活動記録

プログラム当日の様子や概要などをハートフルコーチがお伝えします

ハートフルコーチ養成講座初級/大阪(4)


10月13日に大阪で開催されたハートフルコーチ養成講座初級4回目の前日、かつてないほどの大型台風が猛威を振るい日本に上陸しました。
当日、大阪府外から来られている受講生の方も無事会場に到着され、安心したのと同時に、受講生の方々の一回の講座に対する真剣な思いと重みも伝わってきました。

菅原はまず台風の話題にふれ、被害の心配と、早め早めに対策を打つことの大切さを話しました。それは子育ても同じである、というところからチェックインが始まりました。
チェックインでは、受講生それぞれがとても個人的な話しをします。家族構成も、子供の年齢も、悩みも違うはずの受講生みなさんが、それぞれに話す内容は深いところで繋がっていて、みなさんが自分のことのように話しに聞き入り、それに応える菅原の言葉に耳を傾けます。
私も経験がありますが、チェックインの話しを熱心に聞いているうちに、自分が始めに話そうと思っていた内容がどんどんと膨らみ、思いを熱く語っているのに気づきます。そして、子育てを学びに来ているはずなのに、子どもだけではない自分を取り巻く人間関係が、少しラクになっているのにも気づきます。子育てが「人対人」ということを考えれば納得のいくことですが、学びの中で無意識に変化している自分を知るのは驚きでもあり、楽しみでもあります。みなさんがチェックインを終えた頃にはとっくにお昼を過ぎていました。
2019年10月30日(水) No.245 (ハートフルコーチ養成講座)

ハートフルコーチ養成講座初級/大阪(3)


9月15日日曜日、大阪にてハートフルコーチ養成講座初級3回目が開催されました。
今回は会場が変更されたので、迷われないかと心配しましたが、みなさん無事に到着されました。
講座期間中、受講生は電話でピアコーチングをしています。そこでもお互いの話をされているからなのか、とても親しくなっているのが場の雰囲気でわかります。チェックインは終始リラックスした様子で、より自己開示が進み踏み込んだ話をされる方もいらっしゃいました。また、「わが子の話を傾聴していて、私はずっと聞いているだけでいいの?と考えているうちに子どもが結論を出していた」というお話がありました。お母さんは聴いているだけですが、お子さんはお母さんに話しながら自分の気持ちや考えを整理しどうするかを決めていったのだと思います。お母さんは聴くことでお子さんをしっかりと受け入れていらっしゃると感じ、気持ちが和みました。

午後のテーマは「責任を教える」です。
責任とは反応する能力、反応して問題を自分で解決する能力のことです。
反応する能力とは、子どもに起こる出来事に子ども自身が考え、自分で動いて解決する力です。それを子どもにどう教えるかを学ぶなかで、「子どもがやる気をなくしたり、はっきりと態度でNOと示す時、そのサインを親がどう受け取るか?」を考える時間も設けられました。