ハートフルコーチの泣き笑い日記

日々の発見やつぶやきなど。

注射大嫌い


こんにちは。東京都世田谷区在住の平沢恭子です。
かずぱるさん。ちょっとした“働きかけ”次第で、やる気に火がつくんですね。「ぼうくすらいだー」の物語、読んでみたいです。

さて、今回私は我が家の次男の話をしたいと思います。
次男は5歳。この年代の子どもは、私にとって笑いを誘う存在です。作り話を真剣に信じたり、思いもよらない反応をするので、微笑ましいこと、このうえありません。

例えば、保育園の自称魔女だという先生を本物の魔法使いだと信じていること。魔女先生に、「空を飛びたい? 魔法で飛べるようにしてあげようか? 天井にぶつかるかもしれないけれど」と、チロリと見つめられて言われると、いつもは恐いもの知らずの豪快な次男が、急にしおらしくなって、タジタジとうろたえて私の後ろに隠れ、頭を左右にブンブン振ります。
その様子が可笑しくて、魔女先生と次男のかけあいを見るのが楽しみのひとつになっています。

また、先日はインフルエンザの予防接種でした。
注射が大嫌いな次男は泣いて受けないと訴えました。
私は予防接種の大切さをまず話し、そのあと「何があったら大丈夫になるかな?」ときくと、しばらく考えて、「小さい注射だったら・・・」と思い詰めた様子で答えました。
『小さい注射だって! 面白いなぁ』と心のなかで吹き出しつつ、「ナイスアイデア!いいね〜。それ、先生にお願いしてみようよ」と励ますと、ちょっと明るい顔になり「うん」。
「じゃあ、他に何かよいアイデア、ある?」と促すと、「あのね…勇気!」と真剣な眼差しで私を見つめて言いました。
そのドングリ眼をみて、またまた吹き出しそうになりながら、
「よし!それならママの勇気を分けてあげる。ほら、ここにいっぱいつまってるから」と私の胸を両手でパンパンと叩くと、「ええ〜」とニヤけはじめました。
しめしめと思いつつ、「知ってる?ママのおっぱいにはね〜、勇気がいっぱいつまってるんだよ。分けてあげるからおいで〜」と手を広げると、ムフフと笑って近寄ってきて、うれしそうにムギューとされる次男。
その後は、勇気が充電されたかのような顔で落ち着き、なんなく病院にたどり着けました。

病院についたらやはり半べそをかきましたが、大きな声で「小さい注射にしてください!」と先生に伝えると、先生と看護師さんは大笑い。
もちろん、先生からは「よしよし、分かった。小さい注射にしてあげようね」といわれて、無事終了。
5才児の言動、周りに笑顔の花を咲かせてます。

さて、お次は八王子在住のわかめんこと海藻明代さんです。どんなお話がきけるか、楽しみです。

東京都/平沢恭子 


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