活動記録

プログラム当日の様子や概要などをハートフルコーチがお伝えします

クロスロードゲーム体験会を開きました


9月14日(日)にチームG主催の「ハートフル版 クロスロードゲーム体験会」を開催しました。
場所は、群馬県公社総合ビル(前橋市)、参加者は13名です。

チームGは、その場に集まった方々が、カードゲームを通して、ハートフルコミュニケーションに触れる機会を創り出そうと地元・群馬で活動しています。
カードゲームのオリジナルは「クロスロード」といって、神戸の大震災からの学びを生かし、災害対応を自らの問題として考え、様々な意見や価値観を参加者同士共有する目的で開発されました。このカードゲームの問題文は、震災対応に関するものですが、あくまでもオリジナル版の開発・作成趣旨を尊重した上で、子育てハートフルコミュニケーション版としての応用を模索して、私たちは活動中です。
この日は、今まで作り上げてきたものを、皆さんにお披露目・体験していただく会を開きました。

午前中は、オリジナル版とチームG(群馬)で作っているハートフル版を2グループで体験して貰い、歓声が会場に広がりました。
午後の部は、自分の子育ての中で「これは困った・・」「迷った・・・」「しくじった・・・」をもとに、問題になる種を皆で出し合い、�「YES・NO」で答えやすいか?�誰にとっての、何と何のトレードオフか?�その問題にとって最も重要な論点は何か?�70〜100文字で表現出来ているか?などをチェックしながら問題文作りにも挑戦して貰いました。その後、出来たてほやほやの問題文を使いゲームをしながら、出したカードに対する意見をシェア−する場面もあり、午前の部以上の盛り上がりが見られました。
参加者の感想として、
○自分の固まった思考を広げるのに役立つ。柔軟性を増す。
○思考の幅が広がり「やってみよう」に繋がる。
○自分の葛藤が日々どこにあるか再確認できた。
○同じ「YES」でも自分では思いつかない別の見方があるのに気づいた。
○生き方の巾が広がり楽になった。孫育てに活かしたい。
○「YES」「NO」と別のカードを出していても、実は同じ事を言っていることも多い。岐路ではあるが「合意」の可能性も見いだせる。
○「ゲーム」であることと、「良い・悪い」ではないので、誰でも気楽に取り組める。
○参加者の連れてきた小学生も興味を示した事により、問題文の内容によっては、学校教育現場でも使えると思う。等々。
充実した思いや、楽しめたという実感を受け止めさせていただき、日頃の活動を認めて
いただけた心持ちがしてメンバー一同喜びました。
これからも、多くの皆様に活用して楽しんでいただける機会のご提供に向けて活動してまいります。                     

チームG:針金由美子


2014年10月17日(金) No.177 (会員チーム活動::チームG(群馬))

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