ハートフルコーチの泣き笑い日記

日々の発見やつぶやきなど。

私の不満≠子どもの不満


おはようございます、京都の桑原です。
私の生まれ故郷である福岡で活躍中のともみんからバトンを受け取りました!
ともみんが言うように、我が家は毎日が
エニアグラムワーク実践中かもしれませんね。

私ね、子どもは平等に接しなければいけないって思ってました。
それで、同じように対応してると、子ども達から不平不満の声が挙がるんです。

「おねえちゃんばっかり、ズルい!」
「なんで、僕にばっかり言うの??」
「いいから、ほっといて!!」

私は、平等に接しているのに、どうしてだろう??
って思っていたんです。

それが、子どもの生まれ持った気質の違いによるものだって分かると、
な〜〜んだ、同じように接しちゃいけないんだ!!って気付いたんです。

この子は、黙ってニコニコ見守っていよう・・・
この子は、いっぱい抱きしめてあげよう・・・
この子は、要所、要所で声を掛けていこう・・・
この子は、放っておくという距離を置いた見守り方をしよう・・・

それ以来、子ども達からの不平不満は無くなりました。
子どもはその子に合った対応をする事をオススメします(笑)。

それから、もう1つ、お伝えしたい事があります。
前回、このブログで、大好きな運動系のクラブではなく、吹奏楽部に入った長女の話を書きました。その後日談です。
実は、彼女が吹奏楽部に決めたのは、「フルート」の魅力に取り憑かれたからみたいです。
体験入部で初めて吹いたフルートの音色・・・。
対応してくれた先輩の優しさ・・・。
何もかも、嬉しくて、「フルートを吹きたい!!」と思って入部を決めたそうです。
入部後も「今日はね、この曲をフルートでやったんだよ〜」
「最初からフルートの音が綺麗に出るのは、珍しいんだって〜〜!」
と、毎日本当に楽しそうでした。

しばらくして、1年生のパート決め発表がありました。
顧問の先生が、担当するパート(楽器)を決めるんです。

娘は・・・・・・・・パーカッションでした。

彼女は一晩泣き続けました。
私も、一緒に泣きました。

いつも自分の欲しい物を主張せずに、他の人に譲ってあげる優しい彼女が初めて、「これがやりたい!!」って言った事なんです。
親心としては、是非やらせてあげたい・・・・・。

翌朝私は、「自分がやりたい事は、これがやりたいって言っていいんだよ」って彼女に伝えると
「ん・・・・・私ね、なんとなく、分かってたんだ・・・。だって他にパーカッションができる人がいないもん。先生も、私がフルートをやりたいのは分かってると思う・・・・。
・・・・・・私、パーカッションやるよ・・・・・」

私だったら、何がなんでもフルートがやりたいと譲らなかったと思います。
これが気質の違いでしょうか。
彼女は全体のバランスを考えて、納得したようです。

私は、今でも彼女がパーカッションになったことが不満です。
彼女はというと、毎日、楽しそうに朝早くから起きて部活をしています。

子どもの気質を理解して受け入れるということは、
自分の気質とも向き合うことなんだな〜と感じています。

次は、香港の久美さんです。
どんな話が飛び出すのでしょうか? 楽しみです!

京都府/桑原修子 

  

    
                             
2012年07月02日(月) No.38 (日記)

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