活動記録

プログラム当日の様子や概要などをハートフルコーチがお伝えします

神奈川県伊勢原市 子ども部子育て支援課主催  「子どもの心のコーチングワークショップ」開催


令和5年1月から3月までの期間、3回にわたり、伊勢原市で「子どもの心のコーチング、ワークショップ」が対面で開催されました。

このワークショップは、ハートフルコミュニケーション代表 菅原裕子が書いた本、「子どもの心のコーチング」の内容をベースにしたものです。「子どもの幸せな自立」のために、子どもの中に育てたい3つの力を、日常生活の中で、どのように育てていくかを、レクチャ-だけではなく、参加者同士で話をするグループワークを通して一緒に考えていきます。
毎回、15名から20名の乳幼児から小学生のお子さんを持つ保護者の方達が参加しました。回を重ねるごとに、参加者が増えた事が嬉しかったです。

テーマに沿って、参加者同士がグループで話をすることで、色々な気づきが生まれます。2回目、3回目では最初に、「前回の学びからやってみた事」を参加者同士で話をしました。グループワークの中で、「こんな事をやってみた。」「子どもの反応はこんなだった」と前回の学びを通して、それぞれに、やってみようと思ったことを行動に移し、子どもの変化も実感しているのが分かりました。

連続講座の良さとして、参加者同士が顔見知りになるので、グループワークの意見交換が活発になり、色々な気づきがそれぞれに出てきます。参加者の子どもの年齢も幅が広いので、様々な視点からの話となり、学びも更に深まっている様でした。

また、いくつかの変化が見られたのも印象的でした。
最初は、メモを一生懸命取っていた参加者が、そのうちに、メモを取らず、話を集中して聞くという姿勢になったり、初めのうちは、自身の子育てを自信なさ気に話をしていた様子も見受けられましたが、次第に、「こんな風にしたらいいんじゃない?」「我が家はこうやってみたら子どもが嬉しそうだった。」等、ワークショップで学んだ事を参考にしながら、参加者同士が、楽しそうに知恵を出し合っていました。

最終回では、一人ひとりが、「これからやっていく事を一つ」話しました。
参加者それぞれ、やっていく事が具体的で明確でした。また、「子どもにとってこんな存在になりたい。そのためにやっていく事」を話してくれる参加者もいて、子育てを自分自身の成長の機会ととらえてくれたことも、とても嬉しかったです。

講座後のアンケートでは、「講座の内容を夫にも知って欲しくて、帰ったらすぐに共有した」、「自分に自信が持てるようになり、子どもにいつも以上に愛情を持って接することができた」など、講座での学びを、家庭ですぐに行動に移していることは、私にとって、伝えたいことが伝わっている!という大きな喜びでもありました。

また、主催者の方からも、「毎回、何か大切なものを見つけて笑顔で帰っていく参加者の姿を見て、喜びでいっぱいでした」とのコメントを頂きました。

「親は子どもの為なら、こんなに一生懸命になれるんだ!」
そこに居たすべての参加者の思い、熱意を感じた、3回のプログラムでした。

ハートフルコーチ・伊藤寛子 



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2023年04月23日(日) No.292 (ワークショップ)

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