ハートフルコーチの泣き笑い日記

日々の発見やつぶやきなど。

はじめてのエスコート


みなさまこんにちは。
千葉の『かずぱる』こと藤田和枝です。
私の住む市川市は梨が有名で、幸水、豊水と来て、今は秋月という梨の季節。
毎食後美味しい秋の味覚を楽しんでおります。

さいとうさんの
〜『心の余裕』は意識しないと知らない間になくなっている〜
の言葉にどきっとしました。本当にその通りですね。
私も意識して自分の『充電時間』を確保して、
自分にも家族にもやさしく接したいと思います。

さて、今回は子ども達ふたりのエピソードです。

 朝、2Fの寝室から1Fのリビングへの移動はもちろん階段。
我が家の階段は中程で折り返す形ですが踊り場はなく、
内側が鋭角になっています。手すりはついているのですが、
これも内側なので、1歳半の娘にとっては足の置き場が難しい様子。
いつもは私か夫が娘の手を引いているのですが、
先日、5歳の息子がエスコートを買って出ました。

で、任せることにしたのですが、
息子は自分が1段おりてから、娘の手首をつかみぐいっとひっぱる。
娘はちょっと不安になったらしく、
後ろ側に尻込みをして私の手を離しません。

『大丈夫だよ、お兄ちゃんと一緒に下りておいで。』
と娘に言い聞かせ、階下に私が行き、
息子がエスコートしやすい様に声かけをすることにしました。

『手をひっぱりすぎないで、やさしく!』
『下りるタイミングがちょっと早いよ。』
などなど。。。
なかなか思うように娘をエスコートできない息子。
イライラしてきた息子に、1段だけ私がやってみせて、
娘の様子を観察させ、再トライ。

娘の階段を下りる動作は
1、片手で手すりの前方をつかむ
2、体重移動させて、足を出す
3、下の段に片足をつく
4、姿勢を安定させる
5、もう片方の足をつく
の繰り返し。

『まずは、手をそこ(手すり)につくことを教えよう。』
『○ちゃんのもうひとつの手をつないで支えてね。』
『降りるときは、○ちゃんの足元を見て、ゆっくりね。』
『一緒にゆっくり一歩づつ、来れるかな?』
と話しながら。

最初の1〜2段、娘はへっぴり腰で、息子もぎこちなかったのですが、
最後はふたりの息のあったエスコートぶり。
私も、子ども達もホッとして笑顔。
息子の誇らしそうな顔は頼もしかったです。

いつも私がしている娘へのエスコート。
彼女ができることは任せて見守り、できないときは手伝い、
不安に感じているときは声を掛けるなど、どれも何気ない行為ですが、
今回、息子のエスコートを見守ってみて改めて、
具体的に分かりやすく伝えるのは難しいなぁと思いました。

次回は東京のひらさわきょうこさんです。
どんなお話か楽しみにしていますね。

千葉県/藤田和枝



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