ハートフルコーチの泣き笑い日記

日々の発見やつぶやきなど。

「聴」


こんにちは、神奈川の杉本です。

「怖いものは怖いんだよ〜。僕のこの気持ちわかってよ・・」

佐藤さんのブログを読んで、
私がお手伝いをしている幼稚園の子供達のことを思い出しました。
お誕生日会のインタビューで「大きくなったら何になりたいですか?」と聞かれ、
こんな答えが返ってきます。

「ポケモンの○○!」「白雪姫」「新幹線・・・(?!)」
目を輝かせて話す子ども達は「ほんとうにそうなれる!」と思っているようです。
「無邪気でかわいいな〜でも君、新幹線には絶対なれないよ」って思わず突っ込みたくなるけど、
「そっか〜新幹線になりたいんだね。すっごく早くて、どこでも行けちゃうしね。」と答えます。
「うん!だって、なりたいんだもん。」
気持ちをわかってもらえたと感じるのか、得意げに話す姿がまた、かわいい〜。

ですが超怖がりな私。
佐藤さんの立場ならば、「そうだよね〜」って言うのには、少々勇気がいるかも。

さて今年ももう3週間が過ぎようとしています。
歳を重ねるごとになぜこんなに時の過ぎるのが早いのか。
例えば3歳児ならば1年という長さが1/3。51歳の私は1/51。
数字をみて納得!そりゃあ、あっという間だわ。

「今年をどんな1年にしたいか。漢字1文字で表すと何ですか?」
年頭に質問されて、私の答えは「聴」でした。
「きく」は意味が似ている字として「聞く」と「訊く」もありますよね。

なぜ「聴」にしようと思ったか。2つ理由があります。
「聴く」の意味を調べると、
· 『類語国語辞典』(角川書店)・・・「聞く」は、音や声を耳に感じ認める意、
「聴く」は、聞こえるものの内容を理解しようと思って進んできく意である。
他にも「注意深く耳を傾けてきくこと」などとありました。

例えば娘が「部活の先生、まったく自分勝手で困るのよ」ということを切々と語っている時。
「いや〜でも、先生だって大変よ」「あなた副部長なんだから、もう少し大人の対応をしたら?」
という考えが頭を巡っています。
話が始まった瞬間から、私の耳は娘の言葉が音として聞こえてはいても、
私の思いや考えに支配されているようです。
なので「そっか〜あなたはそう思うんだね。」という言葉が、なかなか心から出てきません。
娘も不完全燃焼、わかってもらえてないな〜という顔をすることもしょっちゅうです。

話をきくとき。「無」になる瞬間を作ったらどうかな。
そのためにまず、自分の耳を相手に預けるくらい「進んできく」という意識をもってみたらどうかな?
そう思ったのが1つ。

またもう1つは「自分の心の声を聴く」ことをしようと思ったから。
何かを判断したり選択したりするとき。周りを気にしたり、せっかくだから、悪いから〜と思うあまり、
「本当にそれ、自分のやりたい事?」を見失ってしまう時があるからです。
じっくり自分の心に聴いてみる。自分に質問してみる。
そんな1年にしてみよう。

では、そんな風に過ごせたら、どんないい事があるでしょう?
年末が楽しみだなあ〜(気が早すぎ)。

次は群馬のともどん。よろしく〜。

神奈川県/杉本真紀 







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