姉弟を同じ学校に通わせるか悩んでいます
来年、新1年生になる弟(ASD・軽度知的発達症)を、現在小学3年生の姉と同じ学校に通わせるか、他校にするかで悩んでいます。どちらの学校にも支援学級があります。
来年新1年生になる弟さんと、現在小学3年生のお姉さん。同じ学校に通わせるか、別の学校にするか。どちらにも支援学級があるからこそ、「わが子たちにとって、よりよい選択はどちらだろう」と迷ってしまいますよね。
発達に凸凹のあるお子さんの就学先を考えるとき、兄弟姉妹との関係も大切な要素になります。けれど、この選択に誰にでも当てはまる正解はありません。お二人の特性や想い、学校の支援体制、ご家庭で続けられることを重ねて見ていくなかで、ご家族の答えが少しずつ見えてくるのではないでしょうか。すぐに結論を出そうとせず、まずは紙やノートに、次のことを書き出してみませんか。
◆二つの選択肢を並べてみる
「同じ学校」「別の学校」それぞれについて、弟さん・お姉さん・ご家庭にとってのよい点と心配な点を書いてみましょう。たとえば同じ学校なら、登下校や行事の調整がしやすい、弟さんが心細いときにお姉さんの存在が安心につながる、という面があるかもしれません。一方で、お姉さんが弟さんを気にかけすぎたり、学校での役割を背負ってしまったりしないかも大切に見ておきたいところです。
別の学校なら、それぞれが自分の学校生活に集中しやすいかもしれません。その反面、送迎や行事など、ご家庭の負担はどうなるでしょうか。「一般的にはどうか」よりも、ご家族の場合はどうかを具体的に想像してみてください。
◆姉弟の今の様子を見つめる
弟さんは、慣れない環境でどのような支えがあると安心できますか。お姉さんは、弟さんと同じ学校になることをどう受け止めているでしょう。ふだんのお二人は、助け合う関係ですか。それとも距離があるほうが心地よい関係でしょうか。
お姉さんに「弟の面倒を見てほしい」と頼む必要はありません。けれど、本人の気持ちを丁寧に聞き、弟さんにも分かる形で希望を尋ねることは、選択の大切な手がかりになります。
◆学校で確かめたいこと
見学や面談では、支援学級の人数や教員配置、通常学級との交流のあり方、登下校時の配慮、困ったときの相談先などを具体的に聞いてみましょう。制度や設備だけでなく、「この先生方にお願いするイメージが持てるか」という感覚も大切にしてください。
数年後、お姉さんが卒業したあとも、弟さんが安心して通う姿を想像できるかどうかも、ひとつの視点になるかと思います。
◆我が家の場合
我が家も、ASDと軽度知的発達症のある次男の就学時、2歳上の長男と同じ学校にするか迷いました。近い学校には私が望む支援がなく、長男が通う学校には当時支援学級がありませんでした。運良く、養護の先生にお会いする機会を得て次男のことを相談すると一度学校に連れていらっしゃいと言われ、「大丈夫よ!通級もありますよ」と声をかけていただいたことで、子どもたちと一緒に通う姿を具体的に思い描けるようになりました。
長男にも次男にも尋ねると、「一緒がいい」とのこと。教育委員会に希望を伝え、二人で同じ学校と学童に通うことになりました。私が大切にしたかったのは、仲のよい兄弟の関係でした。もちろん、どちらかの負担になったら、そのときは対処しようと決めていました。
一度にすべてを決めなくても大丈夫です。お母さんが今回の学校選びで、いちばん守りたいものは何でしょうか。その答えを軸に、学校やお子さんたちの声を重ねながら選んでいけますように。 応援しています!
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