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乳幼児期学童期思春期凸凹っ子

元気な息子に体力が持ちません

3歳の息子がいます。子どもらしく、元気いっぱいなのはとてもよいことだとは思いつつ、私の体力が持ちま せん。
午前と午後、近所の公園で遊びますが、 お昼寝もせず、夜も数回起きます。私がほっと一息つく暇もありませ ん。家事も完璧にしたいと思うほうなので、どう手を抜いてよい かもわかりません。正直、元気のよすぎる息 子を相手に体力が持たず、育児を楽しむどころか辛くさえ感じます。近くに 親戚もおらず夫も帰りが遅いので 、頼れる人がいません。まわりの若いお母さん達と自分を比べ、息子に申し訳ない気持ちにもなります。同じ ような状況を乗り越えた方や、また状況は 違っても何かヒントを頂けないかと思い質問しました。

思い込みを外すと少し楽になるかも

好奇心旺盛で元気いっぱい。将来が楽しみなお子さんですね。
でも、ママは本当に大変。昼も夜もあまり寝てくれないのでは、お母さんが疲れ果ててしまいますよね。その上、家事も完ぺきにしようと頑張っている、まじめで一生懸命な様子が伝わってきます。 うちは、上の子がとても活発で外遊びが大好きでした。私は若くはなかったし、実家も遠く、年子の子育てにいつも疲れ果てていたのに、毎日上の子を公園につれて行かねば!と一生懸命だったことを思い出しました。今思うと、どうしてかわからないのですが、とにかく毎日公園へ行かなくては!と思い込んでいました。それでも、下の子を妊娠してつわりの時とか、生まれてしばらくとか、どうしても行けない時期を何度か経験しました。 ギリギリまで頑張って、だめだ、無理だって思った時、涙が出たのを覚えています。行けないことに罪悪感さえありました。だから、申し訳なく思ってしまう気持ち、わかります。 でも、お腹の子のためにもしばらくは公園はあきらめようと決めたら、ビデオや絵本を一緒に観たり、お友だちに親子で遊びに来てもらったり、工作やベランダで水遊びなど、体力を温存しながら過ごす方法もいろいろありました。確かに外遊びが大好きですが、娘はアンパンマンのビデオも工作だって喜ぶんだって気づいた経験でした。 友人は公園で追いかけまわすのに疲れると、乗り物が好きな息子ちゃんと、あてもなく市バスに乗っていたそうです。
体を動かす以外にも、夢中になること、意外に見つかるかもしれませんよ。

家事にかけるエネルギーを節約

3歳といえばまだまだ目をはなせないことも多いと思います。お母さんはまさに体力勝負の時期ですよね。そんな中で家事もちゃんとしたいとのこと、とても頑張っていらっしゃるのですね。 うちは女の子ですが、子どもが3歳の頃私も毎日へとへとでした。高齢出産で仕事もしているので、家事にかける時間と体力はできるだけ節約し、かわりに娘と過ごすエネルギーに充てていたように思います。 お料理は少し割高ですが、安心安全な冷凍食品を定期的に使用したり、食材は休みの日に多めに切って小分けに保存し普段の調理時間を短縮したりしていました。 掃除機かけやお風呂掃除は子どももやりたがったので、お手伝いしてもらいながら遊び感覚で一緒に取り組む時もありました。実際、自分ひとりでやる方が早くてキレイにはなるのですが、大好きなママの役に立っているという気持ちもあったのか、娘は嬉しそうでした。ゲーム感覚で二人で競争しながら洗濯物をたたんだことなどは、今でも私にとって子どもと一緒に過ごした楽しい思い出の一コマになっています。

一時保育などを利用してみる

私の友人のお子さんも、とても活発なお子さんで、やはり体力的に大変だったそうです。友人は、お子さんのエネルギーを発散させるために、リズム体操のサークルや、運動教室などにも通っていたそうですが、中でも、心身ともにリフレッシュできて良かったのは、保育園の一時保育だったそうです。仕事でなくても、一日預かってもらえたそうで、週1回、曜日を決めて毎週利用していたとのことでした。  家や、公園とは違った遊具やおもちゃで遊べるため、その子は保育園へ行く曜日をとても楽しみにしていたようで、友人も、一時保育の日は、美容院や歯医者に行ったり、一日ゆったりしながら過ごしたそうです。子どもと離れてリフレッシュできる時間が持てたからこそ、子どもに対して、愛おしいという気持ちが、一層強く感じられるようになった。と話してくれました。 自治体によって、利用方法や条件が違うと思います。問い合わせてみてもいいのではないでしょうか?

すこし肩の力を抜いてみて

我が家の長男が幼い頃にとても状況が似ていてびっくりしました。実家は遠く、夫は長期出張で留守が多く、平日はもちろん週末も自分ひとりで子育てしていたので、お気持ち本当によくわかります。息子は午前2時間、午後2時間の外遊びは必須で、お昼寝もしませんでした。食事も栄養バランスのとれたきちんとしたものを作りたいと思い、家の中もきれいに整えていないと、と考えていました。息子の溢れ出るエネルギーに、応えよう、応えたいと思う自分と、最大限がんばっても応えきれていないと焦っている自分がいたように思います。自分の中では最大限がんばっている状態なのに、日々余裕のかけらもなく、いっぱいいっぱいの自転車操業の毎日に、「一体全体、世の中のお母さんはどうやってこの状態を乗り切っているんだろう?」と、本当に疑問に思っていました。 次男、長女が生まれると、自分の理想だけではどうにもこうにも家族がまわらず、結果的に家事にも手をかけられない部分がでてきましたが、だんだんと「できないものはできない!今は仕方ない!」と、あきらめがつくようになりました。次男も長女も、それでも元気に楽しく毎日を過ごしています。長男が幼い頃は、今思えば、理想の母を意識し、肩に力が入りがんばりすぎていたのかもしれません。あの頃の私に、そんなにがんばりすぎなくても、もっと気楽にやっても、こどもは元気に育つよーと言ってあげたいです。

「○○するべき」を手放しました

体中からエネルギーがあふれ、元気いっぱいに遊んでいる息子さんの姿が目に浮かびます。私も、子どもらしく伸び伸びと成長する姿にありがたいと思いつつも、自分の身体がつらくて、なんとか日々を過ごしていたことを思い出しました。  とっても活発なうちの次男は何でも長男と同じことをしたがりました。危なくて目を離せないのももちろんですが、一番大変なのは、朝、長男を幼稚園バスに乗せる時。どうして兄ちゃんと一緒に乗れないのか理解できず泣いて大暴れする次男を必死で抱きかかえながらバスを見送る毎日。そうなると、公園で気が済むまで遊ぶしか気持ちを切り替える方法がありませんでした。当時住んでいたアパートは公園のすぐ隣だったので、バスを迎えに出るとまた公園。ようやく家に入っても、公園から子どもの声がするとまたすぐ公園に行きたがります。家事など全くできません。  そんな毎日に疲れ果て、そんなに兄ちゃんと一緒に行きたいならと1年早く幼稚園の未満児クラスに通わせることにしました。当時次男は2歳4ヶ月。ママと離れるのが嫌で泣くだろうという予想は見事に外れ、あこがれの幼稚園バスに乗って、兄ちゃんと一緒に毎日元気に通ってくれました。  当時専業主婦だった私は、「家にいるんだから年少さんになるまでは私が見るべき」という思い込みに縛られていましたが、毎日幼稚園でお友達や先生とたくさん体を動かして遊び、満足している息子と、自分の時間を持つことで心も身体も楽になった私。思い込みを手放したことで双方に良い結果が得られた体験でした。

元気なエネルギーをスポー ツで活かす

今、本当に大変でしょう。午前も午後も公園で、あまり寝てもくれない、その上家事もちゃんとやりたいとなると、お母さんの体が壊れてしまいます。今まで、本当に頑張ってこられましたね。 うちの3人目の息子がそうでした。朝も夕方も公園へ出かけてたし、お友だちのおもちゃを取らないか、叩いたりしないか、心配で目が離せず、追いかけまわしていました。声も大きいし、謝ることも多くて体の強くない私は心身ともに疲れていました。 なので、少し早いかなとは思ったのですが、運動が好きそうなので2歳からスイ ミングに週4日で行かせました。
嫌がるかと思いきや大喜びで楽しみに通っていました。お昼寝しなかった息子もさすがに疲れたのかスイミングの日は寝てくれましたよ。幼稚園に入ってからはサッカーも始め、すぐにはまりました。彼はスポーツを通じて、いろんなことを学んで、今は逞しいサッカー部の高校生です。 もし、お子さんがスポーツ好きなら、どこかスポーツのできるところに入れてしまうのも一つの手かもしれません。それでもやはり体力がいるし謝ることも多くて落ち込むことはありましたが、おとなしい上のお姉ちゃんたちに比べ、自己主張が強く人懐こくて元気な息子のおかげで、スイミングやサッカーを通じて私自身も仲間ができ、楽しかったと今は思えています。