活動記録

プログラム当日の様子や概要などをハートフルコーチがお伝えします

エニアグラム3(オンライン)


2022年5月28日・6月4日、オンラインによるエニアグラム3の講座が行われました。
参加者は17名でした。

エニアグラム1では9つのタイプの特徴をつかみ各タイプの傾向を理解します。
エニアグラム2では自分らしく成長していく方法を見つけるために各タイプの性格のレベル(健全度)を学びます。
エニアグラム1〜2で学んだ「3つのセンター」や「ホーナイによる分類」に加え、「3つの本能・母性的なもの父性的なもの・対象関係(3種類の感情のトーン)」を学ぶことでタイプの特性への理解を深めるというのが、エニアグラム3です。
率直にとても難しく感じます。
講師の菅原は「もっと難しくてもいい」と笑っていました。

今回の講座もたくさんの学びがありましたが、私が特に印象に残っているのが3つの本能の優位性についてです。
同じタイプ・ウィングでも3つの本能のどれが優位かそうでないかによって行動や感じ方に違いがあります。今まで理解できなかったタイプの謎がもう一つ「そういうことか!」と腑に落ちる感覚がありました。そしてこれを知ることは日常生活の役に立つと思いました。

例えば家族で外出をします。親子の優位な本能が同じであればお互い充実した一日ですが
、もしそうでなかったら。どちらかが疲れ果て翌日はぐったり、ということになりかねませんし、外出先での過ごし方次第ではどちらかが不機嫌になりせっかくの休日は台無しになってしまうかもしれません。
私は思いました。今年の夏の旅行の計画は、家族でちゃんと話し合おう。

2日間の講座はあっという間でした。難しい講座の中でも自分とは違うほかの参加者たちの話に驚いたり感心したり、紹介されるタイプごとのさまざまなエピソードに笑い声が上がります。そして自分や周囲の人達の事をもっと知りたいという探求する姿や今まで疑問だったことが分かって安心した様子などがたくさんありました。

チェックアウトでは参加者の多くの方が「楽しかった」と口にされていました。
「エニアグラムはどの講座も一度聞いただけでは理解できません」
講座の終わりに菅原からエニアグラムの学びについて説明がありました。
1から3まで順番に受講した後、2に戻ると良いとのことです。
エニアグラム3の難しい内容が2に戻ると「なんだ! エニア3のとき聞いて分からなかったあの話はここで一度聞いてるじゃないか。そういうことだったんだ」と気づき、その繰り返しで理解が深まるということです。
また今後はエニアグラムと年齢の関係も見ていきたいということも話していました。

私は分からないことが分かったとき自己肯定感が上がるような気がします。だから学び続け、自己肯定感も育てる。次はいつエニアグラム2を再受講しようか、わくわくしています。

ハートフルコーチ・永瀬亜矢子




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