活動記録

プログラム当日の様子や概要などをハートフルコーチがお伝えします

ハートフルコーチ養成講座初級/東京(4)


7月9日ハートフル養成講座初級の4回目にアシスタントとして参加いたしました。
養成講座も4回目となると、参加者は自分自身や周りで起こることの変化に敏感になり、一か月で多くの気づきがあるようです。これまでの学びの成果が感じられるチェックインでした。

今回のテーマは「人の役に立つ喜び」です。
「人の役に立つ喜び」を子どもに教えることがなぜ必要なのか。
そして、「人の役に立つ喜び」を教えるために、まずは家族の役に立ってもらいましょうというお話が菅原からありました。
 
続いて「区別化」について考えました。
事例を使って「親の問題」と「子どもの問題」を区別することを学びました。
むやみに子どもの領域に踏み込まない、子どもの問題は子ども自身が解決できるようサポートすること。そして、親の問題は親自身で解決すること、自分のイライラを子どもに向けないという言葉にハッとさせられ、子育て真っ最中のころを思い出しました。

娘がまだ小さいとき私は自分のイライラを子どもに向けていたように思います。仕事が忙しい、仕事の問題が解決しない、夫が家のことを手伝ってくれない、なんで私ばっかり・・・という思いがあふれた時、その怒りの頬先は二人の娘に向かいました。
部屋を片付けない、食べるのが遅い、理由は何でもよかったのだと思います、何か理由を見つけては怒っていました。夫にしてもそうです。
まさか子どもに向かっている怒りの原因が自分だとは思ってもみなかったでしょう。子どもたちにしてみればなんで怒られているのか分からないまま「ごめんなさい」を繰り返していました。

区別化を学んだ今思うのは、仕事や夫に不満を持っていたのは私の問題です。
自分の問題を自分で解決することは、なかなか難しいですが、これは誰の問題?と一呼吸おいて考えることで、家庭でも職場でも自分の感情をコントロールすることができるようになりました。(時には瞬間湯沸かし器のように沸騰しますが)

泣きながら「ごめんなさい」を言っていた娘も、社会人となり独立しました。
今でも話をしていると、思わず自分の問題のように考えてしまい、説教をしてしまいそうになることがありますが、「ああ〜これは子どもの問題だな」と思いとどまり、ただ話を聞き、寄り添うことを意識しています。
一人暮らしをしている娘に「たまに家に帰ってきて話をするとすっきりするわ!」と言われるのが嬉しいです。

養成講座の参加者のなかには、子育て中の方も大勢いらっしゃいます、「子育て期間は意外と短いです、楽しんでくださいね」とエールを送りながら参加させていただきました。

ハートフルコーチ/奥山久美子 






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