ハートフルコーチの泣き笑い日記

日々の発見やつぶやきなど。

長女の誕生日に、親として思うこと


皆さん、こんにちは。埼玉県の島葉子です。
「あなたなら、きっと大丈夫!」と思ってもらえる、ふくちゃんの娘さんたちは、きっと嬉しいでしょうね。私の子どもたちにも「あなたなら、きっと大丈夫!」と思えるどんな力が育っているのか、考えてみます。

さて、今日25日は長女の誕生日です。24年前の今日、長女は産まれました。
私は産まれたての赤ちゃんを抱いたことがなかったので、初めて抱いたときの感動は今でも忘れられません。
赤ちゃんはこんなに小さいけれども、私の指を握る手の力強さに驚き、長女の生命力の強さを感じました。そして、母親になったんだ〜と実感した日でもありました。

ですが、その後、2歳違いで兄弟が産まれたことで、そんな感動もどこへやら。ベビーカーに次男を乗せて、右側に長女左側に長男がベビーカーにつかまりながらお出かけする日々がしばらく続きました。
そして、幼稚園、小学校と子どもたちが成長するにつれて、4月のこの時期は、入学や進級や卒業の慌ただしい日々が過ぎて生活も落ち着き、ホッと一息つく時期となりました。
私としては長女の誕生日を忘れていたわけではありませんが、あっと思うと明日が誕生日ということもしばしばありました。あわてて誕生日のプレゼントを用意したり、食事のメニューを考えたりしていたなぁ〜。
そんな母の様子に気づいていたのか、気づいていなかったのかわかりませんが、幼い頃の長女はプレゼントを喜んでくれて、料理もおいしいおいしいと、ニコニコしながら嬉しそうに食べてくれました。その笑顔を見ていると、私の顔もほころび、幸せな気持ちになりました。

今や子育てに追われていた日々は過ぎ、社会人となった長女は離れて暮らしています。
長女が勤めている会社は、かつて私が勤務していた会社なので、どのように仕事をしているのかだいたい想像がつきます。一人暮らしの長女との最近の会話は主にLINEで、長女の帰省の予定や仕事の近況や情報を伝えるときの丁寧な言葉遣いに、大人になったなぁと感じるとともに、親とは違う考えを持つ一人の人としての意見にも成長を感じています。

先日家に帰ってきた長女から仕事の話を聞いていたとき、つい先輩としてアドバイスをしてしまう私に、「お母さん、昔はそうだったかもしれないけど、今はこうなの」とはっきりと言われてしまいました。
私の意見も参考にしてくれるのではないか、きっと参考にしてくれると期待していただけに、母としては寂しい気持ちになりました。ですが、会話の内容を振り返ってみると、長女はアドバイスを求めていたわけではなく、ただ話を聞いて欲しかっただけだと気づきました。
そうすると、「まぁいいか。そういう考えもあるよね。お母さんの意見を心の片隅に覚えていてくれればいいな」と思うと同時に、「そんなふうに考えているのか」と私とは違う長女の考えを知ることができてよかったなと思いました。

親子でも考えは違うことを胸に刻み、これからも長女との考えの違いを意識しながら、その考えを尊重し、話し合える関係でいたいと思う今日この頃です。
事前に準備をしたり、あまり心のこもったお祝いをしていなかったことを反省して、今日は、ちょっと素敵なお店で、家族揃って、長女の誕生日を祝うつもりです。家族それぞれが自分の予定を調整して集まってくれることに感謝しながら、楽しい夜を過ごせればいいなぁと思います。

それでは、東京の佐藤さんへ、バトンを渡します。次回はどんなお話でしょうか。楽しみです。

埼玉県/島葉子 





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