ハートフルコーチ養成講座初級/大阪(6)
大阪にて令和元年7月に開講しましたハートフルコーチ養成講座初級が12月15日(日)に、第6回目(全6回)が開催されました。
今日が最後の講座という思いがあるのか、会場に入ってこられる受講生のみなさんの顔が少し緊張しているようにみえました、私たちアシスタントにもその気持ちは同じでした。
さあ、最後の「チェックイン」の始まりです。
チェックインでは、前の講座からの課題の話、日常生活の悩みや新しい気づきの話といつもどおり進んでいきました。
共に成長してきた仲間の前では、安心して自己開示できることを実感しながら笑いあり、涙ありの時間でした。アシスタントとしてこの場を共有させてもらうことにいつも深い感謝と自分自身が今どこを向いているのか振り返ることができました。
午後からはコーチングの練習です、3人1組になりそれぞれのグループでコーチング開始です。
今日のテーマは、「自分にとってハートフルコミュニケーションとは」。
受講生の皆さんも初回からコーチング練習を重ねてこられた成果か、傾聴に心がけ順調にどのグループもコーチングが進んでいきました。
私も練習に参加し、コーチの質問にハートフルを学び始めたころを思い出し、素直にあの頃の気持ちを話しました。あの頃は子育ての真っ只中で視点はいつも目の前の「今」でした、「〜するべき」「でも〜」と思い込みと不安から過干渉な親になっていました。
でも、学ぶことにより子どもの「生きる力」を信じることの大切さを知りました。
頭でわかっていても目の前で起こることにすぐ反応してしまうのは、意識しないとなかなかなおすこと大変でしたが、視点を未来にむけるようになった今は、子どもを信じ、必要としているときはサポートし見守ることができるようになりました。学ぶことにより成長することができたと初心を振り返ることができました。
最後の菅原の話に受講生への感謝とこれからも学び続ける大切さ、それに「いつでもチェックインお待ちしています」のことばに、みなさんに笑顔があふれました。
全6回の初級講座を終えて、受講生のみなさんは何を得られたのでしょうか。
学ぶことにより、新しい気づき、自分自身の変化、家族の変化とそれぞれに得たものは違うと思いますが、みなさんに共通して、以前より子育て・仕事を楽しもうと視線が前をむいていると実感しました。
私自身もつい何かあると下を向いてしまうことがありますが、ぶれない軸を持ち常に前をむいて進んで行こうと改めて思いました。
ハートフルコーチ養成講座初級は終了しましたが、上級に進まれる方、色々な事情でひと休みされる方、またどこかで再会できることを楽しみにしています。
ハートフルコーチ・森 玲子
2020年01月14日(火)
No.249
(ハートフルコーチ養成講座::初級::初級/大阪)