伝えよう。伝え合おう
群馬の山本です。
羽木さんのお母様への思い、しみじみと共感しています。ただ、息子たちが一人暮らしをするようになり、たまに帰って来る子どもを迎える側にもなった今、母としての気持ちと、娘としての気持ちを行ったり来たりしながら読みました。今度実家に行った時、母に少し優しく出来そうです。
さて今回は、子どもがまだ小さかった頃の夫の対応について、ばらしてしまおうと思います。ひどい対応は山のようにあって、私はよく怒っていましたが、時間薬のおかげでだいぶ薄れてきています。それでも思い出すのは、体調が悪かった時のエピソードです。
夕食がすんで、お風呂に入る時間が近づいてきましたが、私は体調が悪く、どんどん頭痛がひどくなっていました。もうダメだと思い、夫に息子たちのお風呂を頼みました。夫は快く引き受けてくれたのですが、返事はこうでした。
「いいよ。入れるから受け取ってくれる?」
2022年09月19日(月)
No.585
(日記)
母のアルバム
兵庫の羽木です。
「自分で選ぶ」ことを大切にしてあげる田中さんに見守られながら田中家の子どもたちが、まっすぐ成長していくことを確信と応援をもって読ませていただきました。
今回は母とのことを書いてみたいと思います。
6年前、母は脳梗塞で倒れ半身不随となりました。その上、以前から患っていた認知症が急速に進み施設に入りました。県外に住んでいる私は月に1度実家に帰るようになりましたが、日々通うことはできません。
施設に入るのに合わせてせめてと、母にアルバムを作りました。手元にある私のアルバムを引っ張り出して、1枚ずつ剥がしてスキャンし、1冊にまとめました。結婚後からですが、母の歴史です。施設に入ったばかりの頃の母は、まだ家族のこともわかり、今よりは記憶も意識もだいぶマシで、何度も見返していました。
母のために作ったアルバムでしたが、自分にとっても思わぬ効果がありました。
母に対する自分の抱える気持ちに折り合いがついたのです。
2022年09月12日(月)
No.584
(日記)
身をもって実感したこと,
大阪の田中です。
小林さんのブログを読んで、お産した時のことを思いだしました。陣痛がきてから我を忘れるほどの痛みのなかで不思議と不安にならなかったのは、助産師さんが受け止めていてくれたかもしれないと改めて感謝の気持ちになりました。まず、受け止める。私も日常のなかで実践したいところです。
今回は、中学二年生になる娘のことについて書きたいと思います。
娘はダウン症で知的に障がいがあります。最近は少しずつ聞き取れる言葉も増えてきましたが、発音が明瞭ではなく、身振り手振りを駆使しても、付き合いの長い関係でないと伝わらないことが今でもたくさんあります。
そんな娘が小学生のころの話です。
娘は小学校低学年から、放課後や休みの日に発達に特性のある子どもが利用できる、放課後等デイサービスを利用しています。
デイサービスから配られるカレンダーに、利用希望日にマルをつけて1ヶ月の利用日が決まるのですが、あるときカレンダーにマルをつけながら、ふと、娘のスケジュールを私が勝手に決めていいものかと思いました。
2022年09月05日(月)
No.583
(日記)
まず、受け止める
千葉の小林です。
チャウさんがお嬢さんと一緒になって楽しんだことで、お嬢さんの水への恐怖心も和らいでいったんですね。「こうしなければ」という思いを捨てて、一緒に楽しむことを私も実践していきたいなと思いました。
今日は、助産師の仕事をしていて、最近気付いたことを書いてみたいと思います。
赤ちゃんを産むのは、男性には耐えがたい痛みといいます。陣痛中に腰を擦りながら、産婦さんの訴えに耳を傾けます。
「痛いよ〜」「もうやだ〜」「無理〜」「助けて〜」いろんな訴えを産婦さんが発してくれます。
そんな時、私は極力励ましていました。「赤ちゃんも頑張っていますよ!」「あと〇時間くらいで産まれるよ!」など、どうにか頑張って欲しいという思いです。
でも、それで頑張れる人もいますが、陣痛に苦しみながら顔を横に振る人もいます。
「そんなこと言われても無理・・」きっとそんな気持ちだったのかもしれません。
2022年08月29日(月)
No.582
(日記)
水の恐怖克服!
落合さんが、自分の思いに執着するのをやめて愛猫ちゃんたちの思いに寄り添い始めたあたりから心が通い始めたエピソードを読んで、変えることができるのは本当に自分自身だけなんだなと改めて思いました。
カナダのチャウです。
夏休み真っ只中、こちらカナダのオンタリオ州でも8月は蒸し暑くなります。庭にプールのあるお宅も多く、9歳の娘はこれまでもよく夏休みにお友達の家のプールに誘われていました。しかし水が..
2022年08月22日(月)
No.581
(日記)
相手は変えられない
★★★ 第11回 オンライン・ホッとカフェのご案内 ★★★
【日時】2022年8月27日(土)10〜12時
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【方法】オンライン(ZOOMを使用します)
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「話してスッキリした」「思いがけないヒントを得た」と好評のオンライン・ホッとカフェ。
夏のカフェで話題にする日記は、子どものしつけに手を焼いた日々を振り返った 「カレーにするか、にんじんにするか」です。
この日記を読んでさらに知りたくなったことがある方。
「しつけ」に悩んでいる方。
子どもに任せたいのに・・・と思ったことのある方。
菅原裕子や執筆コーチたちと、聞きたくなったこと、話したくなったことを、気軽に語り合いませんか?
★★★
渡海さんの、頑張れ! 青春男子!が聞こえてきて、つい画面に向かって「頑張れ! 青春男子!」とつぶやいた埼玉の落合です。
今回は我が家の娘猫たちの話です。
「飼い主にベタベタ。かわいい猫差し上げます」と6年前、職場の最寄り駅をすぐ出たところの電柱に張り紙があるのを見つけ、我が家の子どもとして迎えることに決めました。
張り紙にある「飼い主にベタベタ」。この言葉を見た途端、子どもの頃に私に懐いていた大好きだった猫との生活を思い出され、私の脳の中で猫との妄想生活が広がっていきました。
どんな名前にしようか、餌の置き場はどこにしようか、抱っこしてほしいとせがむようにすり寄り、ゴロゴロと喉を鳴らし膝の上で眠ってくれる昔の愛猫のイメージを膨らませ、どこにケージを置こうなどと、まるで赤ちゃんを迎える夫婦の気分とはこんな感覚なのだろうと胸を躍らせていました。
猫たちを迎えた当日、保護団体の方が我が家の玄関で猫が入っていたバスケットを開けると同時に、生後約2か月の子猫が勢いよく飛び出し四方八方へ逃げ回りあっという間にどこかに消えて行ってしまいました。
準備していたケージには入らずに…。
2022年08月15日(月)
No.580
(日記)
思春期男子の涙
★★★ 第11回 オンライン・ホッとカフェのご案内 ★★★
【日時】2022年8月27日(土)10〜12時
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ある日の泣き笑い日記を題材に語り合う、季節ごとの恒例「オンライン・ホッとカフェ」。
夏のカフェで話題にするのは、子どもに声を荒げ、自己嫌悪に陥った日々を振り返った 「カレーにするか、にんじんにするか」です。
この日記を読んで感じたことや知りたくなったことがある方、
子育てや自己成長のヒントを探している方、
ふと立ち止まって、ひと息入れたい方。
お気軽にお立ち寄りください。
菅原裕子と執筆コーチたちがお待ちしています。
★★★
兵庫の渡海です。
岩田さんと、お母様とのエピソードに、親は子どもになんと影響を与えるのか。親と子どもの境界を大切にしたいと思いました。
今回は思春期真っ只中、高校2年生息子の涙と、葛藤について綴ってみようと思います。
小学5年から中学3年まで不適応を繰り返し、七年間学校生活を安定して送れなかった息子が、自ら選択した希望の高専・機械科に昨春入学し2年生となりました。それまでの不安定な生活が嘘のように、自分の足で自分の人生を爽やかに軽やかに歩き出した姿に、親として彼の成長を眩しく頼もしく思えた高校一年目が終わりました。
2022年08月08日(月)
No.579
(日記)
時を超えた想い
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【日時】2022年8月27日(土)10〜12時
【参加費】無料
【方法】オンライン(ZOOMを使用します)
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季節ごとの恒例、「訊いてスッキリ&話してスッキリ」のオンライン・ホッとカフェ。
夏のカフェで話題にする日記は、6月20日掲載の 「カレーにするか、にんじんにするか」です。
子どものしつけに思い悩んだ日々からの脱出を綴ったこの日記を読んで、訊きたくなったこと、話したくなったこと、思い出したことのある方。
菅原裕子や執筆コーチたちとざっくばらんに語り合いませんか?
★★★
埼玉の岩田です。
安村さんが息子さんのやりとりを通して、「これは誰の問題?」と息子さんを尊重する選択を配慮した母としての愛の深さを感じました。私の場合、母と子はいつも一括りのような気がして切り離すことの難しさを痛感していました。
先日母から手紙が届きました。「お母さんが入るお墓について探しているけれど、どうしたら良いか分からない。こんなことを考えたら怒られるかもしれないけど・・あなたの家の近くに樹木葬をやってくれるところをインターネットで見つけたので行って見てきてくれない?」といった内容でした。今まで母から何通の手紙を受け取ってきたかしれません。母は私に面と向かって言いにくいことがあると手紙で伝えてきます。
私が中学生の頃だったでしょうか、初めて?反抗して自分を主張した翌朝、2階の私の部屋から1階のリビングへ向かう階段の途中に手紙がそっと置かれていました。
2022年08月01日(月)
No.578
(日記)
お気に入りのリュック
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【日時】2022年8月27日(土)10〜12時
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【方法】オンライン(ZOOMを使用します)
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日記を読んだ後の「もうちょっと聞きたい」「誰かと話したい 」を叶える場、それがこのホッとカフェです。
今回、話題にする日記は、6月20日掲載の 「カレーにするか、にんじんにするか」。
子どもをしつけられていないのは自分のせいと悩んだことのある方、
子どもに怒りをぶつけてど自己嫌悪になったことのある方、
子どもに任せたいのにうまくいかないという方。
菅原裕子や執筆コーチたちと語り合って、一歩前に進むヒントを持ち帰りませんか?
★★★
大阪の安村です。
「圧倒的に愛されていました」の言葉に、私は愛されたとは思っているけれどそこまでは・・・、子ども達は、どう思っているのだろうかと思いを巡らせました。
秋岡さんの素敵な話とはかけ離れた・・・、この時期になると思い出す反省エピソードを書こうと思います。
夏休み終盤、「読書感想文、どう書いたらいいか分からないから、見てくれない?」と、小1の息子から言われました。小さ頃から塾の宿題のサポートをしていたので、いつもの感じで「いいよ。」と答え、いざ、息子の感想文を読むと・・。
文末が、こんなに「です。」「ます。」ばかりだと何だか単純な感じがする。ここはどう思ったのかをもっと、伝わるように書かないと!とか、改善点ばかりに目が行ってしまい、書いてある文章を読んだだけで、添削し始めてしまいました。
2022年07月25日(月)
No.577
(日記)
父からのギフト
神奈川の秋岡です。
山本さんの書かれた言葉から強い「生きる」を感じ、私も自分の人生を生きようと改めて思えました。貴重なお話とその心情を共有いただいたこと、とてもありがたく感じています。
さて、今回は父のことを書いてみたいと思います。
父は、私が13歳の春に、50歳で急逝しました。職場で倒れて1日半で帰らぬ人となってしまい、あまりにも突然の出来事に当時の自分は受け止められず、1ヶ月くらいは周囲が不審がる程に変わらず過ごしていたようです(その後に大変な悲しみの時期が来るのですが)。なので、私の記憶の父は小学生時代に集中しています。
そんな限られた期間ですが、父との思い出は本当に楽しいものしかありません。
当時は社会全体が週休1日でしたから、メーカーに勤務していた父の休日は日曜日だけ。それでも毎週日曜日は父と出かけ、むしろ床屋などの父の用事にすべて私は連れていかれていました(もしかしたら家事が好きな母が連れ出してと言っていたかもしれませんが)。夕方になるとキャッチボールやバドミントンなど一緒に遊んでくれていましたし、私が友達の家に行くというとわざわざ車で送り迎えをしてくれていました。
自分が親になって子どもと日々を過ごすようになって、父が私にいかに多くの時間とエネルギーを費やしてくれていたか、身に染みて感じます。
2022年07月18日(月)
No.575
(日記)
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