活動記録

プログラム当日の様子や概要などをハートフルコーチがお伝えします

対面で開催!小学校入学サポートプログラム(江東区、大田区)


ハートフルコミュニケーションでは、来年度入学する保護者向けに、全国各地で自治体や学校などからの依頼を受けて「小学校入学サポートプログラム」を実施しています。
入学準備として、「子どもが自分で考えて行動する力」を伸ばすために、親にできることを考えていく場です。そして、座学のみでなく参加者同士グループで話をすることでそれぞれの気づきや、今日からできそうなことを見つけていく機会です。
今回、コロナ禍のなかでも、各自治体の担当者の方のご尽力のおかげで、対面で開催できた、江東区と大田区でのワークショップについてお伝えします。

江東区では、6月26日(土)、江東区教育センターで江東区教育委員会主催「年長児親の家庭教育学級」が開催されました。3度目の緊急事態宣言が開けてすぐの開催でしたが、20名定員のところに、定員以上の申し込みがありました。
参加者の話から、コロナの影響でなかなか家族以外に子育ての相談ができないという現実を知り、このような学びの場の必要性も感じました。ハートフルコミュニケーションの子育てを表している物語 「ひび割れ壺」の朗読で、多くの参加者が目を潤ませいる姿を見て、日々、子育てを頑張っている人たちだからこそ、伝わるメッセージがあるのだと思いました。

大田区では、7月末から8月の夏休みの期間中、6つの小学校を会場としてで、大田区教育委員会主催で「学校デビュー応援プログラム」が開催されました。
開催場所が学校であることと、会場となる小学校のPTAの方達も参加し、小学校生活の話を聞く機会があることで学校生活をイメージしやすいという面があります。
コロナ禍で、少しでも親同士が話せる場を作りたい、安心して入学を迎えてほしい、という教育委員会やPTAの方達の思いから、感染者が急増しているなかではありましたが、感染症対策を徹底したうえで、実施することができました。

対面で開催するワークショップの良さは、参加者同士が休み時間なども含めて交流をすることで、子育ての不安を共有したりする時間を十分に持つことができること。そして、「おウチ時間」が長い今だからこそ、いつもとは違った環境で学び、気分転換ができること。そして何よりも同じ場所を共有することで、オンラインにはない参加者が五感を使って学ぶことができることだと思います。

また、二つのワークショップに共通していたこと。それは、参加者の真剣に学ぶ姿勢です。熱心にメモをとったり、頷きながら話を聞いたり、グループワークが盛り上がり、話が時間内で終わらないこともしばしばありました。子どもの入学を控え、漠然とした不安や、親としてできることを学びたいという気持ちが伝わってきました。
アンケートでも、「早速帰ったらやってみます」というコメントが非常に多く、なかには、ワークショップ終了後に自分自身の子育てのやり方について質問される保護者の方もいらっしゃいました。
これからも、子育ての学びの場を全国の保護者の皆さんに届けていきたい!と思います。

小学校入学サポートプログラムについては、こちらのページ内容や実施例をさらに詳しく紹介しています。
https://www.heartful-com.org/html/02_18.html
お問い合わせやご依頼は、こちらのアドレス workshop@heartful-com.org で承ります。

ハートフルコーチ 伊藤寛子 




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