活動記録

プログラム当日の様子や概要などをハートフルコーチがお伝えします

チームG クロスロードゲーム講演会


こんにちは。チームGです。
チームGのGは、群馬のG。そして、ゲームのGです。
つまり、群馬を中心にハートフル版クロスロードゲームを作っているチームなのです。

クロースロードとは、分岐点。そしてもう一つ、人と人が出会う場所という意味もあります。
このゲームは、阪神淡路大震災でいろいろな立場の人が実際に感じたジレンマを元に作られているシミュレーションゲーム。
災害対応を自らの問題としてアクティブに考え、かつ、自分とは異なる意見・価値観の存在への気づきも得ることができるという優れものです。

我々チームGは、6月14日 日曜日、クロスロードゲームの開発者である 慶応大学教授 吉川肇子氏をお招きして講演会を開催しました。

今回の講演では、まず、吉川先生からオリジナル版のお話しをうかがい、体験もしました。
その上で、ハートフル版のクロスロードゲームを体験し、吉川先生から問題文の作り方のポイントなどについても、アドバイスいただきました。
そのほか、吉川先生とハートフルコミュニケーション菅原代表理事の対談も行われ、盛りだくさんの半日でした。

参加者の皆さんからいただいた感想を少しだけ紹介します。
 ゲームを通して、自分の考えを気楽に話せるツールとして優れていると思った
 日頃自分が考えたことない視点で考えることができて新鮮だった。
 テーマが深刻な物でありながら楽しく取り組め、テーマの奥深さにおどろいた。

私は、今回の講演会で、これまで問題文を作りながら悩んでいたこと。
たとえば、ただ誰かが体験した「困った」の羅列では無く、ゲームとして誰もが楽しんで考えられる設問って、どんな設問だろう? とか、あくまでも「ゲーム」であることの意義。表現の仕方などについてもたくさんのヒントを手に入れました。
これから、チームのメンバーとディスカッションを重ね、より良いゲームにしていきたいと思っています。

ハートフルコミュニケーションを楽しく知っていただくツールとして、このゲームを皆さまにお届けできる日もそう遠くないはずです。どうぞお楽しみに。

チームG/大佐古 恵 






2015年07月16日(木) No.172 (会員チーム活動::チームG(群馬))

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