活動記録

プログラム当日の様子や概要などをハートフルコーチがお伝えします

ハートフルキャラバン in倉敷


8月10日(金)倉敷市男女共同参画推進センター(ウイズアップくらしき)にて、『ハートフルキャラバン in倉敷』を開催しました。

「ハートフルキャラバンを倉敷で!」を目標に、私たち‘チーム倉敷’が結成され、初めての活動がキャラバンということで、短期間のハードスケジュールでしたが、
『ハートフルコミュニケーションを倉敷の地で伝えたい』というメンバーの熱い思いと、たくさんの皆さんのサポートのおかげで参加者60名(子どもプログラムは23名)と盛会のうちに無事終えることができました。

当日は、菅原裕子の講演会『思春期の子どもと心を結ぶハートフルコミュニケーション』と、グループセッションの2部構成で行いました。
また、同時に夏休みの子どもたちの思い出作りの場として、更には親子のコミ
ュニケーションの一助となるよう、『子どもアート教室〜めいろ絵本(大きな屏風絵本づくり)』も実施しました。

講演会では、「10代の子どもの心のコーチング(PHP文庫)」をベースに、不安定に揺れ動く思春期の子どもとの接し方や子どもを幸せに自立させるための親の役割などについて、日頃の悩みを解き明かすヒントをわかりやすく伝える菅原の話に、参加者はうなずきながら熱心に聞き入りました。
また、講演の中での参加者同士が話し合うワークでは、お互いの気持ちをシェアすることで、ますます会場も盛り上がり、温かいムードに包まれました。
講演後には質問タイムもあり、参加者から「こんな時はどう対応したら良いか?」といった具体的な質問も出るほど、和やかな講演会となりました。
後半のセッションでは、7グループに分かれて、セッションコーチの進行で「講演を聞いて、これからやってみようと思ったこと」などについて、語り合いました。この日初めて会った参加者同士が気持ちをシェアすることで、子を持つ親として素直な気持ちで語り合え、笑いあり、涙ありの心温まるセッションとなりました。

同時進行の子どもプログラムでは、アートセラピーの先生の指導のもと、幼稚園児から中学生までの子どもたちが、自分たちの顔より大きな段ボールを何枚にもつなげて、それぞれが自分の思い描く夢物語を大きな絵本に仕上げました。
3時間という長い時間にも関わらず、どの子もずっと集中して作品づくりに取り組み、教室が終わるときには、夢いっぱいの大きな絵本を両手に抱え、お母さんたちのもとに駆け寄り、満足した笑顔で作品見せ、「わたしが1人で作ったんだよ!」「ここを工夫したんだ!」「すてきな作品ができたね。」など、親子のほほえましい会話が会場のあちらこちらから聞こえてきました。

また、参加者のアンケートには、「講演会に参加して良かった。」「ハートフルコミュニケーションをもっと学びたい。」という嬉しい声が寄せられ、多くの方から「また、講演会を開催してほしい。」という要望をいただきました。
チームとしての初めての活動でこんなにたくさんの皆さんから温かい声をいただき、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。
今後も皆さんとともにハートフルコミュニケーションを学び、ともに成長できる場を作っていきたいと思います。

チーム倉敷/豊田園子 




2012年08月31日(金) No.206 (会員チーム活動::チームSUN(倉敷))

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