活動記録

プログラム当日の様子や概要などをハートフルコーチがお伝えします

ハートフルコーチ養成講座上級/東京(1)


ハートフルコーチ養成講座:上級・第1回(3月16日)に参加させて頂きました。
先月まで上級講座を受講していた側なので、アシスタントとして参加するのはもちろん初めてで、とても身近に、そして新鮮に感じました。

初級講座と同じく、チェックインから始まりましたが、ほとんどの方が初級からそのまま上級に進んでいらっしゃるので、自己紹介だけではなく一人一人深くお話されておりました。職場のこと、夫のこと、子供のこと、親のこと…。こんなに自分をさらけ出す、自己開示ができる場であることの素晴らしさを心から感じました。そして、こういった話せる場が必要だということも思いました。だからこそ養成講座があり、各地域でセッションがあり、そしてこれからも広めていく必要があることを思いました。

今回は上級の初回ではまず「子どもに対する人間観」を学びました。そこで印象に残ったものは、どんな行動でも必ず肯定的な意図がある、ということです。
子どもが何かして友達を叩いたとしても、その子は「ただ遊びたかった」から叩いてしまったかもしれません。もし親が「ダメでしょ!」といって子どもを叱っても子どもにも学びはありますが、子ども「叱られるのがいやだからやらない」というマイナスイメージで萎縮してしまうケースもあると思います。
なぜ子どもがその言動をしたのか。それを探すのが我々コーチの役割だと思います。
「叩く以外に何かできることはあったかな?」と問えば、きっと違う答えが見つかるはず。
子どもを観察する。それこそが親の役目であると私は思います。

私は塾講師をしていますが、時には宿題をしないで来る生徒もいます。それもその子にとって何等かの肯定的な意図があると思います。それをいかにくみ取れるのが腕の見せ所。
春の暖かな陽気の中、考えるところでした。

大堀 貴




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