気持ちがますます高まってきたら、その時は自分で稼いだお金で専門学校の費用を捻出すればよいのではないでしょうか。夢を持つことは素晴らしいことです。そしてそれに向かって日々練習するのも大事なことだと思いますが、自分の今持っている力がどれぐらいなのか・・・という現実を知るのも大事なことだと思います。
ハートフルコミュニケーションでは、「人の役に立つ喜びを子どもの心の中に育てていきましょう」とお伝えしています。どんな仕事であったとしてもご縁があった仕事を丁寧にこなし、人から喜んでもらえるようにがんばってくださいね。
ハートフル子育てコーチング講座
自立とは何らかの形で社会参加し、働く喜びを体験しながら生きていくことと言えるかもしれません。凸凹のある子どもに対しては、親が自立させる意図を持つことが重要です。子育ての何をどう考えるかが学べます。





