ハートフルコーチの泣き笑い日記

日々の発見やつぶやきなど。

ピリピリムード脱却?!


こんにちは。
兵庫の五十君です。  
來山さんの、親の価値観/子の価値観について、我が家にも当てはまるなぁと共感し読ませていただきました。

今回は、親/子の「気質」と捉えて我が家について振り返ってみたいと思います。
ゴールデンウィーク、皆さんはいかがお過ごしになられましたか?
我が家は毎年恒例のキャンプに行きました。
私はキャンプが大好きなのですが、テントの設営と撤収の時間が実は以前はとても苦手でした(笑)。この時間になると、急に完璧主義な自分が出てきて、私からするとテキパキと段取りよく動かないように見えた家族に対して、とてもイライラ。もっと効率よく動くべき、遊ばずに手伝うべき‥など、私自身の考える「べき」がわんさか溢れかえる時間となってしまい、しかもそれを家族に決して楽しくはない雰囲気で伝え、せっかく楽しいはずのキャンプの時間を、テントの設営と撤収の間はピリピリとしたものにしてしまっていました。

そんな時、ハートフルコミュニケーションで、「エニアグラム」(人が生まれながらにして持つ、9つに分類される”気質”の特徴を様々な角度から学ぶことにより、自分自身や周囲の人への理解を深めるもの)を学びました。その学びのなかで、私の気質かと思われるものには、次のような特徴があることがわかりました。
[ストレスがかかった時に、規律を重んじて、自分にも人にも厳しく堅苦しくなり、人を強く批難することがある]

この気質の学び、私には本当に衝撃的でした! 思い返せば、これまでの自分に当てはまる当てはまる!
どうやら自分には、自動的にそう反応するクセがあるんだ・・・あぁ喜んで認めたくはないけど、納得・・・。皆さま本当にごめんなさい、特に至近距離にいる家族のみんな・・・。 
 
この自動反応をストップさせるためには、まずは自分に気付く、自分の状態を客観視してみる!「来たぞ来たぞー、あれ出てきたぞー、私は今ストレスがかかって怒ってるんだ」というように。
そうすることで、これまで自動的に反応してしまっていた自分が、まずは立ち止まることができる。立ち止まることができたら、次の行動を自分で選択することができる。
目からウロコの学びでした!

この学びの後、自分の今を客観視できるよう、リビングの天井にもう一人のミニ自分がいてそこから自分を見るようにしたりと、「気質の罠」を認識し意識的に抜け出そうと試みるようになりました。
すると、それまでの私ならイライラして「なんで、そうなの? こうすべきじゃない?」と咄嗟に反応(攻撃)していたはずの家族とのやりとりが、(来たぞ来たぞー! これは気質の罠だ!)と自分の今の状態に気付き、まずは立ち止まれる場面がぐっと増えました。
さらには、私が大好きな家族の長所と時に私がイライラしていた短所?弱み?というのは紙一重なんだなと腑に落ちたことで、家族への理解が深まりました。そして、正さなきゃと思っていたことに対して、そういうことなら受け入れようと思うようになりました。

その結果、私がそれまで発動してしまっていたピリピリムードが劇的に減り、家の中の雰囲気がぐんとよくなり、私と家族のケンカがなくなりました。
私が勝手に批判的になり攻撃してただけなので、ケンカにはなってなかったのかもしれませんが。

その後のキャンプでは、私にとってストレスがかかりやすかったテントの設営撤収の時に、これを意識することによって、(来たぞ来たぞー、自分がピリピリしてきたな)と気付くことで、深呼吸してその場を一旦離れたり、必要であれば手伝ってほしいことを穏やかにお願いできるようになっていきました。

そして、今回のキャンプ。
設営撤収の時、鼻歌がでていた自分に気付き、あんなにピリピリしていた自分から少しは成長できたことに何だか少しうれしくなりました。
家族はと言えば、楽しみながらそれぞれができることを率先してやってくれて、ありがたかったです。みんなで撤収した後のお楽しみにキャンプ場で食べたスイカが最高でした!

次は東京の楠野さん、今回はどんなお話を聞かせていただけるか楽しみにしています。

兵庫県/五十君朋子 




▶▶▶エニアグラムについての詳細は
こちらのページをご覧ください。
2019年05月13日(月) No.407 (日記)

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