活動記録

プログラム当日の様子や概要などをハートフルコーチがお伝えします

大田区教育委員会主催 学校デビュー応援プログラム


今年も7月末から8月にかけての夏休みの期間に、大田区教育委員会が主催する「学校デビュー応援プログラム」が来年度小学校に入学予定の親子を対象に開催されました。
対面での開催のため、コロナの感染者が急増している中で実施できるのか懸念されましたが、換気や消毒等の感染対策を徹底して、7月21日〜8月19日にかけて行われた6か所すべての会場で実施することができました。

このプログラムでは、入学前の不安を少しでも解消し、親子で安心して入学を迎えられるようにという担当の方々の思いのもと、子ども向けのプログラムでは小学校での一日を疑似体験できたり、教育委員会の方から保護者に向けて学校での一日や入学までにやっておいた方がいいこと等のお話があり、入学後の学校での生活がイメージできる等様々な工夫がされています。
また、会場が小学校なので、実際の学校の様子を見ることができたり、会場校のPTAの方が受付等の運営のサポートやプログラムに参加していて、PTAを身近に感じてもらえる機会になっています。

対面で開催!小学校入学サポートプログラム(江東区、大田区)


ハートフルコミュニケーションでは、来年度入学する保護者向けに、全国各地で自治体や学校などからの依頼を受けて「小学校入学サポートプログラム」を実施しています。
入学準備として、「子どもが自分で考えて行動する力」を伸ばすために、親にできることを考えていく場です。そして、座学のみでなく参加者同士グループで話をすることでそれぞれの気づきや、今日からできそうなことを見つけていく機会です。
今回、コロナ禍のなかでも、各自治体の担当者の方のご尽力のおかげで、対面で開催できた、江東区と大田区でのワークショップについてお伝えします。

大田区家庭教育学習会の学校デビュー応援プログラム


「小学校入学に備えて、親子で心の準備をしよう!」を合言葉に、今年も大田区で「学校デビュー応援プログラム」が実施されました。来年度入学する親子を対象とした教育委員会主催のこのプログラムで、私たちハートフルコミュニケーションは2010年より保護者向けの学習会を担当しています。

今年はコロナ禍の中での実施となったため、感染防止対策についても事前に十分に話しあい、
 ・会場の数を半数に減らし、3つの小学校で開催
 ・各会場の受講者数を絞り、三密を避ける講座形態に見直す
 ・会場入り口に消毒液を設置
 ・1時間に1回、10分程度の休憩を設け、換気を徹底
 ・マイク等は使用の度に消毒
 ・参加者同士の距離は1メートル程度を確保
などの対策をとったうえで実施しました。

大阪市で入学サポートプログラムを実施しました


去る1月31日、大阪で初開催となった『小学校入学サポートプログラム』を大阪市立十三小学校へお届けして来ました。

同校の校長先生がネットを通して私たちの取り組みに興味を持ってくださったことが、プログラム実現のがきっかけでした。
何度か打合せを重ね、昨年10月の学校説明会の時に30分、そして1月の入学説明会の時に70分という二部構成で進める事が決まりました。

この学校は、大阪最大のターミナルである梅田から淀川を渡ってひと駅、夜は賑やか な飲屋街となり多くの単身者が利便性を求めて居を構える地区にあります。子育て世帯はあまり多くない地域で、各学年単クラスのこじんまりとした都会の小学校です。
大阪市淀川区では、ご家庭の意思で行きたい学校を選択できる学校選択制度があるため、今回のような『入学前プログラム』の開催が他校との差別化のひとつとして位置付けされます。

第二部のプログラムを実施する1月の講座当日は、冷たい雨の降る日でしたが、今春入学予定者の内20名を超 える保護者の方が参加してくださいました。

大田区家庭教育学習会 〜入学サポートプログラム〜


大田区の教育委員会では、来年度入学する親子を対象に「学校デビュー応援プログラム」を6年前から実施しています。この取り組みは、入学に向けての不安を解消し、心の準備を進めるためのもので、親と子それぞれ分かれてのプログラムが用意されています。
実施当初から、私たちも保護者向けの学習会を担当させていただいています。今年は夏休みに5カ所の学校にて開催されました。 

また、昨年度からは、「入学前のサポートプログラム」に加え、1年生の保護者を対象とした入学後のプログラムも実施されています。今年は、6/30(土)・7/13(金)、平成30年度家庭教育学習会「初めての夏休みを迎えるまえに 子どもの力を伸ばすヒントを見つけよう!」が開催されました。

入学前、入学後ともに、参加者は小学校入学が初めてという親御さんがほとんど。それぞれに他の人はどうしているのかな?という思いで参加された方が多かったようで、最初のグループワークからお互いの話を熱心に聞き合う姿が見られました。
また、親子の会話のペアワークでは、子どもとしてどう感じるか?を体験することで、日頃何気なくかけている自分の言葉が、子どもにどういう影響をあたえているのか?ワークを通して様々な気づきや声掛けのヒントを見つけていただけたようです。

参加者アンケートにも、「同じ年齢の子を持つ親と話せて楽しかった」「悩んでいるのが自分だけでないことが分かってホッとした」「今までとは違うやり方を実践していきたい」といった声が寄せられました。
参加者同士で話をする中でたくさんの気付きがあったり、体験を通して「やってみよう!」と思えるヒントを見つけてくださったのがとても嬉しいです。
今年の入学後のプログラムには、昨年入学前プログラムに参加していただいた方もいらっしゃってくださり、
また学びに行きたいと思って足を運んでくださる方がいらっしゃるのは嬉しいことです。

このような形で、これからも「入学」という自立の第一歩の時期に合わせて、子どもとの関わり方を親同士で考えていく場を、教育にかかわる方々とともに作っていきたいと思います。

なお、この取り組みは大田区教育委員会のホームページでも紹介されています。
 http://www.city.ota.tokyo.jp/kyouiku/shakyou/katei_kyouiku/kateikyouiku/index.html
また、同委員会発行の「家庭教育コラム」では、当法人代表理事菅原裕子による、家庭でこどもに向き合うヒントを掲載しています。下記ページでもご覧いただけます。
 http://www.city.ota.tokyo.jp/kyouiku/shakyou/katei_kyouiku/kateikyouikucolumn.html

担当:福田潔子 




新潟県燕市『笑顔で入学支援事業』


10月20日から新潟県燕市内小学校9校において「入学準備子育て講座」を担当いたしました。
これは、燕市教育委員会主催「笑顔で入学支援事業」の取組みの1つとして、入学前健康診断時に保護者を対象に開催されるものです。

燕市では教育・学校を支えるために学校地域応援団があり、ハートフルコミュニケーション・チーム新潟も関わっています。
ハートフルコミュニケーションでは10年前より新宿区小学校で同様の講座(入学前プログラム)を担当しており、小学校入学に対する不安解消や、親同士のつながり作りなどの効果を実感しています。そこで、この取り組みを燕市へ、新潟県内へ広げていきたい、という思いで5年前から開催の提案をいたしました。
同時に、一人の親として、また親を支える地域人としてどんなお手伝いができるのかを考える中で、ハートフルコミュニケーションの考え方や関わり方がヒントになればいいな、という思いもありました。