あの時の感覚を思い出して
埼玉の岩田です。
「お母さんは聞いてない・・」、私も何度も言われた言葉です。日々の仕事に追われているなかで手を止めてしっかり子どもの方を向いて聞くのは至難の業です。安村さんご自身がお子さんたちに歩み寄る姿がとても素敵だと思いました
私がハートフルセッションのテーマ「愛すること」を頭に思い浮かべたときに、真っ先に浮かんでくるのは家の向かいのおばあちゃんとの思い出です。
今回は、私にとって不..
2022年10月10日(月)
No.588
(日記)
こっちを向いてよ
大阪の安村です。
秋岡さんのお話から、子どもの習い事とその時のやり取りを反省しつつ、思い出しました。
私には、もう大人の息子が三人います。
上が高校生、真ん中が中学、一番下が小学校高学年の頃、息子達からの言葉で気付かされたことを書こうと思います。
場面は違うけれど、3人から同じように何度となく言われた言葉。
それは、「お母さんは、聞いてない!」です。子どもたちの話の内容は、学校の話や、ゲーム、友達の話など、様々。
聞き取れなくて、聞き返したりすると「お母さんは聞いてない!」とよく言われていました。
言われる度に、何を言ってるの!?
私は、一生懸命、聞こうと思っているし、聞いている。聞く気があるから聞き返したりするんじゃない!
そもそも、料理を作っていて換気扇を回している所で、急に話しかけられても全部を聞き取れる訳ないじゃん! と、子どもの話しかけてくるタイミングのせいにしたり、聞いているけれど聞き取れないことだってあるでしょ! と開き直ってみたり。
お母さんは聞いてないと言われても、自分としては、一生懸命聞いているという気持ちの方が強くて、子どもの言葉を真摯に受け止められてはいませんでした。
ただ、聞いてないと責められるのは、何だか嫌だし、どうにか出来ないかなとは思っていました。でも、どうしたらいいのか分からないまま、聞き返しては、「聞いてない!」と、文句を言われる状況が続いていたのです。
2022年10月03日(月)
No.587
(日記)
習い事から考えること
神奈川の秋岡です。
母親としての役割を背負って、配偶者への不満を閉じ込めた山本さんのかつての場面が自分のことのように蘇ってきました。でも相手を改めて見つめなおすと関係性が発展するのですね。
さて、私は子どもの習い事に関して最近見つめなおし、巡らせた思いについて書いてみたいと思います。
以前から、息子・娘の友達を見ていて、保育園の頃からたくさんの習い事をしている子がいるなと感じます。1週間の予定がびっしりと詰まっていて、いつ友達と遊んだり、ぼーっとしたりするのだろうと勝手に心配してしまうくらい。多くは親の「将来のために、この習い事を子どもにさせよう」という焦りにも似た選択から始まっているのだろうなと感じることが多々あり、親が子ども自身の意志や主体性を奪ってしまっていないのだろうかと、おせっかいにもその親子関係が気になったりしていました。
しかし、翻って最近の自分を見てみるとどうだろうか。小学4年生の娘はこれまで続けてきた体操、エレクトーン、ダンスを一つもやめずに、今年から週3日ある塾に通い始め、結局私も、子どもの毎日を習い事で埋めてしまっていることに気づきます。
塾に通い始めた前後に、何度も「ゆっくりした曜日を作るためにどれかをやめようか。」と娘に提案してはきたものの、「好きだから全部続けたい!」の一点張り。なのに、最近娘はたまに周囲の人に軽く冗談めいて「習い事が毎日あって忙しいんだよ!」と言う時があります。本当はやめたいのか、いや続けたいのか、娘の真意がわからなくなります。これは娘が意志をもって主体的に選んできた健全な状態なのだろうか、と自分自身のこれまでの子どもへの関わり方に不安を覚えるようになってきました。
2022年09月26日(月)
No.586
(日記)
伝えよう。伝え合おう
群馬の山本です。
羽木さんのお母様への思い、しみじみと共感しています。ただ、息子たちが一人暮らしをするようになり、たまに帰って来る子どもを迎える側にもなった今、母としての気持ちと、娘としての気持ちを行ったり来たりしながら読みました。今度実家に行った時、母に少し優しく出来そうです。
さて今回は、子どもがまだ小さかった頃の夫の対応について、ばらしてしまおうと思います。ひどい対応は山のようにあって、私はよく怒っていましたが、時間薬のおかげでだいぶ薄れてきています。それでも思い出すのは、体調が悪かった時のエピソードです。
夕食がすんで、お風呂に入る時間が近づいてきましたが、私は体調が悪く、どんどん頭痛がひどくなっていました。もうダメだと思い、夫に息子たちのお風呂を頼みました。夫は快く引き受けてくれたのですが、返事はこうでした。
「いいよ。入れるから受け取ってくれる?」
2022年09月19日(月)
No.585
(日記)
母のアルバム
兵庫の羽木です。
「自分で選ぶ」ことを大切にしてあげる田中さんに見守られながら田中家の子どもたちが、まっすぐ成長していくことを確信と応援をもって読ませていただきました。
今回は母とのことを書いてみたいと思います。
6年前、母は脳梗塞で倒れ半身不随となりました。その上、以前から患っていた認知症が急速に進み施設に入りました。県外に住んでいる私は月に1度実家に帰るようになりましたが、日々通うことはできません。
施設に入るのに合わせてせめてと、母にアルバムを作りました。手元にある私のアルバムを引っ張り出して、1枚ずつ剥がしてスキャンし、1冊にまとめました。結婚後からですが、母の歴史です。施設に入ったばかりの頃の母は、まだ家族のこともわかり、今よりは記憶も意識もだいぶマシで、何度も見返していました。
母のために作ったアルバムでしたが、自分にとっても思わぬ効果がありました。
母に対する自分の抱える気持ちに折り合いがついたのです。
2022年09月12日(月)
No.584
(日記)
身をもって実感したこと,
大阪の田中です。
小林さんのブログを読んで、お産した時のことを思いだしました。陣痛がきてから我を忘れるほどの痛みのなかで不思議と不安にならなかったのは、助産師さんが受け止めていてくれたかもしれないと改めて感謝の気持ちになりました。まず、受け止める。私も日常のなかで実践したいところです。
今回は、中学二年生になる娘のことについて書きたいと思います。
娘はダウン症で知的に障がいがあります。最近は少しずつ聞き取れる言葉も増えてきましたが、発音が明瞭ではなく、身振り手振りを駆使しても、付き合いの長い関係でないと伝わらないことが今でもたくさんあります。
そんな娘が小学生のころの話です。
娘は小学校低学年から、放課後や休みの日に発達に特性のある子どもが利用できる、放課後等デイサービスを利用しています。
デイサービスから配られるカレンダーに、利用希望日にマルをつけて1ヶ月の利用日が決まるのですが、あるときカレンダーにマルをつけながら、ふと、娘のスケジュールを私が勝手に決めていいものかと思いました。
2022年09月05日(月)
No.583
(日記)
まず、受け止める
千葉の小林です。
チャウさんがお嬢さんと一緒になって楽しんだことで、お嬢さんの水への恐怖心も和らいでいったんですね。「こうしなければ」という思いを捨てて、一緒に楽しむことを私も実践していきたいなと思いました。
今日は、助産師の仕事をしていて、最近気付いたことを書いてみたいと思います。
赤ちゃんを産むのは、男性には耐えがたい痛みといいます。陣痛中に腰を擦りながら、産婦さんの訴えに耳を傾けます。
「痛いよ〜」「もうやだ〜」「無理〜」「助けて〜」いろんな訴えを産婦さんが発してくれます。
そんな時、私は極力励ましていました。「赤ちゃんも頑張っていますよ!」「あと〇時間くらいで産まれるよ!」など、どうにか頑張って欲しいという思いです。
でも、それで頑張れる人もいますが、陣痛に苦しみながら顔を横に振る人もいます。
「そんなこと言われても無理・・」きっとそんな気持ちだったのかもしれません。
2022年08月29日(月)
No.582
(日記)
水の恐怖克服!
落合さんが、自分の思いに執着するのをやめて愛猫ちゃんたちの思いに寄り添い始めたあたりから心が通い始めたエピソードを読んで、変えることができるのは本当に自分自身だけなんだなと改めて思いました。
カナダのチャウです。
夏休み真っ只中、こちらカナダのオンタリオ州でも8月は蒸し暑くなります。庭にプールのあるお宅も多く、9歳の娘はこれまでもよく夏休みにお友達の家のプールに誘われていました。しかし水が..
2022年08月22日(月)
No.581
(日記)
相手は変えられない
★★★ 第11回 オンライン・ホッとカフェのご案内 ★★★
【日時】2022年8月27日(土)10〜12時
【参加費】無料
【方法】オンライン(ZOOMを使用します)
【お申し込み】 https://ssl.form-mailer.jp/fms/cfefe9db748100
「話してスッキリした」「思いがけないヒントを得た」と好評のオンライン・ホッとカフェ。
夏のカフェで話題にする日記は、子どものしつけに手を焼いた日々を振り返った 「カレーにするか、にんじんにするか」です。
この日記を読んでさらに知りたくなったことがある方。
「しつけ」に悩んでいる方。
子どもに任せたいのに・・・と思ったことのある方。
菅原裕子や執筆コーチたちと、聞きたくなったこと、話したくなったことを、気軽に語り合いませんか?
★★★
渡海さんの、頑張れ! 青春男子!が聞こえてきて、つい画面に向かって「頑張れ! 青春男子!」とつぶやいた埼玉の落合です。
今回は我が家の娘猫たちの話です。
「飼い主にベタベタ。かわいい猫差し上げます」と6年前、職場の最寄り駅をすぐ出たところの電柱に張り紙があるのを見つけ、我が家の子どもとして迎えることに決めました。
張り紙にある「飼い主にベタベタ」。この言葉を見た途端、子どもの頃に私に懐いていた大好きだった猫との生活を思い出され、私の脳の中で猫との妄想生活が広がっていきました。
どんな名前にしようか、餌の置き場はどこにしようか、抱っこしてほしいとせがむようにすり寄り、ゴロゴロと喉を鳴らし膝の上で眠ってくれる昔の愛猫のイメージを膨らませ、どこにケージを置こうなどと、まるで赤ちゃんを迎える夫婦の気分とはこんな感覚なのだろうと胸を躍らせていました。
猫たちを迎えた当日、保護団体の方が我が家の玄関で猫が入っていたバスケットを開けると同時に、生後約2か月の子猫が勢いよく飛び出し四方八方へ逃げ回りあっという間にどこかに消えて行ってしまいました。
準備していたケージには入らずに…。
2022年08月15日(月)
No.580
(日記)
思春期男子の涙
★★★ 第11回 オンライン・ホッとカフェのご案内 ★★★
【日時】2022年8月27日(土)10〜12時
【参加費】無料
【方法】オンライン(ZOOMを使用します)
【お申し込み】 https://ssl.form-mailer.jp/fms/cfefe9db748100
ある日の泣き笑い日記を題材に語り合う、季節ごとの恒例「オンライン・ホッとカフェ」。
夏のカフェで話題にするのは、子どもに声を荒げ、自己嫌悪に陥った日々を振り返った 「カレーにするか、にんじんにするか」です。
この日記を読んで感じたことや知りたくなったことがある方、
子育てや自己成長のヒントを探している方、
ふと立ち止まって、ひと息入れたい方。
お気軽にお立ち寄りください。
菅原裕子と執筆コーチたちがお待ちしています。
★★★
兵庫の渡海です。
岩田さんと、お母様とのエピソードに、親は子どもになんと影響を与えるのか。親と子どもの境界を大切にしたいと思いました。
今回は思春期真っ只中、高校2年生息子の涙と、葛藤について綴ってみようと思います。
小学5年から中学3年まで不適応を繰り返し、七年間学校生活を安定して送れなかった息子が、自ら選択した希望の高専・機械科に昨春入学し2年生となりました。それまでの不安定な生活が嘘のように、自分の足で自分の人生を爽やかに軽やかに歩き出した姿に、親として彼の成長を眩しく頼もしく思えた高校一年目が終わりました。
2022年08月08日(月)
No.579
(日記)
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