ハートフルコーチの泣き笑い日記

日々の発見やつぶやきなど。

捨てられない物


大阪の安村です。
平沢さんのご家族が一致団結して息子さんのアイテムゲットをサポートされていらっしゃったのが伝わって来ました。だからこそ、息子さんも不安を手放すことができたのだと思いました。

今回は、断捨離のツールをゲットするまでのことを書こうと思います。
私は、不要な物は出来るだけ家に置きたくないと思っています。それでも、なかなか捨てられない物もあります。

そのひとつは、子どもたちが使っていた道具類。
すでに成人している息子たちが、小中学生の頃に使っていた道具セット(裁縫、絵の具、習字)使わないのにずっと押し入れの中に置いてありました。
使わないけど、それぞれ使えないわけでもなく十分に使えそうな物。子どもたちがお世話になった道具セットです。捨てる気にはなれないでいました。誰か、使ってくれる人はないかと思うけれどその年頃の子を持つ知り合いもなく・・・。

そんな時、市の広報に使わなくなった道具セットを、売買の投稿サイトに既定の言葉にハッシュタグを付けて投稿することで地元の年頃の子に使ってもらうようにするリユースを進める取り組みを始めましたという記事を見つけたのです。これだ! と思いました。
実は、記事を目にする前から、投稿サイトのことは気にはなっていたのです。でも、分からないことが多く、かつ何となく怖く感じるところもあって手を出せないでいました。今回も無難を選んで見送るか、それともこれを機会に意を決してトライするか・・・。

どうしようか悩みながら、数日が経ちました。記事を見た時から、気持ちの上ではもう一度、あの道具たちが誰かに使って貰えるなら、できることをしたいと思ってはいるのに、決めきれない自分。その状態が嫌で、どうするかを決めるために、なぜすぐにやってみようと思えず、躊躇しているのかその理由を考えてみようと思いました。

心配なのは、自宅の位置情報などの個人情報が漏れるのではないだろうかということ。そして、もし、受け渡しの相手とトラブってややこしいことになったら・・・等、気になることを自分の中で挙げてみました。
気になることに対してどんな対応、対処ができるのかをまずは知るところから始めようと思い、初心者向けの説明動画サイトで調べたのです。
自宅が分からないような設定の仕方。
自己紹介で、自分が取引をする時にされて嫌だと思うことを避けるようなプロフィールを設定しておく。受け渡しの時間に来られなければ、キャンセルにしますというように。

少しずつ理解するにつれ、慎重にすれば、押し入れに入れられたままの道具が、また誰かに使ってもらえるかもしれない、やってみようと思えました。
そこから、サイトに登録して、道具の写真とコメントを書いて投稿。投稿した後は、どんな人が連絡してくるだろうかと期待よりも不安の方が大きくて、しばらくの間、携帯が鳴るたびにドキドキしていました。
でも、何件かの問い合わせに対応する中で、何となく慣れていき、最後には息子に使わせたいという方にお渡しすることができたのです。道具セットがまた、小学校の机の上に置かれて、使って貰えるのを想像して、嬉しくなりました。

そもそもアナログ人間で、デジタルも新しいこともどちらかと言えば苦手な私。ネットを使った新しいこと、やったことがないことには、余計にハードルを感じてしまいます。
でも、なぜ躊躇するのか、その原因を探ることで対処法を見つけられることもある。知らないから怖いと止めてしまうのはもったいないと思いました。
これからも、しっかりリサーチすることは忘れずに、新しいことにもトライしていきたいと思います。
この辺りで、バトンを岩田さんに渡します。

大阪府/安村典子 






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