ハートフルコーチの泣き笑い日記　～NPO法人　ハートフルコミュニケーション～

一週間に90分の癒しの場

千葉の藤野です。
櫻井さんの心の中のB子ちゃん、私の中にもいます。
以前は、B子だけでなく、C子、D子・・・とたくさんいました。

みんな私です。
私の場合、うわべを装う度に出来たありのままの私でした。
以前の私はうわべを装うことで本当の自分を内側へと追いやっていました。そうやってたくさんの鎧を身につけ、自分を押し込めて生きていました。
ハートフルコミュニケーションの講座をきっかけにその鎧も少しづつ脱ぐことができ、今はほぼ等身大の私で生きられるようになってきています。

押し込めていた自分をとり戻していくと、やりたいことやってみようと思うようになり、2年程前からゴスペルクワイア(聖歌隊)に入って歌っています。

私自身はクリスチャンではないのですが、映画『天使にラブソングを2』を見てから、いつかはやりたいと思っていたことでした。
パワフルで自由に楽しく歌う姿に憧れていました。

たまたま出会ったクリスチャンのお友達に紹介してもらい入ったクワイアでした。場違いだったらどうしようと思い、最初は一緒についてきてもらいました。でもそんなことは関係なく、その場が私をすぐに受け入れてくれました。今はとても居心地がよいところです。

楽譜はなく、歌詞のみで、後はベテランの歌を聞きながら、一緒に歌います。
上手に歌うことではなく、心を一つにし、言葉を伝えることを大切にしているので、多少音がずれててもそんなのことは気にされず、みんなの大きな声で引っ張っていってくれます。
みんな、自由にリズムに乗って、楽しく歌っています。そして、今日もよく出来たねってお互い賞賛し合います。
はじめは少し恥ずかしかったのですが、互いに手を合わせることで和んでいきます。

『あなたには生きる価値がある』、『辛いことがあってもいつか光がさす』、『毎日が素晴らしい』、『大切に守られている』
といった意味の、普段は聞くことのない歌詞の一つ一つは心に響き、声が一つになった時は、心地よい感動を覚えます。
日頃の疲れやストレスが一気に吹っ飛び、帰る頃には元気になっています。

時々ふと気付くと鎧をつけ、自分を押し込めてしまう癖が出てきてしまう私を解放する、安心できる場所です。

私は私でいいじゃん！と魂の叫びを聞いているのかもしれない。
ありのままの自分を大切にできると子どもにもやさしくなれる気がします。

南村さんは、どうですか？

千葉県／藤野美奈　

2018年09月03日（月） No.370 (日記)