活動記録

プログラム当日の様子や概要などをハートフルコーチがお伝えします

ハートフルコーチ養成講座初級/東京(3)


11月4日(日) 養成講座初級の3回目でした。
3回目ともなると、受講生同士の間にもリラックスした雰囲気が感じられます。チェックインでは1か月間の様々な気づき、やってみた感想、つらかったことなど。
私自身もこの場だからこそ、心を割って話せたこともあったな〜と、初級の頃を懐かしく思い出していました。

今回のテーマは「責任」です。「責任」を教えるために親ができる第1歩として、子供のできることは子供に「任せる」という事を学びました。
「子供ができるのに、つい手を出してしまっていることは何ですか?」の問いかけに、私は「洗濯物をたたむ」という事が浮かびました。

我が家の子どもたちはもう充分自分でできる年齢です。ついこの間も下の娘に「お母さん、学校の体操着洗ってくれたの?明日体育があるんだけ
ど」(少々詰問気味に)と聞かれ、「もうたたんで、あそこにおいてあるわよ!」と答えました。その時に私の中に起こったのは「ちゃんとやってあげているのに、感謝くらいしてよね」という気持ちです。
洗濯をするのは、今はまだ仕方ないとしても、たたむところを子どもに「任せる」事ができれば、娘は体操着が綺麗になっていることを知ることができたでしょう。私も「ここまでやってあげているのに」と思わなかったでしょう。
いつまでも子どもの仕事を親がやっていると、上手く行かないのは親のせいだと、子どもを親の被害者にしてしまいます。そして親自身も、「やってあげてるのに」と子どもの被害者になっているという事があるようです。
自分の幸せが、誰かにゆだねられているというのは、とても不自由な事です。
自分でできることを増やしていければ、人生はいか様にも自分で良くしていけます。

さて、洗濯物を子どもが「自分でたたんでみようかな〜」と思ってくれるために、どう働きかけていこうかしら??

杉本真紀 





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