活動記録

プログラム当日の様子や概要などをハートフルコーチがお伝えします

第48回ハートフルクラブ


2022年7月9日(日)、第48回ハートフルクラブをオンラインで開催しました。
今回のテーマは「発達障がいって言うけれど…。〜幸せな未来に向けて、どう理解し、どう付き合っていくのか?〜」。株式会社チットチャット代表の森嶋 勉氏をゲストにお迎えし、当法人代表理事の菅原裕子との対談形式でお届けしました。約60名の参加者と共に過ごした、あっという間の2時間でした。

スポーツを通じた障がい児・者の余暇支援と自立支援にスポットを当てて活動されている森嶋氏。発達障がいを持った子どもに運動を通じて生きる力を育て、 可能性を引き出すサポートをしている森嶋氏の取り組みから話は進んでいきました。
多くのお子さんと親御さんを側で見て関わってこられた実体験からのお話は、心に響く言葉がたくさんありました。なかでも、私の胸に深く刺さったことは2つです。生き抜く力の根幹は、「自分で出来る!」と子ども自身が知っていることであり、社会性を身につけていくことができる。そして、その為には、親が覚悟して子育てを楽しみながら、その子の素晴らしいところに光をあてていくことが大切ということです。

私には不登校を経験した娘がいます。ハートフルコミュニケーションと出会う前の私は、娘の子育てと仕事に一生懸命でした。当時の私には、娘と過ごす時間や、娘の成長を楽しむ余裕はありませんでした。「立派に育てなければ」という親としての責任を感じ、社会に出て困らないように、と必死でした。だから、娘のできないことばかりが目につき、できるようにすることに力を注いだのです。
2022年07月15日(金) No.281 (ハートフルクラブ)

栃木市教育委員会・栃木市PTA連合会主催の講演会


2022年6月25日(土)栃木県栃木市岩舟文化会館(コスモスホール)で、講演会 「こどもの『やる気』を引き出すコーチング〜子どもの幸せな自立を目指して〜」が行われました。
栃木市教育委員会・栃木市PTA連合会主催のもので、「”令和4年度 栃木市家庭教育講演会・栃木市PTA大学”の講演会として、是非ハートフルコミュニケーションにお願いしたい」と依頼があり実現したものです。

会場は環境が整っているとても素晴らしいところで、コロナ対策も万全にとられており、定員750名のところ参加者は200名に限定したとのことでした。手話通訳の方、要約筆記の方も入られるとのことです。
教育委員会の担当の方は熱意をもって準備をすすめてくださり、挨拶に来られた際にも講演会に寄せる想いが伝わってきました。

講演会は参加型で、こんな質問から始まりました。
「みなさんは、今日どうして参加されましたか。隣の人と話してみてください」
すぐに会場全体で会話がはじまりました。参加のきっかけは様々でしたが、言葉に出すことで、漠然と持っていた一人一人の目的が明確になり、かならず何かおみやげを持って帰ろう という熱が高まった感じがしました。

そして、「子どもをやる気にさせることなんてできません」「私たちにできるのは、やる気が育つ環境を整えることです」と講演は進んでいきます。
2022年07月08日(金) No.280 (ワークショップ)