活動記録

プログラム当日の様子や概要などをハートフルコーチがお伝えします

第11回「泣き笑い日記 オンライン・ホッとカフェ」


8月27日(土)に、チームRB主催「第11回泣き笑い日記 夏のオンライン・ホッとカフェ」をzoomで開催いたしました。
ホッとカフェは「ハートフルコーチの泣き笑い日記」の読者が「もうちょっと聞きたい」「誰かと話したい」を叶え、ブログ読者と執筆者のハートフルコーチ、代表の菅原裕子と直接語り合える場でもあります。
今回は19名の参加(ハートフルコーチを含む)での開催となりました。

第11回の題材は、6月20日に掲載された小林由美子さんの「カレーにするか、にんじんにするか」です。
このブログでは、買い物へ行くとスーパーの床にひっくり返って泣く3歳の娘さんをどうしたらコントロールできるのか、静かに買い物を済ませられるのか…買い物恐怖症になるほど悩んでいた当時の様子が綴られています。そして「本人に選択してもらう」ことで起きた変化や気付きなど、とても興味深い内容です。
子育てをするなかで誰もが出会う「しつけ」について取り上げ、ハートフルならではの子も親も幸せになるしつけについて皆さんで語り合いました。

参加者の自己紹介の後、小林さんに日記を振り返ってもらい、グループに分かれてそれぞれに質問したいことや皆さんに聞いてみたいことなどを出し合いました。
子育てのなかで起きる日々の困りごとは、皆さんお持ちで共感することばかりでした。そして、参加者の話を聞くなかで、やり方がひとつではないことに気付く場はとても貴重でした。 

私も子ども達を一生懸命コントロールしようとして疲れていた自分を思い出しました。そして「しつけ」は誰のため?なんのため? と改めて考えさせられました。
自分の要求を通そうと泣いて主張する子どもにはもうお手上げしかないと思えます。でも、選択肢を伝え、自分で選び、決めるようにと舵を渡された子どもは、急に自分で動き出します。これは自分の体験とも重ね、納得できました。
そして、幸せなしつけへの一歩、楽しい子育てへの道筋が少しずつ見えて来たように思いました。

後半は、子どもが成長するとそれだけでは通用しなくなり、変化させていくことにも話が及びました。「あなたは困っていないかもしれないけれど、お母さんは困っている! 」、こんな時には、子どもに協力者や救助者にもなってもらうことも大いにありだとわかりました。

親子で幸せになるしつけが実際にあり、子育ては工夫次第で楽しくできるし、人生を楽しもうと前向きになれる時間となりました。そして引き続き考え続けるなかで、ホッとカフェでの時間も励みにしていただけたらと思います。

次回の秋のオンライン・ホットカフェは11月13日(日)を予定しています。たくさんの方とお話しできることを楽しみにしております。
チームRB一同、皆様のご参加を心よりお待ちしております。

ハートフルコーチ・山本美徳  




2022年09月01日(木) No.284 (会員チーム活動::チームRB)

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