活動記録

プログラム当日の様子や概要などをハートフルコーチがお伝えします

ハートフルコーチ養成講座上級/東京(4)


12月9日(日)は、ハートフルコーチ養成講座上級4回目でした。

当日は、気持ちのよい青空が広がる一日でした。
私は晴れ晴れとした気持ちで初めてのアシスタントに参加しました。
約4ヵ月ぶりの講座参加に、受講生だったころの緊張と1ヵ月ぶりに仲間に会えた高揚感を思い出しました。15期のみんなに会いたくなりました。

まずは、チェックイン。
この1ヵ月間の出来事や自分の気づき、家族の反応など、様々な話がありました。
私はドキドキハラハラし、ウンウンとうなずきながらチェックインを聞いていました。受講生の、日々さまざまなことがある中で「ちょっと待てよ。」と立ち止まり自分に問いかけている姿に、ハートフルコーチ養成講座の学びの深さと自分に向き合う真剣さを感じました。

チェックイン中の講師・菅原から受講生へのメッセージは、アシスタントとして参加した私にとっても気づきのあるものでした。
そのメッセージとは「自分がしていることはできるかどうか?ではなく、やりたいかどうか!で決めている」というものでした。
私は以前、自分がやりたいことへの挫折感を持ったとき、「自分がやりたいことと、できることは違うのではないか。やりたくてもできないことがあるのではないか。」と思ったことがあります。
それでも挫折することなく今日までやってこられたのは、先生からの声に出ていないメッセージを受け取っていたからだと思いました。
これから挫折しそうになった時は、この言葉を思い出したいと思います。

チェックインが終わると、この日のテーマに入りました。
この日のテーマは、子どもとの関わり方についてです。ワークを三人一組で行いました。その中で、私は、欲しいものを得る時に素直に欲しいと言わず、嫌味や遠回しな言い方をしていた自分に気がつきました。
たとえば最近、娘としたやりとりです。その日私はテレビを見ている娘に「ピアノの練習を早くやるんだよ」と言いました。娘は「わかってるって!」と言い、テレビを見続けました。
私はその態度にイライラしながら、「今やらないとダメでしょ。後でと言っていつもすぐにやらず、結局やらずにすんでしまうことがあったでしょ!」と娘に、耳が痛いことを言いました。すると娘は面倒くさそうに「今 やればいいんでしょ!」と言い、ピアノの練習を始めました。私は、今練習させたい思いと、普通に言ったぐらいではすぐにやらないと思っていたので、始めから強い口調になっていました。
当然、娘は楽しく練習をする気分にはなれずイライラしながら練習し、その態度を見た私も気分は良くありませんでした。
私の願いは、娘をイライラさせることではなく、気持ちよく練習にとりかかること。そのためには、娘へまず「今日の練習はいつからやるの?」と考えを聞き、自ら練習を始められるような環境をつくことが大切だと思いました。

親として、ピアノの練習に限らず、娘が自ら自分のことができるような環境づくりを心がけ、笑顔を忘れずに接していこうと思いました。

久しぶりに受けた講座で、「起きている物事について、先入観や思い込みを持たずに接することの大切さ」を再確認しました。
そして、自分や人に対してありのままを受け止められる目を持ち、素直に表現できる心を持ちたいと思いました。
ありがとうございました。

小林薫 




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