活動記録

プログラム当日の様子や概要などをハートフルコーチがお伝えします

第8回 「泣き笑い日記 オンライン ホッとカフェ」



11月21日(日)に、チームRB主催 「第8回泣き笑い日記 秋のオンライン・ホッとカフェ」をzoomで開催いたしました。
ホッとカフェは「ハートフルコーチの泣き笑い日記」の執筆者とブログ読者が直接語り合う場です。今回はハートフルコーチのみの参加で計9名での開催となりました。

第8回の題材となった日記は、羽木絵里さんの 「親と対話すること」(5月17日掲載)。介護度が急に上がった高齢のお父様への寄り添い方に悩み、綴られた日記です。 
いつかは向きわなければいけない親との関わり方、寄り添い方を考えること。そのきっかけになればと、ホッとカフェでは初の「親」をテーマに取り上げました。

前半は、親との関係や状況。介護や見取りの体験談、これからその時を迎える不安や悩みをシェアしました。
父と母、実と義理、親との関係性や置かれた状況、親の健康状態によっても様々で、答もひとつではないのだということに気付かされました。
多様だからこそ、一人ひとり違うからこそ、その人が望むこと、望む未来が何かを知りサポートするために「対話」が手助けになる。
そして私たちハートフルコーチは、気持ちに寄り添った「対話」を子育てで学び実践してきている。そのスキルを既に持っている。この気づきは見えない未来への不安を軽くし、一歩踏み出す勇気になりました。

羽木さんの日記ではお父様も家族も心地よく過ごしていく方法として、お父様の「尊厳を守る」ことを大切にしながら見つけていきたいと綴られています。
そこで後半は親との関係で何を一番大切にしたいかを一人ひとり掘り下げ、言葉にしました。
これから迷ったり、何かを深く考えなければならない時に、この言葉に立ち返り、軸にしていけそうです。

さっそく親と元気なうちにたくさん対話をしておきたくなり、翌日母の人生を一緒に振り返るインタビューをしました。自分自身のことを子どもに話すのは母にとって初めてのこと。話はあっちにいったりこっちに行ったり…親子だからこそ、ストレートに聴きにくいことも、伝えにくい感情も、過ぎた出来事を通してなら、話しやすいようで、その中に見え隠れする親の想いや望むこれからの人生に、少し触れることが出来た気がします。

次回、冬のオンライン・ホッとカフェは2月です。詳しい日程は決まり次第お知らせいたします。ぜひ、ホッとひと息、肩の力を抜きにお越しください。
チームRB一同、心よりお待ちしております。

ハートフルコーチ・楠野裕子
2021年11月26日(金) No.272 (会員チーム活動::チームRB)

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