活動記録

プログラム当日の様子や概要などをハートフルコーチがお伝えします

ハートフルコーチ養成講座初級/東京(3)


ハートフル養成講座:初級の3回目に参加しました。
まずはチェックイン。前回からの1カ月を振り返る時間です。1回目からアシスタントをしているので、そのたびに参加者は気づきを深めて、学んでいる様子が伺えます。本当に濃い時間だなとつくづく思います。

今回のテーマは「責任」。
講師菅原からは「責任とは反応能力のことであり、親は子どもの反応能力を高めることが大切」とありました。

塾講師である私は2年前にこの養成講座で「責任」を学ぶ前、授業で使うテキストや筆箱を生徒が忘れたときに「もうしょうがないな〜」と言ってコピーをしたり、貸したりしていました。それで授業の進行が遅くなるのであれば…と講師側の立場からしか物事を言っていませんでした。
しかし「責任」を学んだ時に、「テキストを忘れたのはだれの責任だろう?」とハッと気づいたことがありました。それ以降は「今後テキスト類を忘れても一切貸さないし、コピーも取りません」と生徒に伝えました。

とはいうものの、忘れ物はする生徒がいました。そのたびに「コピーを取らない。だけど…生徒は大変か…」と私の心の中で悩みました。
しかし、忘れた生徒は家に取りに帰るか、友達に見せてもらうなどして、自分ができることを自ら見つけたことを私がわかったときに「これが反応する能力」なんだなと実感しました。
後日、忘れ物をよくした生徒の保護者の方から「最近準備をしっかりしてるので、忘物が減りました」と嬉しいお伝えがあり、私も頼もしく思えました。

「子どもの反応能力」は周りの関わり方次第なんだなと、改めて実感した時間となりました。

大堀 貴





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