日々は気づきでいっぱい
渡海さんのご自分が自分を大切にする姿をお子さんが見られて、また、子ども自身が自分を大切にするという見えない連鎖を感じられたこと、それはもしかしたら親子だけでなく夫婦や他者でも同じなのかもしれないと感じた埼玉の落合です。
先日、白い封筒が自宅に届きました。
送り主を見ると、なんと看護学生時代からお世話になっている総菜屋さんからでした。年配の夫婦が営んでいて昔ながらの量り売りスタイル。現在の表現だとDELIに近いです。すべて手作りが店主のこだわりで、すぐにお店のファンになりました。何度か行っていると、店主の奥さん(おばちゃん)が名前をおぼえてくれ世間話をするようになり、私がほっと息を抜ける場所にもなっていきました。
そこには60年続けてきたお店を閉店するとの内容の印刷されたご挨拶文が入っていました。年賀状には毎年、達筆な字で近況を書いてくださっていたので、一抹の不安を感じ訪れることにしました。
2023年03月20日(月)
No.611
(日記)
愛することは、愛されること
兵庫の渡海です。
岩田さん、娘さんのご成人おめでとうございます。「子育て」とは「親育ち」。岩田さんの日記を読んで、しみじみとそうだなぁと思いました。
先日、ハートフルコミュニケーションのワークショップを受講しました。3回講座の第1回『愛すること』。レクチャーを受け、考え、ワークして話していく中で、息子との関係と「愛すること」について、大切な事を思い出したので綴ってみようと思います。
..
2023年03月13日(月)
No.610
(日記)
それぞれの成長
埼玉の岩田です。
子どもが教えてくれなければ、自分から覗いてみようと思わない世界」という安村さんの言葉に思わず大きく頷いてしまいました。子どもが見ている世界は、親には未知な世界でもあり私も、もっともっと私も楽しみたいと思いました。
長女が成人式を迎えました。20年の月日を振り返ると本当にあっという間で、やっと「親になれた!」と思った時には20歳という、、、私自身「子育て」よりも「親育ち」に集中した期間だったように思います。
成人式では最初から最後まで参加出来、お友達との再会に嬉しそうに出掛けていく娘の姿に、もう私の役割は終えたとホッと胸をなで下ろす1日でした。
娘が小学校4年生の時でした。食事が喉を通らなくなるほど彼女が思い詰めてしまい、すべてのことにやる気を失ってしまい、学校へ行けない時期がありました。
2023年03月06日(月)
No.609
(日記)
そんなに面白い?
大阪の安村です。
最後のバトンを受け取りました。仕事と子育ての両立での悩み、私も子どもが病気の時、すごく悩んだのを思い出しました。秋岡さんの働くこと、育てることを取りこみ続ける人生、その先に親と子、それぞれの幸せを感じました。
今回、私は、子どもが教えてくれた世界について書こうと思います。
子どもが、小学生の頃、子どもがゲームをするのを嫌だなあと思っていました。
外で遊ばないでリビ..
2023年02月27日(月)
No.608
(日記)
働くこと育てること
神奈川の秋岡です。
相手のわからないことにも思いを巡らせてわかろうとする、それでもわからないことはそのものとして受け入れることが「愛すること」、山本さんの言葉に深く頷き、そして何だか強く背中を押された気がします。これこそ、ダイバーシティの基本なのかもしれないですね。
さて、私の最後の回は、働きながら子どもを育てるということについて書いてみたいと思います。
私にとって、仕事は自分を成す非常に大事な要素であり、これまでエネルギーも時間もかなり費やしてきていると思います。そして、当然ながら子どもを育てることも、自分を成すもうひとつの大事な要素です。自分にとってこの二つは、「ワーク・ライフ・バランス」という別々のもののバランスをとるような感覚ではなく、自分の世界の中にシームレスに混在しているような感覚です。
とはいえ、最初からそんな風に自分を受け入れ、語れていたわけではありません。仕事に時間を費やすことで、子どもの成長にとって大事な時間を一緒に過ごせないのはどうなのだろう、寂しい思いをさせてないだろうか、子ども達の心の発育に悪影響が出ないだろうかと、いわゆる三歳児神話のようなものにさいなまれた時期もありました。
例えば現在中学2年生の息子と小学4年生の娘が、共にまだ熱をよくだしていた保育園時代、夜中に横で熱くなっている子どもに勘付いて目覚め、とっさに「明日の仕事をどうしよう、どんな段取りで病院に行けばいち早く仕事ができるだろう。」ということを考えました。そして、子どもの体調を心配する前に真っ先に仕事のことを考えた自分がいることに気づき、自分は母親としてなんて最低なのだろうと自己嫌悪に陥って朝まで眠れなかったこともありました。
また、現在中学2年生になった息子が小学校に入ったばかりの頃、学童の新しい人間関係でのストレスで不安定になり、仕事から帰宅すると荒だった感情を息子からぶつけられることが続き、仕事の疲れと重なってそれまでにないくらい自分の感情をぶつけてしまったことがありました。その時、自分がもっと体力と心と時間に余裕を持っていれば、息子を受け止めることができたのではないかと、仕事と自分の立ち位置に悩みました。
2023年02月20日(月)
No.607
(日記)
「愛すること」バージョンアップ
★★ ★ 第13回オンライン・ホッとカフェのご案内 ★★★
【日時】2023年2月26日(日)10〜12時
【参加費】無料
【方法】オンライン(ZOOMを使用します)
【お申し込み】https://ssl.form-mailer.jp/fms/290b6c35765590
子どもの本心、聞けていますか? 親の希望、どう伝えていますか?
今回、話題にする日記は、こちらです。習い事をきっかけに、親の関わり方、子どもとのコミュニケーションの取り方を掘り下げたこの日記を話の肴に、著者や菅原裕子と共に語り合い、あなたが一歩前に進むヒントを手に入れてみませんか?
※ これまでのカフェの様子はこちらでお読みいただけます。
★★★
群馬の山本です。
「息子の毎日に貼りついていた」と表現された羽木さん、私もまさにそうでした。でも、息子から無事に離れられたのは、学びがあって、考え続けたからだと私も実感しています。そして、同じ思いを経験している仲間の言葉も宝物です。
映画「コーダ あいのうた」をご存知でしょうか。アカデミー作品賞にもノミネートされた作品で、もうご覧になった方もいらっしゃると思います。
私はこの映画のある場面に衝撃を受けました。ネタバレになる内容もあります。ご了承ください。
2023年02月13日(月)
No.606
(日記)
ノー勉息子が猛勉強を始めたわけ
★★ ★ 第13回オンライン・ホッとカフェのご案内 ★★★
【日時】2023年2月26日(日)10〜12時
【参加費】無料
【方法】オンライン(ZOOMを使用します)
【お申し込み】https://ssl.form-mailer.jp/fms/290b6c35765590
日記を読んで著者に訊きたくなったこと・みんなと話したくなったことを語り合う、季節ごとの恒例カフェ。冬カフェでは、習い事や塾への親の関わり方をテーマにした「習い事から考えること」を取り上げます。
子どもの希望をどこまで聴く? 親の意見をどう伝える? やめたいと言われたら?
ざっくばらんに語り合って、習い事に留まらず、あなたとお子さんとのコミュニケーションのヒントを持ち帰りませんか?
これまでの様子は、こちらでお読みいただけます。
★★★
兵庫の羽木です。
軸は自分に置いて、自分が満足する人生を送る。私にはすでにそのように見えている田中さんのこれからに、心からのエールを送りたいと思います。
最後の投稿になります。今回は、息子の反抗期に悩み、自分と向き合うことになった私の奮闘記を書いてみたいと思います。
反抗期。中学受験をして入学した途端、息子は全く勉強をしなくなりました。目がとげとげしくなり、口をきかなくなり、態度も悪い。
可愛かったあの子はどこに? でも、よくある反抗期。そう思いながらも、「どうしてこの子は自分の幸せのために頑張らないんだろう。自分のことなのになぜ考えない!」と憤慨していました。
今思うと、中学受験には反省することもたくさんあり、息子は勉強どころじゃない、いろんな気持ちがあったんだろうなとわかるのですが、当時の私は「このままでは息子の将来が心配だ。やればできるはず。何とか勉強させなければ間に合わなくなる」「その態度は人としてどうなの?間違っている、私が正さなければ」と子どもと同じ土俵に乗り、目に見える子どもの態度や状態に反応し、私がこの子を何とかしなければと、うるさく責め立てていました。
2023年02月06日(月)
No.605
(日記)
やっと辿りついた場所
どっしり構えた母ちゃんになる。と約束された小林さん。息子さんや娘さんにとってなんと心強い存在でしょう。小林家の未来は明るいですね。
大阪の田中です。
今年、新年に立てた目標から、長年に渡って鎮座していた「今年こそ痩せる」が消えました。ダイエットに成功したわけでもないのになんでだろうと思い、気持ちを探ってみることにしました。
私は幼い頃、がっしりとして体力のある自分が好きでした。みんながしんどいと言っているときでもまだまだいけるというエネルギーのある自分。小さいことにへこたれない自分。朝からモリモリとご飯を食べる自分。
けれどあるとき、そんな自分が恥ずかしくなった出来事がありました。小学校高学年の頃に習い事で参加した合宿の朝食での出来事です。
当時高校生の先輩が「食欲がない」と言ってオレンジジュースだけを飲んでいたのです。その先輩のアンニュイな雰囲気がとってもかっこよく見えて、朝からモリモリとご飯を食べている自分が恥ずかしく感じました。
2023年01月30日(月)
No.604
(日記)
約束
時を経て、数年前の嫌な記憶を笑い話に変えた息子さん。それを見守るチャウさん。親が幸せな姿をみせることの大切さを改めて考えました。カナダから養成講座を受講されていたのですね。学びは自分だけでなく、周りも成長できることをシェアしていただきました。
千葉の小林です。
今回は私の過去とこれからのことを書いてみたいと思います。
先日、息子の20歳を祝う式に参加しました。
まだ息子が小さかったころは、先輩ママたちにあっという間に大人になってしまうよ、いまが一番かわいいよとよく言われました。でも、今を大切に過ごさなきゃと思いながらも、日々慌ただしく過ぎ去ったように思います。けれど、自分がいま周りの人よりも先輩ママになってみて、やはりそれは本当だったと心から思い、私の子育てを振り返ることがよくあります。もっとこうすればよかったなとか、あのときなんであんなことを言ってしまったのだろうとか後悔することのほうが多い気がしますが、今回は「できたこと」に焦点を当て、私のこれからにも生かしていきたいと思います。
小学校1年生の頃、息子が夜にうなさせていることがありました。毎日続くのでなにか学校で嫌な事があるのかなと思い、どうしたのか訊ねてみました。
なかなか重い口は開かずそのうちに泣き出してしまい、話してくれません。「泣いていたらわからないよ」「ママは怒らないよ」と伝えても、そんな言葉は信じないよと言わんばかりに口を閉ざします。私がなにかを言えば言うほど息子の心は塞いでいくように感じました。
2023年01月23日(月)
No.603
(日記)
育てにくい子
同じ出来事に対して、どのように響いて何を感じ取り、どう表現するかは本当に人それぞれですね。落合さんが思い切ってご自分の感じられたままを相手に伝えたことで、ご友人との距離がぐっと近くなったエピソードから、自分から心を開いていく大切さを再確認できました。
カナダのチャウです。
今、長男は4年間のハイスクールの最終学年で、6月に向けて昨年末からいくつかの大学に願書を提出しています。年末年始の休暇中に申請中の大学から、高校時代に取り組んできたことや、リーダーシップを発揮した経験についてなど、いくつかの項目について小論文を提出するようにとの返信が来ました。
先日、長男がその質問の中の一つについてアドバイスがほしいと言ってきました。「これまで不公平なことや差別を見た、あるいはされた経験はあるか? その時どのように対応し、もし次回同じようなことがあったらどのようにしたいか?」という質問でした。
「どんなことを書こうと思っているの?」と聞くと、あまり差別された覚えもないなぁと言いつつ、「一つ思い出すことがある」と言って、彼が12歳の頃に学校であった出来事を話してくれました。
2023年01月16日(月)
No.602
(日記)