ハートフルコーチの泣き笑い日記

日々の発見やつぶやきなど。

自分を受け入れることで見えた景色


兵庫の渡海です。
岩田さんの、自分への正直な気持ちを綴った日記に、私も純粋に正直に自分に寄り添える時間を作ろうと思いました。

先日小3の娘が、学童で手作りの手鏡を作ってプレゼントしてくれました。
小さなミラーの扉の裏に自筆のメッセージが書いてあって、表紙は娘が描いたイラストでした。

『おかあさんへ
いつもいつも えがおで ありがとう。
えがおでわらったら、こころに花がさくんだよ。しってた?
ゆうぐで はやくあそびたい! また、こうえんに いこうね。』

表紙の絵は、可愛らしい女の子と、その上に天使が飛んでいる様子が描かれています。
「この女の子がお母さんだよ! で、この天使ちゃんは私! いつも私のこと、天使ちゃんだって抱きしめてくれるでしょ。だから、この天使が私」

これを見た瞬間、胸が熱くなり、伝わっていたと思えました。私たちが、いちばん彼女に伝えたかったこと。伝わって欲しいと願っていたことが。
「あなたの存在は輝きであり、私達の喜び。あなたが存在している、それだけですでに私たちの役に立っている。生まれて来てくれてありがとう」と。愛はちゃんと娘に伝わっていた。そして自分を、自分の存在を、天使(輝き)と捉え、自分の存在がお母さんたちの喜びだと、感じてくれている。生きていて、存在することが、役に立っていると、娘は知っていると感じました。

できないこと、劣っていると思われることの多い娘。同じができず叱られること、注意されること、止められること、お友だちなんかに陰口を言われることも、私の見えない彼女の日常にたくさんあると思う。
でも、大丈夫と思えました。
2022年12月26日(月) No.600 (日記)

本当の自分への寄り添い


埼玉の岩田です。
トゲトゲした息子さんを前にして、自分のやり方を変えられた安村さんの熱意と息子さんへの愛情が伝わってきました。そして私も本当にそれは必要な「べき」なのか、と子育てを通して常に考えさせられています。

娘たちが幼稚園に通い始めた15年前、ママ友との雑談や保護者会での発言をする場面が増えていきました。私は話すということに苦手意識があり、そのたびに心臓が口から飛び出しそうなほどの思いをしてきました。
相手の反応が気になって言えずにいることや、自分の考えをハッキリと伝えることにも抵抗があったので、言わなくても何とかなる場面では「本当は違うけどやっぱり言わない」という選択ばかりしてきました。

ママ友との雑談では、愚痴を漏らすこともありました。しかし愚痴を言っても聞いている人にとっては所詮他人事であり、不満がなくなる訳ではありませんでした。心のどこかでは、誰も私の気持ちを理解してくれないと卑屈になっていました。
保護者会などの発言せざるを得ないような場では、表面的に合わせる言葉を選んで話していたので、「本当は違うんだけどな」という自分がいつも隣り合わせだったような気がしていました。
2022年12月19日(月) No.599 (日記)

トゲトゲの理由


こんにちは。
大阪の安村です。
お子さんの青春の一コマに一緒に居られた、秋岡さんの幸せが伝わってきました。
そして、お子さん達のかっこいいダブルダッチを観てみたくなりました。

前回に続いて、ハートフルコミュニケーションで学び、気づいたことを書こうと思います。
3人の息子、私にとって、どの子もかけがえのない存在で、子どもに対する想いは同じ。でも、子どもによって性格は違い、同じように想って、同じように接しているつもりでも、返って来る反応はそれぞれに違いました。そして、その反応の違いから、私の対応が変わることも・・・・。

例えば、宿題をするタイミング。
それぞれが小学校の低学年の頃で考えると、二人は、私が宿題を先にやって遊びなさい。と言えば、そのようにしていました。
もう一人は、意思が強く、言葉で反抗するわけではないけれど、自分が今やりたくないと思えば、梃でも動かない。今やればいいのに!と思うことがよくありました。その度に、私の先に勉強を済ませてから遊ぶべきという考えから、口調もきつく言うことを聞かせようとしていたのです。今、思えば、宿題のタイミングなんて子どもにどうしたい?と聞いて、子どものタイミングに任せることもできたのに・・・。当時は、自分の「べき」は、子どもが将来困らないための正しいことだと思っていました。

子どもが成長して、思春期になった頃、それぞれ子どもとの日々の関わりの中で、悩むことはありました。寡黙になったり、覇気を感じられなくて心配したり・・・。
特に気になったのが、意志が強い子の反応でした。
〇〇しなさい!に対して、嫌だ!うるさい!!の反応は分かるけれど、〇〇したら?というような提案、アドバイスのような声掛けに、うるさい!黙れ!というようなきつい言葉が返って来ると感じることがよくありました。
2022年12月12日(月) No.598 (日記)

友達との経験で大人になっていく


神奈川の秋岡です。
山本さんが書かれた様子から、子ども達が活き活きと自分を表現している情景が浮かんできて、こちらも何だか幸せな気分になってきました。

さて私は今回、「この瞬間を逃さなくてよかった」と思った先月の出来事について書いてみたいと思います。

中学校2年生の息子はダブルダッチ部(2本の縄跳びで音楽に合わせて跳びながら演技をするスポーツ)に所属しており、年明けの演技披露の場に向けて、他の同級生チームメンバー5人と演技を作ったり、音楽を編集したり、プランを練っています。そのなかでひとつ決めなければならなかったのが、発表当日の衣装。息子たちは1ヶ月程前から、みんなで集合して買い物に行こうという話になっていました。

先月の初め、学校が平日2日間連続でお休みだったので、そこを狙ってメンバーみんなで集合することに。息子の学校は私立校なので、同級生も住んでいるところは学校を中心として西や東にバラバラで、なかなか簡単には集まる気にこれまでならなかったようですが、この機会にとショッピングセンターが隣接する駅に朝10時に集合となりました。この時点で、「学外で友達が一同に集まる」ということに息子がとてもワクワクしていることを感じましたし、当事者でもない私もワクワクしていました。
2022年12月05日(月) No.597 (日記)