学んでいるから完璧??
群馬の山本です。
羽木さんの揺れ動く気持ちは娘さんを思えばこそ。親心そのものだと感じました。私にも
同じ様な経験があり、その揺れに、そうだよねそうだよねと、一緒に揺れてしまいました。そして、そんななかでも「この子は大丈夫」と思った羽木さんの力強さにじ〜んときました。
私もたくさん揺れ動いた経験があります。失敗も山ほど。
ハートフルを学んで4年以上経ち、自分の変化を実感していた頃です。中学生になった息子たちと喧嘩もしないし、なぜか夫婦仲もよくなってきたなと、感じていました。ただ、息子たちが親離れをし始めているという実感があり、ちょっぴり寂しさを感じていました。
ところがある日、次男が「一緒に寝てもいい?」と言ってくるようになりました。私はもちろんOKしました。(嬉しさを隠して)とはいえくっついて寝るわけではないのですが、一緒の部屋で親子川の字の復活は幸せでした。まだまだ残暑厳しい頃だったので、エアコンの節約にもなるなと、のんきに考えていました。
そんなわけで私はルンルン過ごしていた頃・・・部活では代替わりをし、問題は静かに始まっていました。3年生が抜けて2年生の数名が威張ったり、嫌がらせをするようになっていたのです。
それは少しずつエスカレートして、ほとんどの1年生に対してされていました。私はまったく気付いていませんでした。そして、同じ部活の保護者から連絡をもらって知ることになりました。
とてもショックでした。息子はどうして話してくれなかったのかと悲しくなったり、気付けなかった、気付こうともしていなかった自分を責めたり、感情が激しく波打ちました。信じられない気持ちも大きかったですし、自分だけが幸せに思っていただけだったと一瞬で真っ暗な世界に入りました。
「ずっと学んでいたのに気付けなかった」
悲しみや悔しさ、自分ののんきさ、力のなさ・・とにかく全てを責めました。
2022年02月28日(月)
No.553
(日記)
ピンチが作った信頼の土台
兵庫の羽木です。
田中さんの「これがあるから今はできない、ということを一旦傍に置いて動いてみる」。石橋をたたいても渡らない私には耳が痛く、でも胸に響く言葉でした。私もまずはバケットリストを書いてみようかなと思いました。
今回は、娘のことで心に残っているお話を書いてみたいと思います。今はもう社会に出ている娘がまだ中学1年の時のことです。
娘は明るく活発、私立中学1年生というまったく新しい環境でも、友だち作りにもさほど苦労もせず、クラスでも部活でもすぐに仲の良い友だちができて、毎日楽しく通学していました。ところが3学期になってすぐのある日、帰ってきた娘がぼろぼろ涙を流して泣きだしました。聴くと、他のグループで外された子をかわいそうに思い、自分の仲良し3人グループに仲間に入れてあげたら、その子が他の二人に娘と喋らないように言って娘を外し始めたというのです。よくある女の子のもめごとにはあまり巻き込まれる子ではなかっただけに、ショックだったのかひどい落ち込みようでした。
2022年02月21日(月)
No.552
(日記)
バケットリストを覗いてみたら
大阪の田中です。
直接的なサポートではなく、自分を整えようという小林さんの視点にハッとしました。「元気でいてくれたらそれでよし」という言葉が胸に響きます。
しばらく前、ふとしたことから、バケットリスト(生きているうちに成し遂げたいことのリスト)を書いてみようと思いたちました。
私はあれもこれも興味をもっては、石橋を叩くどころか、あることも気づかずどんどん進んでいくタイプ。
小さなことでもいいから100個ぐらいかいてみよう!と意気揚々とノートに向かいました。ポンポンとやりたい事がでてきてテンポ良く書き始めましたが、次第にスピードダウン。今の私の成し遂げたい事は30個ぐらいでした。
そのなかのひとつに、障がい若者の居場所づくりの場所をみつける、というのがありました。
居場所づくりをやりたいと思ったのは、短大を卒業してから福祉作業所で働いていた時に、同じ歳の利用者さんが、家と作業所だけの往復になってしまうことに違和感を感じたのがきっかけでした。
2022年02月14日(月)
No.551
(日記)
自分のトリセツ
千葉の小林です。
山田さんがご自分のありのままを受け止めることで、価値観の違うご主人の優しさも受け入れる準備ができたとのこと。ありのままを受け止めるのは勇気が要ることですが、私も真似したくなりました。
ラストのたすきをしっかりと受け取りました。2年間、お疲れさまでした。
今日は、「自分のトリセツ」について書きたいと思います。
11月に前回のブログを書いたあとから、次に書くときは息子の2..
2022年02月07日(月)
No.550
(日記)
優しさとは・・・
東京の山田です。
本藤さんのご自身への手紙、そして「当たり前ということは何ひとつない」という言葉に私も今の自分を大切にしていきたいと改めて思いました。
さて、私は長男(中1)、次男(小1)の6歳差兄弟を育てる母です。そんな私の最近の息抜きといえば、コミック漫画を読むことです。本来ならドラマや映画もゆっくり一人で楽しみたいのですが、今の状況においては自分の世界にどっぷり浸かることもなかなか難しい。その点、漫画は場所や時間を選ばず便利。特に今はスマホアプリの無料版でも気軽に色々なジャンルの漫画が読めるので、自分の隙間時間で楽しむことができています。
最近もTVドラマ化で話題になっている原作漫画を、ちょっとした時間で夢中になって読みました。
主人公が事件に巻き込まれるたびに独特な蘊蓄を長々と語り、その語りによって事件が解決に向かうこともあれば、行き詰まっている人の心が救われるたりもする・・といった内容です。そんな漫画の世界ですが、私の感情が大きく揺さぶられる瞬間がありました。あるストーリーの中で主人公が次のようなエピソードを語った時です。
【父親を集めてある実験をしたそうです。簡単な計算問題か何かのペーパーを渡して1時間以内に解けと。そんなのはカンタンじゃん・・とやり始めたところに、数分おきに電話をかけたり、話しかけたり主催者側がジャマをするのだそうです。父親たちはだんだんイライラしてくる。結局誰も時間内に全問を解くことはできずに父親たちは怒り出した。「こんなにジャマされたら何もできない」そこで主催者が言ったそうです。「これが」「子育てをする母親たちの毎日なのです」達成感を味わえないその苦しみ。父親たちは黙ったそうです】
このエピソードはネット上でも子育てにまつわる興味深い話として取り上げられていたようです。実際は架空の実験のようですが、「わっ、まさに私が夫に言いたかったことだ・・」とかなり共感しました。そして自分では言葉にできなかった心の奥を承認してもらったような衝撃と安堵感を感じました。
2022年01月31日(月)
No.549
(日記)
時間を越えて、追憶とこれから
東京の本藤です。
中溝さんの「私は幸せになるために生まれてきたのだから。」という言葉にジーンと来ました。まさに私も自分のあり方をみつめ、自分の人生を生きたいと思っています。
先日、私宛てに一通の手紙が届きました。馴染みのある字体、見覚えのある挿絵の封筒。あぁ!これって自分宛てに書いたんだった!と懐かしくなりながらも、複雑な思いが湧き出てきました。
この手紙を書いたのはちょうど5年前のこと、どんな心情で何を書いただろうか…。記憶を辿ってもよく思い出せません。ただ明らかなのは、当時は自分にとって辛い時期だったということ。その記憶の扉を開けるのには勇気が要り、すぐに開けることができずに1週間が過ぎてしまいました。
当時の私は乳がんの闘病中。手術が終わって安心したのもつかの間、病理検査の結果を説明する主治医は「再発リスク」や「生存率」という言葉を頻繁に使い、そして「次の治療を選択するかどうかはあなたが決めていいから」との一言。その治療をしなければどうなるのだろうか…という不安に苛まれ、目に映るものが灰色になっていくような重い感覚を味わいました。
2022年01月24日(月)
No.548
(日記)
自分の畑を耕そう
千葉のなかみぞです。
「今の自分が頑張れることで生き生きする」。森屋さんの言葉に背中を押されました。親である前に一人の人間としてどうありたいか、考えてしまいました。
よく、「他人は変えられない、自分が変わらなきゃ」と言いますが、何だか今までの自分を全否定されているような、自分の足りない部分を責められているように感じます。いつも私なりに最善を尽くしてきたのに、これ以上どうすりゃいいのよと..
2022年01月17日(月)
No.547
(日記)
仕事と子育てについて、今思うこと
★★★★★
おかげさまで、このブログも10年目に突入しました。
この間、リレー形式で多くのハートフルコーチが自身の子育てや日常を執筆してきました。そこでこの節目に、過去に執筆したコーチが飛び入りで日記を綴りました。テーマは、仕事と子育て。以前、記した「生き生きしてる?」の続編ともいえる日記です。
そして、この日記を話のタネに読者同士で語り合う「第9回 オンライン ホッとカフェ」を2月に開催しました。当日の様子は「活動記録」でお読みいただけます。
★★★★★
神奈川の森屋です。
大下さんの「これからが、これまでを決める」は、今、私が感じている事そのもの!と受け止めました。
私は今、伊勢原市の子育て支援センターに勤務しています。
先月「子育てと仕事について」をテーマにおしゃべり会を開催した時、働きながら子育てをしている参加者の話を聞き、私は「過去の自分」と「今の自分」について向き合うことができました。
このコロナ禍で子育て支援センターの利用は予約制で、感染防止対策のためイベントも中止しているので、以前のような賑やかさはありません。それでも、私の目標である「子育て支援センターでハートフルセッション開催」は、昨年から「オンライン子育ておしゃべり会」として動き出しました。Zoomミーティングを使ったおしゃべり会では、参加者自身の気づきや子育てのヒントを得たり、悩んでいるのは自分だけではないとホッと安心したりする場になっています。
働く母親たちの様々な思いも聞きました。
「子育ては大変だけど、どうしてもこだわりたい事がある」「仕事にこだわりたかったが、子育てのために手放した」「子育て中なのに、やりたいことがあるからと仕事をしていてはいけないような気がする」
その声に、罪悪感に苛まれた過去の自分を重ねました。「お母さんが頑張っている姿を子どもはちゃんと見ているから!」と伝えながら、自分にも言い聞かせたような気がします。
2022年01月10日(月)
No.546
(日記)
これからが、これまでを決める
広島の大下です。
「いいことも、悪いことも、幸せのひとかけら」と受け入れて、前を向いている桜井さんの姿に励まされました。2022年、桜井家にとって素敵な1年になりますように。
今回は、昨年私がママ友とのやりとりで大きな失敗をし、その後、落ち込む気持ちが救われる言葉に出会ったことについて書こうと思います。
そのやりとりでは、明らかに私の配慮不足のせいで相手も自分も嫌な思いをしてしまいました。
2022年01月03日(月)
No.545
(日記)
いいことも、悪いことも、幸せのひとかけら
大阪の桜井です。
山本さんの「行っておいで」は、ずっと用意していた大切な言葉だったんですね。心の中で葛藤しながらも信じて任せる山本さんを私も見習いたいと思いました。
秋の始まりの頃、我が家のそれまでの平穏な生活が、すっかり変わってしまうことがありました。
遠方で寮生活をしている高校生の次男が友人関係のトラブルに巻き込まれて、寮を出ることになりました。親子ともに納得することができなくて、関..
2021年12月27日(月)
No.544
(日記)
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