活動記録

プログラム当日の様子や概要などをハートフルコーチがお伝えします

エニアグラム2in福岡開催のご報告


チームQでは、6月1日・2日の両日、過去2回のエニアグラム1の開催を経て、念願のエニアグラム2を福岡で開催することができました。
各地から集まった懐かしい17名の参加者と講師の菅原、島崎とで濃厚な時間を共有することができました。

エニアグラム1で、9つある気質のタイプのなかから自分のタイプを知り、自分をより理解したことを踏まえて、エニアグラム2では各自がエニアグラムを学ぶ目的を考えることから始まりました。

エニアグラム2のテーマは「成長のレベル」です。
私は「より良い自分に出会いたい」という漠然とした期待がどんな形で目の前に現れてくるかを意識して参加しました。

それぞれの気質のタイプには、9つのレベルがあるといいます。今回の講座で各タイプの成長のレベルを学ぶなかで、私はエニアグラムが、それぞれの気質の”ウイング”や”統合・分裂の方向”といったエニアグラム1で学んだことに加えて、今回の9つのレベルといった細かな分類と、各レベルを移動する際「目覚めの注意信号」「鉛の法則」といった指標など、明確に構造化されていることに驚きました。タイプの持つ奥行や幅広さを感じます。
そして、各タイプのレベルの説明を聞きながら、「怖れ」「欲求」「鎧」を自分や自分の周りの人の行動と照らし合わせ再確認し、自分のあの時の失敗の理由や、あの人の理解しがたい行動が見えてきたのです。

また、今自分がどのレベルにいるかを意識して気づくことができれば、自分の自動的反応をコントロールできると知ったことは、大きな感動でした。
特に各タイプの本質となっているキーワードについて参加者同士で気付きや体験を分かち合うワークでは、自分の中にもすべての気質のタイプが少なからず存在していることを確認でき、目からうろこでした。
このワークによって、自分以外のタイプにあまり関心がなかった私が、自分のタイプに留まらず、今まで意識していなかった新しい自分と出会い、他者をより理解できることがわかったのです。

2日間、エニアグラムを道しるべに、それぞれが「自分」や「他者」について語りながら、すべてのタイプを少しずつ手探りで旅をしたような気がします。ワークショップが終了した時、ひとりひとりがエニアグラムを学ぶ目的に近づいたこと、さらに学びを続けたいと感じていることが伝わってきました。そして自分の「今ここを生きる」を日々の生活の中で探求する旅が始まりました。

エニアグラムの奥深さを知り、もっと学びたくなりました。
今回の学びを私はどんな形で活かすことができるだろうか? 
たいへんな宿題ですが、エニアグラムに参加された方ならきっと誰もが感じたことではないでしょうか。

最後に、この2日間をともに旅した参加者たちと、素晴らしい案内をしてくださった講師のお二人に感謝します。
今後も福岡での開催が途切れることなく、エニアグラムを学ぶ場を続けていきたいと思います。

チームQ/淺倉弥生 





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