やってみた! 家族会議
我が子を信じるお母様の態度から小さな鈴木さんがお母様との信頼関係やご自分の信念を築いていった過程を追体験させてもらって、私は親として子ども達に何を残せているだろう?と考えさせられました。
石川県の石垣です。さて、みなさんは【家族会議】をご存知ですか?
【家族会議】とは、問題を解決し、より楽しく快適に過ごすために家族みんなで開く話し合いのことだそうです。今日は我が家で始めた【家族会議】について書きたいと思います。
4月から6年生になる息子はとってもマイペースで、自分がやりたいこと以外はなかなか腰が上がりません。例えば、食べたお菓子の袋や、使い終わったマスクなど、ゴミ箱の場所や分別方法は分かっているのですが、捨てずにリビングの机や床、時にはソファーの下に散らかしているのです。他にも、制服は脱ぎっぱなし、脱いだ洋服が裏返ったまま洗濯籠に入っているなど、何度注意しても直らない行動の数々。
「またか…。」という失望とイライラが入り混じって、私は嫌味を言ったり、時には大きな声で感情的に怒っていました。温厚な夫も時には声を荒げてしまうほどの息子の行動に、夫婦共にほとほと困っていました。そこで、私は【家族会議】を開こう、と思ったのです。家族会議を知った当初は、話し合い学習が好きな息子にはいいかも!と思ったものの、「なんだか面倒くさそうだな…」と感じていて、2年越しの決心でした。
2024年04月01日(月)
No.665
(日記)
信じることの意義
バイアス=排除すべきもの、という感覚でした。しかし、瀧澤さんの日記を読んで、バイアスは自分自身のものの見方、ひいては価値観であり、それは気質や環境によって育てられた私そのもの。排除するのではなく、知ることが大切だなと思います。
インドネシアの鈴木です。
今回は、「子どもを信じることの意義」について書きたいと思います。
ここジャカルタでは、小学生は保護者の送り迎えが必須。
我が家は学校から徒歩5分の距離にあるため、ほんのわずかな時間ではありますが、息子と一緒に歩く時間は貴重なお喋りの時間。学校での出来事が消化しきれていない帰りの時間は、楽しかったこと、嫌だったことが感情のままに出てきます。
そんないつもの帰り道。息子が、
「先生がChatGPTを使わなかったか? って聞くんだよ」
と話すのです。
何ごとかと思ったら、その週の月曜日に提出したストーリーについて、「ChatGPTを使わなかったか?」と先生から尋ねられたとのこと。
息子が「使っていない」と答えたところ、先生は「そんな顔で私を見るんじゃないよ。確認したんだからね。両親とも話をする」と言っているようです。
2024年03月25日(月)
No.664
(日記)
バイアスとの向き合い方
チャウさんの日記を読んで、レジリエンスを育むことは人生を謳歌するために必要なことだなと改めて感じるとともに、ネガティブな感情に寄り添い受け止め言語化することを自分に対しても、周囲の大切な人に対してもしてきたかな、と振り返るよいきっかけになりました。
ついついネガティブな感情を避けようとしてしまいがちな私ですが、レジリエンスを育むチャンス到来と前向きに、寄り添い受け止めたいと思います。
タイの瀧澤です。
先日、大学のオンライン授業でバイアスについて話し合う機会がありました。バイアスとは思考や判断の誤り、歪みのことで、誰にでもあるものだそうです。
思考や判断を誤らせるバイアスに、私はネガティブなイメージを持っており、自らが持つ認知の歪みをなくしたいと意識して過ごしているつもりでした。にもかかわらず、その授業で行った確証バイアスの例を挙げるアクティビティや心はどこにあるかの問いについて考察し意見交換をした際に、自らが気付かないうちにバイアスをかけていたことに気が付かされるという体験をしました。
この体験をしてから、これは私の中でバイアスが発生していたのだな、と思った出来事がありました。
2024年03月18日(月)
No.663
(日記)
自分の感情に寄り添ってみたら
落合さんの日記を読みながら、私もカナダで長年暮らしている側の者として病院との関わりを振り返っていました。初期の頃、病院にいくのも恐る恐るで、ちゃんと症状を伝えられないのではないかと、辞書で調べて書き出してから病院に行っていたのを思いだしました。
おかげさまで出産を始めこれまで医療者の方々には親身にケアしていただき、今では信頼して通うことができています。相手はきっとわかると信じて、いろいろな表現で伝えようとしてくださること、本当にありがたいです。
カナダのチャウです。
保育や子どもに関わる仕事をしようとカレッジで学び始めて1年半が経ちました。学んでいくなかで、保育者として子どもをどのような対象として見るかという基本的なこどもの捉え方が、何度も繰り返しでてきます。それは、「子どもは有能で、複雑な思考ができ、好奇心旺盛で、可能性に満ちている」というフレーズです。
そして、元々このような存在である子どもたちにどんなカリキュラムや学びの環境づくりを用意できるのか、というのが私たち親や保育に関わる大人の在り方だと教わります。子どもにとっての学びは遊びの中にあるので、子どもたちが示す興味や関心をベースにそこから彼らの「面白いからもっと知りたい!」という自然な欲求を探求させてあげる環境づくりが必須と習います。
文はさらに、「子どもの家族は、有能で好奇心があり、豊富な経験をもった一人一人からなっており、保育者は、有能で、好奇心があり、豊富な経験がある」と続きます。このような見方を持った時はじめて、幼児期の子どもに、本当の意味でよい環境を用意することができるというのです。
実は、私はこれまでこの文言を読むたびに、どこか複雑な気持ちになっていました。
2024年03月11日(月)
No.662
(日記)
伝わるように、伝える
さいたまの落合です。
渡海さんの、「大発見をします。『本を読む事は、何通りもの人生を生きるという事だ』」の一節を読んだときに、何通りの人生の送る人からのメッセージを受け取ることができるんだと思い、世界が広がった感覚になりました。
助産師をしていると、嬉しいことにたくさんの方に会うことができます。そのなかには外国人の方もいらっしゃいます。コロナウイルスが蔓延した頃から、日本に住む外国人妊産婦さんに、NPOのスタッフとして月に1回程度、同じ国の言葉を使う人たちのグループごとに通訳さんと一緒にオンラインの相談に応じています。
先日、「やさしい日本語」(医療版)という研修をうけてきました。
「やさしい日本語」とは、難しい言葉を言い換えるなど、相手に配慮したわかりやすい日本語のことです。始まりは阪神淡路大震災で日本語を母国語としない方々の被災件数が多かったからだそうです。少しずつ普及し現在では漢字にルビを振ることや、「避難」と言う漢字を「すぐに、にげて!」わかりやすい言葉で表示しなおされるように工夫がされているとのことでした。
2024年03月04日(月)
No.661
(日記)
出会いがくれた学びの力
兵庫の渡海です。子供との関係を作るには、こちらが素直になること。それが子供たちの素直な反応となり、親を育ててくれる。岩田さんの言葉に、私も自分がまず素直になることの大切さを感じました。
今回私は、幼少期の出会いがきっかけとなり、私の人生を照らしてくれている「学び」について、考えてみようと思います。
奈良県の田舎に育った私は、遊ぶところも少なく、多くの時間を図書館で過ごしました。
そこには、大好きな司書のお姉さんがいて、私がウロウロしていると「何探しているの?」とか、「これおすすめだよ」と私が好きそうな本を教えてくれたり。「これ読んでください」と言えばいつでもニッコリ笑顔で答えてくれました。この司書のお姉さんのおかげで、私は図書館が大好きになっていました。
そしてこの図書館で、私はたくさんの本と出会い、たくさんの感情を味わい、たくさんの自分が知らなかった物事や事実を知ります。その中の一冊が、『トミーが三歳になった日』です。
壁の外を眺める可愛らしい男の子の表紙に、美味しそうな食べ物、綺麗な花の絵やおもちゃに惹かれ手に取ったこの本は、チェコにあったテレジーン収容所に隠されていたスケッチブックに解説が足され出版された、ユダヤ人画家の本でした。
2024年02月26日(月)
No.660
(日記)
10年越しのギフト
埼玉の岩田です。
安村さん、断捨離のツールゲットおめでとうございます。そして怖さを乗り越えてのトライのお陰で、使わなくなった物も再び陽の光を浴び、ハッピーなお話しでした。
私は、初めてコーチングが役に立った話を書きたいと思います。
「ママに頼ってばかりでいけないと思う。自立をしたいから一人暮らしをしたい」
と、昨年度から娘は一人暮らしを始めました。
その時の私は淋しい気持ちは多少ありましたが、娘が自分から家を出て行くと言ってくれたことに内心ホッとしました。いつも一緒に居ると娘ができることでもついつい手を出してしまい、本当に必要なことを分かってあげられていないと思ったからです。離れることで、分かることがあるだろうと、一人暮らしには大賛成でした。
2024年02月19日(月)
No.659
(日記)
捨てられない物
大阪の安村です。
平沢さんのご家族が一致団結して息子さんのアイテムゲットをサポートされていらっしゃったのが伝わって来ました。だからこそ、息子さんも不安を手放すことができたのだと思いました。
今回は、断捨離のツールをゲットするまでのことを書こうと思います。
私は、不要な物は出来るだけ家に置きたくないと思っています。それでも、なかなか捨てられない物もあります。
そのひとつは、子どもたちが使っていた道具類。
すでに成人している息子たちが、小中学生の頃に使っていた道具セット(裁縫、絵の具、習字)使わないのにずっと押し入れの中に置いてありました。
使わないけど、それぞれ使えないわけでもなく十分に使えそうな物。子どもたちがお世話になった道具セットです。捨てる気にはなれないでいました。誰か、使ってくれる人はないかと思うけれどその年頃の子を持つ知り合いもなく・・・。
2024年02月12日(月)
No.658
(日記)
アイテムを増やしてダンジョンクリア!
石垣さん。ご無事で何よりでした。いま目の前にある日常は、幸せに満ちていて、でも気づかない。足るを知り、感謝の気持ちを忘れずに過ごしたいと思います。
東京の平沢です。
現在、中学3年生の次男は、小学生の頃から不安症な傾向が強く、特に初めてのことをする・場所に行くとなると、気持ちが悪い、頭痛、腹痛、頻尿といった症状がよく現れました。なので、そうしたときは、事前にどんなことが起こりそうかシミュレーションして伝えたり、同行できれば一緒に付いていったりと、不安解消対策をこうじて過ごしていました。
中学校にあがり、初めてのことが多くなったからか、登校前に、「なんとなく気持ちが悪い」といった症状を口にするようになりました。けれども、「大丈夫! 学校に行けばよくなるよ。友達と話していたら大丈夫になるんでしょ?」と軽く受け止めて過ごしていました。実際、学校に行けば問題なく過ごして元気に帰宅してきたからです。また、私の中でも、「中学生になったんだから、親が心配しすぎるのもよろしくない。環境に慣れて、自分で対処できるようにならなくちゃ」という思いもありました。
2024年02月05日(月)
No.657
(日記)
「幸せ」の正体
鈴木さんの日記を読んで、私の中にある夫や子どもたちへの甘えに気が付きました。自分が変わることより自分は変わらずに自分のやり方や思いを押し通す方が簡単なので、特に心の余裕がない時は我を通そうとする私。気をつけていきたいと思いました。
石川県の石垣です。今年もどうぞよろしくお願い致いたします。
さて、2024年は思いがけない一年の始まりでした。元日に発生した能登半島地震で被害にあわれた皆様には、心よりお見舞い申し上げます。
石川県内に住んでいる私は家族と共に一時的に避難しましたが、幸いにも自宅の物がいくらか散乱するくらいで無事でした。
2024年01月29日(月)
No.656
(日記)
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